2012年5月2日水曜日

関越自動車道のバス事故を考える

すでに、古いニュースとなるがだが、新聞やテレビの報道を見ると、一人しか運転者が乗車してなかったことが最大の原因となっているようだ。後から、実は運転手が帰化中国人であって、取り調べは通訳を通しているなどと言うこともわかってきている。本当の原因がなんだったのかだんだんと明らかになっていくのだろう。

だが、私が現場を見て思ったのは、バスがまるでバターナイフで切られたようになっていることだった。なぜにこのような感じにバスが切られてしまったのか? バスがカードレールにぶつかったり、防壁にぶつかったりしてもそれが車内に入ってくるなどと言うことは通常では考えられない。ネットを調べると個人ベースでは、この点を指摘している所もあるだが、いわゆるマスコミではそのような報道はなされていないようだ。

そして、車両が取り払われた跡を見て、その疑問はますます深まった。バスが止まっていた場所の直前まで道路脇は低いカードレールで、その後ろは丘のように土が盛ってある。そして、ガードレールが終わり、突然に防音壁になっている。過去の写真を見ると、そこは、まるで高い塀のエッジ状態になっている。いわばカンナの刃先の様な感じなのだ。通常であれば、エッジ部分をとがらせないようにする必要があったのでは無いかと思えてならない。

確かに居眠り運転は良くないだろう。しかし、人間のすることだ。100%完璧ということは無い。もしも、居眠りで車が車道から外れた場合に、今回のようなひどい事故にならないように、それこそ原発ではないが、考慮すべきだったので無いかと思える。私のような素人でさえ思うことなのだから、当然ながら道路を作る専門家達は気づいてしかるべきだったのでは無いか。

事故調査でこの部分も掘り下げて検証される事を望みたい。



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