2010年1月13日水曜日

WACOX H-1 フロントディスクブレーキ分解

フロントディスクブレーキが、クリーナーで洗浄しても数日でギリギリと鳴くので、分解してパッドのエッジを削ってみることにした。
まずは、キャリパーのネジ2つを緩めておく。ネジはかなりきつく締めてあるので、フロントフォークから外してからでは、緩めるのは難しい。因みに、ネジは5mmの六角メスだ。(余談だが、今まで軍手を使っていたが、作業専用手袋と腕カバーを近所のディスカウントストアで購入した。どちらも、なんと99円。とても作業がやりやすくなった。お勧めする。)
次に、フロントフォークへの取り付けボルトを、12mmのボックスレンチで緩めて外す。
内側は、こんな感じになっている。
次に、最初に緩めておいた、六角ボルトを緩めて引き抜く。

内側のパッドから静かに取り出す。同様に外側のパッドも外す。

エッジをヤスリで削って面取りする。

こんな感じだ。
未処理との比較。すべての面と中のスリットのエッジもすべて削ったら。キャリパー内部や、パッドの裏側を布で綺麗に清掃する。さらに、パッド表面をブレーキクリーナーを吹いて表面の汚れを取る。また、ゴム部分には、シリコングリースを少量塗る。さらに、パッドの裏に当たるポッドにも通常のグリスを塗る。
後は、また、元のように組み付けていく。


組み終わったら。早速試乗。だいぶ鳴きは静かになったが、ブレーキークリーナーをかけたときも、数日で元に戻ったので、様子を見る必要があるだろう。だが、もう平日は乗ることはない。