新たなデジタルカメラを購入した。
激安ショップのイートレンドで、\9.980円(送料無料)で販売しているCASIOのEX-FR10という変わったカメルラだ。
カメラの詳細はこちらを参照いただきたい。
http://casio.jp/dc/products/ex_fr10/
http://www.e-trend.co.jp/items/968382
\11,976でも安いと思うが、なぜかその下にも同じ商品があり、こちらは\9,980となっている。よくわからないショップだが、ちゃんと注文できて商品も送られてきた。
こちらがそのパッケージ。箱にはオレンジ色になっているが、
中身は、ホワイトだ。
これが、中身全部だ。それにしても安い。クオリティはさすが日本メーカーだ。しっかりしていて、SJCAMなどの中国製とはだいぶ違う。何しろ防水カメラだし。
こちらが本体というかモニター部分。かなり小さい。2インチというかなり小さい液晶モニタと、シャッター、録画ボタンなどが付いている。
カメラ部分。こちらにも、シャッターや録画ボタンが付いている。さらに、microSDカードスロットもある。
裏側。
金具は180度曲げられるようになっている。
その蝶番部分には、ストラップホルダーが2つ付いている。
本体の側面にスロットが開いている。
ここに、カメラ部分の金具を差し込む。
そして、奥まで差し込むとロックされて外れなくなる。
カメラ部分は折り曲げて、前向きにすることもできる。カメラらしいスタイルだが、かなり分厚くもある。
正面から。
このように、持って白いシャッターを押す。なお、電源ボタンは本体とカメラ部分両方にそれぞれあるので、それぞれ電源を入れなくてはいけないのは少々面倒ではある。
カメラ部には、録画ボタンの横に[FREE]というスライドスイッチがある。これは、カメラの金具をリリースするスイッチになっている。
このボタンを押すと、白い枠部分を90度まで回転させることができる。上下方向は、自動的に判断されるので、90度回転できれば、カメラを180度好きな向きで撮影できる。ただし、45度はだめで90度単位となる。
白い枠と一体になった金具部分は、リリーススイッチで外すこともできる。
小さなフードが付属する。プロテクターにもなっていているので、私はこれを常用することにした。
初めから付いているプロテクターリングを回転させて外し、
同じように回転させて取り付ける。
これは、三脚取りつけのねじだ。カメラ部にも本体にも三脚穴はない。これがその代わりだ。
カメラ部分にこのようにして三脚ネジに止める構造。
試しに、小型の三脚に付けてみた。
このように合わせて、
三脚ネジで固定する。
カメラ部には、カードスロットがある。
microSDXC対応だ。64GBまでとなっている。
試しに手持つの64GB microSDXCを入れてみた。当然だが認識された。
反対側には、microUSB端子もある。これで、充電やファイルの転送を行う。
充電してみた。
付属のストラップ。
このようにカメラ部に付ける。
オプションのベルトも購入してみた。
伸縮するゴムベルト。
本体同様のスリットが付いていて、
ここにもカメラ部分だけを差し込む。360度回転するので向きは自由に変更できる。
腕に付けてみた。買っては見たものの、あまり使い勝手は良くない。不格好だし、意外に邪魔だ。もう少し長いものと2つ付いていて、これは短いほう。長いほうは、頭に付ける用途だ。
カメラ部分がウエアブルカメラとしては大きいので、頭に付けるとかなり不格好だ。
いつもの植物を撮ってみた。このサイズだとまずまずに見える。
が、一部を等大で切り出してみると、かなり塗り絵のような画像だ。ノイズの多いCMOSセンサーのようだ。実際そうなのだが。
そして、ケーキを撮ってみた。あまりうまそうではない。
まあ、このカメルラは、美しい画像を撮るためのカメラではない。ズームもない。画角は21mmと比較的広角だ。セルフィーで撮るのにちょうどいい画角となっている。
このカメラの最大の特徴は、カメラを置いて撮影するときに、離れていても液晶の付いた本体が分離できるので、撮影される画像を確認しながらシャッターが切れるという事だ。
カメラと本体は一体化しているときにも、Bluetooth接続でつながっていて物理的には接続されない仕組みだ。なので動作中でも簡単に分離して、カメラ部分を手にもっり、セルフィー棒などで自撮りが簡単にできる。
いままで家族旅行などでは、私が主に撮影していたので、私自身は写らないことが多かったが、これでドアップにはなるが皆で写せるようになる。
そして、私のこのカメルラの購入動機は、ライフログ用としてだ。つまり、タイムラプスモードで、カメラを一定間隔で常時撮影しておくというものだ。
例えばツーリングなどでも、バイクに乗っているときも、降りている時もだ。
そのためには、タイムラプスでどの程度バッテリーが持つかが気になる。ちなみにメーカーの仕様では、動画は1時間ほどしか撮れないようだ。撮影枚数は、255枚となっていた。
購入してからすぐに満充電して、タイムラプスモードで一晩連続撮影してみた。
すると、驚いたことに、カメラ部分は7時間、本体部分は殆どバッテリーを消費しなかった。
7時間も連続撮影できれば、ほぼ1日持つという事だ。しかも、バッテリーで充電しながらの撮影もできた。これは、使えそうな気がしている。
ちなみに、タイムラプス撮影では、ファイルサイズが小さくなっている。通常撮影では、14M(4,320x3,240ドット)が最大の撮影サイズだが、タイムラプスモードでは、3M(2,048x1,536ドット)になる。
使ってみて思ったが、カメラ部分は単焦点だがオートフォーカスがやや遅く、広角の割にピンボケができやすい感じだ。
また、タイムラプスのインターバルタイムは、最小が15秒となっている。やや長すぎる気がする。できれば、5秒、少なくとも10秒程度だと良かった。
とにかく、私は購入して良かったと思っている。1万円以下のカメラとしては防水という点だけ取っても、十分だ。そのうえカメラ部分が分離するというギミックが素晴らしい。その上タイムラプスモードで7時間も連続撮影できるというのは素晴らしいバッテリーの持ちだ。
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