これが届いていたスクリーン。
中身。思った以上に長い。説明書も付いている。
色は薄いスモークだ。
可変フラップ部分。動きは以前のBandit 1250SについていたMRAと比べると、弱々しい感じ。動かしてみたが、思ったように変形できない。正直に言って、価格的に見ると質が悪い気がした。
説明書は図解いりで分かりやすい。だが、これを見ると可変フラップ部分は自分で取りつけることになっている。しかも、穴あけしてだ。ドリルなどを持っていないと面倒な作業となる。そのためなのか、ねじ類の入った袋が切ってあった。もしかすると、日本で売るときにあらかじめフラップを取りつけて出荷しているのかもしれない。
取り付け前に、説明書を読まない質(タチ)なのだが、バイク屋の店長に脅されたので、よく読んで理解してから取り付け作業にはいることにした。だが、この説明どうりなら、なんら難しくはない感じだ。
取りつけの部品。ゴムの中に金具の雌ねじが入っている。おそらく、穴にこの部品を入れてねじを回すと、ゴムが縮んで膨らむことで固定されるのだろう。
その上に付けるスペーサー。
これが純正のシールド。
どんな感じか、当ててみたが、15cmから20cmも長い。
それでは、意を決して純正シールドを外す。4つのヘクサネジで止められているので、それを緩める。
ネジを外したら、後は力いっぱいシールドを引っ張って外す。ところが、これがとんでもなく大変だった。出ているゴムの取り付け具を見ると分かるが、ねじ込まれることで膨らんでいて、そう簡単には外れないのだ。
どうしても一つだけ外れずに、ドライバーでこじったので少し切れてしまった。この部品は再利用は難しいかもしれない。ということは、頻繁にシールドを取り外すようなことはあまりできないという事だろう。
シールドを外した後。このメーターカバーは本当に単なるカバーで強度はあまりない。こんなところにシールドを付けているなんてちょっと信じられない。PCXでも、シールドは金属のフレームに取りつけていたのに。こんなところに、20cmも長いスクリーンを付けて大丈夫だろうかと、不安がよぎる。
だが、ここまでやって、やめるわけにもいかないので、作業を続ける。ゴムのナットを差し込む。
こんな感じだ。
そして、上に長いスペーサー兼止めネジを、下には短いものをねじ込む。取り付けたボルトを引っ張ってみるとメーターカバーがべこべこと少し浮いてしまう。
後は、シールドをかぶせてネジで止めるだけだ。意外に簡単だった。スモークだが、ほとんどクリアに近い。
前から見た感じ。やはりかなりの高さだ。これは防風効果は大いに期待できるだろう。
バイクにまたがってみると、純正ははるか下にシールドがある感じだったのが、目の前にある感じに変わる。
手でシールドをつかんで前後に動かしてみると、メーターバイザーが一緒にふにゅふにゅと動く。
強度というよりも、振動するのじゃないかとちょっと心配。まあ、天下のPuig製だ。おそらく大丈夫なのだろう。
メンテスタンドが左にズレているので見てみたら、やはりV字フック部分の長さが左右で違っていた。幅が同じになるように、左右の飛び出し量を調整した。
そして、スタンドをかけてみた。それでも、まだ左にずれている。フックの飛び出し量は同じになっているので、以前よりはましだ。まあ、この方が足で踏み込みやすいので、もしかすると、はじめからこのようになっているのかもしれない。もともとずれていた状態でも、安定していたし。
もちろん、調整後も安定していて、スタンドで立てた状態で、車体を揺すっても全く動じる気配がない。やはり、ショートタイプにしてよかった。とても使いやすいスタンドだ。
掛ける時に、足で踏むと、スタンドが車体の下にクルッと入り込む感じだ。
何度も掛けているが、最初の一回だけ失敗したが、それ以後は失敗する気がしない。
スクリーンの取り付け方、大変に参考になりました。
返信削除実際に使ってみて、防風効果はいかがでしょうか?
あと、取り外しが大変みたいですけど、車検の際は、装着したまま通りそうですか?
もし、よろしければ、ご返答をお願いいたします。
もともと、GSX-S1000Fのカウルは内部の骨がないので、長いスクリーンをつけると手でも動く程度の固定状態ですが、高速でも意外にぶれません。車検は、高さが変わるので構造変更届を出す必要がありますが、ユーザ車検ならやり方を教えてくれるので大した手間じゃないですよ。書類が1枚増えるだけです。
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