しかし、当日は台風が通過するはずで天気が心配だった。ところが、風も強くないし、空は曇っているものの雨が降る様子もない。それなら出かけるかと、走り出した。
どこに行こうかと思ったが、以前だったら神社周りでもするのだが、事故の件が頭をよぎった。
でも、あれは、他県の神社だからだと、県内にある宗像大社に行くことにした。特にここは車のお払いもしてくれるところで、さすがにここにお参りに行って事故などという事はないだろうと思ったのだ。
距離も100km以内と手頃だ。
走ってみて思ったが、やはりかなりの振動だ。充電しながらだと、コネクタ部分が傷んでしまいそうだ。今回は、充電なしで走った。
ナビのとおり走ると、街中の幹線道路を走らされる。渋滞というほどでもないが、そこそこ車は多い。
天気も曇っていて時々、小雨がぱらつくことがある。雨が降ってきたら、スマホが防水じゃないので、外してメットインに仕舞おうと思っていた。
PCXで街中を走っても、特に煽られることもないし、流れに乗れないということもない。それでも、若干信号発進は遅い感じがする。アクセルを一杯ひねれば、まあ何とかなるが、うるさいので、あまりやりたくない。
40km/h付近の加速といっても、みなそれくらいの速度で走っているので、それが問題にはなっていない。
宗像神社に近づいてきて車も少なくなったので、少しアクセルを開いてみたが、加速感はあまりないが、いつの間にか高速並みの速度に達していて意外に速度が出るなと感心した。
今日は、コミネのメッシュジーンズの膝プロテクターを外してきた。上は半そでのポロシャツだ。原二にふさわしいラフな格好だ。
行きは日も照っておらず、時折小雨がぱらつく感じだったが、涼しかった。
宗像大社に到着。路面が濡れているので、ちょっと前に雨が降ったのだろう。
駐車場は車はそう多くなかった。
飲み物を買おうと自販機に近づくと、猫が倒れていた。
単に寝ているだけだった。びっくりした。不用心な奴だ。
飲み物でのどの渇きをいやした。
大社の本殿に向かったが、あまり人はいない。
一応お賽銭を投げて、交通安全と家内安全を祈った。
振り返って、お守りに交通安全のシールを購入。しかも車体色に合わせてゴールドだ。200円ととても安い。
お祈りも終わったし、お守りシールも購入したので、てくてくと駐車場に戻った。
PCXの左側がひどい傷で見苦しい。
で、そこにシールを張った。傷隠しも兼ねさせる。ただ、同じゴールドでも濃さが違うので、あまり合っていないような気がした。ブルーも有ったのだが、そちらのほうが全く違う色で良かったかもしれない。
たいして、滞在していなかったのに、帰りには青空になって暑くなっていた。街中を走るとかなり暑いだろう。ちょっとうんざり。
途中で、燃料計を見たら、66km走っているのに1メモリも下がっていない。1メモリで0.6リットル程度というのが正しいなら、すごい燃費だ。
帰りは、涼しいと思われる峠道を走ってみることにした。ゆるい上り坂で、くねくねしている。クルマも少なかったので、いいペースで走れた。パワー不足は感じない。このくねくね道をリッターバイクで走ったことがあるが、くねくねしすぎて、あまり速く走れず、ストレスを感じたものだが、PCXだと軽いので全然平気だ。
少なくともR1100RSよりは速く走れたのではないかと思う。
途中で車の列の最後に追いついてしまったので、それ以後はゆっくりベースだったが、余裕で走れた。何台かは、道を譲ってくれた。
心なしか、行きよりもエンジンが軽くなった感じがする。私が慣れたのもあるかもしれないが、おそらく私が購入するまで走っていない期間があったのだろう(つまり在庫期間)。そのために、行きは調子が今一つだったのかもしれない。
それにベルトなどを新品交換していると言っていていたので、それらがなじんだのかもしれない。
行きに比べて40km/hからの加速もまずまずだ。
ただ、山の中ということもあり、天気は良いが、半そでだと少し寒かった。
以前Bandit 250でがんがん走った道だ。ここはかなりのくねくねで、アップダウンしている。ここも、歴代のバイクの中で一番速く走れた気がした。走行中、スピードメーターはほとんど真上を刺していた。
風防効果は少しはある気がする。ある程度速度出しても、風が強くて大変だという感じにはならない。当然ながら無風状態ではないが。今の季節は、風が少し当たったくらいが涼しくていい。ただ、峠の上では寒かったが。
帰宅する前に、ガソリン補給した。納車の後にガソリンを入れてから、102.2km走っていた。
給油量は2.02リットル。燃費は、50km/lを超えていた。
うわさでは聞いていたが、これはすごいことだ。全く燃費走行はしていない。行きは、街中の車の多い幹線道路でストップアンドゴー走行だった。
帰りは、逆に、峠道を、上りながら、下りながら、それなりに走ったつもりだ。
それで、50km/lだ。びっくりだ。ほとんど60km/h定地走行値と変わらない。普通カタログ値と比べると低いのが実態だがPCXは違うようだ。もしくは、かなりのハッピーメーターなのかもしれないが。それでも、125ccとしては、十分に感じた。少なくとも、リード110よりは断然よい。
おそらくこれを維持できるようなら、5リットル消費で、250kmの航続距離があることになる。残り1リットルでガソリンスタンドを探せばいい。50kmは走れるだろうし。日本国内で50kmもガソリンスタンドが無いというところは少ないだろう。
バイク屋の店長が、「よく走りますよ。下道ツーリングだとこれで行く人もいるくらいですから。」と言っていたが、これほど走るのなら意外に行けるかもしれない。広域農道だと難しいかもしれないが、普通の道ならそんなにそん色がないように感じた。
手軽に乗れるし、軽いし、意外に走るし。外観はそれなりだが、機関はまずまずの車体のようだ。
ちなみにUlefone Powerのバッテリーは帰宅したら40%程度まで減っていた。つまり、3時間程度のナビで使用して30%減ったということになる。満充電なら10時間くらい持つといことになる。意外に使えそうだ。
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