先月のリーリングで、クラッチが固くてたまらなかった。それで、クラッチワイヤーに注油でもしてみることにした。
まずは、現状確認。これがクラッチレバー。一応パワーレバーの様にクネッと曲がってはいるのだが。
このワイヤーオイルを使う。
クラッチレバーを外してみようと軸のボルトを緩めようとしたら、空回り。まったく止まっていなかった。つまり、裏のナットが無くなっていたのだ。
レバーを外したワイヤーはタイコでレバーに止められている。
裏を見ると、切れ込みが有り、ワイヤーはレバーから外せた。ところが、肝心のワイヤーがクラッチホルダーから外せないのだ。大抵だと、ホルダーにも切れ込みがあって簡単にワイヤーが外れるはずなのに、切れ込みがどこを探しても無い。タイコはかなりでかい。タイコも外れる構造だと思うのだが、どうやっても外せなかった。たとえ外せたとしても、今度はホルダーに戻すのはそうそう大変そうだったので、今回は諦めた。
こんな状態で、注文したワイヤーの交換が出来るのかちょっと心配になった。
おそらくは、エンジンの後ろに付いている方(クラッチ側)を先に外す必要があるのだろうが、その繋がれた部分は外からは見えない。タンクなどを外さないと見えないのかもしれない。
ワイヤー1本なのに、交換するのはかなり大変そうだ。
クラッチレバーの軸のナットと同じ径のものをジャンク箱から見繕って、取りつけた。これはロックナットなので、緩むことは無いはずだ。これが原因でクラッチが固いわけでは無いが。
クラッチを握っていって固くなる位置は、これだ。かなり遠い。
クラッチの調整ネジ。というかネジワッシャー。
こうやって、回して。
締める。これで、クラッチが近くなる。
この程度になった。
握りやすくはなったが、固いのは変わらない。左手でクラッチを10回ほど握ったり、緩めたりを繰り返しただけで、きつくなってくる。
実際に走って見ないと解らないが、固いのは変わらない。おそらくは、2ヶ月近くクラッチを握らなかったので、握力が減退したのもあるのだろう。握力を鍛えなければならないだろう。
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