R1100RSのクラッチを弄ったので、どんな具合か調べると同時に、以前から気になっていた大排気量車の試乗ができるというので出かけることにした。
バイクショップは、九州自動車道広川IC近くだった。高速を通っていけば、早く着くだろうが、それではクラッチの具合を見ることにならないので、高速を通らずに行くことにした。
出発は、8時半ころだったが、気温は15度。あまり暖かいというほどてもない。ただ、気温の予想は20度まで上がることになっており、ここ数日では暖かい日になるとのことだった。それでも、ちょっした峠もあるので、それなりの防寒スタイルで行ったが、残念ながら購入した弐黒堂のバンッは暑苦しくて、今回は防風ジーンズにした。しかし、しっかりグローブも厚めで、ネックウォーマーもしていった。
走り出してすぐに、R1100RSのクラッチの変化に気が付いた。クラッチを少し緩めただけで駆動が伝わり始め、すぐにつながるのだ。かなり楽になった。クラッチが重いと感じていた大きな原因は、クラッチのつながるのが遠かったからなのだ。もちろん、異常なほどに遠いわけではなかったが、今回の調整でかなり近くなった。
R1100RSのクラッチは乾式単盤で、湿式多盤のクラッチに比べて、半クラが不明確ですぐにつながる。しかし、曖昧な反クラを続けるとすぐに減ってしまうとされている。9万キロ近くも走った車体だし、クラッチは、チョンチョンとつないでは切るを繰り返すことで半クラ代わりにしているのだが、それが遠いと非常に疲れるのだ。
これならば、前回のようなことはないだろうと思った。
また、不思議なことに、一速の入りが良くなった。クラッチが近くなった分やや切れが悪くなったために、ギヤが回って入りやすくなったのだろうか。以前ほどに、一速が全く入らないということがない。これはうれしい。
天気は、どんよりとしていて気持ち悪い。なんだか湿度が高い感じ。
ちょっと用事があって、先にそれをかたずけたのだが、そこから出発しようとしたら、すでに20度を超えていて、少しむっとする。
油温計も、5つメモリまで上がっていて、湿度が高いこともあり、蒸し暑くなってきた。
ネックウォーマーも外した。ちょっと汗ばんでいた。
途中で、変わった車に出会った。HONDAの燃料電池車だ。大学の車のようだ。このあと、突然止まってしまってびっくりしたが、不具合ではなくて、歩道を歩いていた若い女性(学生だったのかもしれない)に、声をかけていた。突然止まるなど危険な運転だ。
天気はだんだん回復基調だったが、道はやや混んでいて、ペースはあまり上がらない。幹線道路で、2車線なのでもう少し流れが良いかと思ったのだが。
福岡市近くまで来たら、もう12時ころだった。のんびりと走っていたせいか、すでに昼頃だったので、腹ごしらえすることにした。
食事が終わって走っているととても暑くて真夏のような陽気だ。気温は28度になっていた。とても今頃の気温とは 思えない。ジャケットの前もはだけて走らないと暑くてたまらない。何しろ渋滞が激しくて、のろのろ走行なうえに、トラックも多く道路はとても暑いのだ。天気も完全に回復して日が強く照っていた。
我慢ならず、大宰府ICから高速に乗った。速度が出ると当然だが風が強く当たるので、とても涼しくなった。それどころか少々寒気く感じた。
R1100RSはなんども言うようだが、高速が楽なバイクだと改めて思う。渋滞にはまるとまったく楽しくないうえに、つらい。だからDCTの付いたツアラーあるといいのだが。
広川ICで降りた。
高速の出口から、左折してちょっと走ると3号線に出くわすので、右折する。
200m位走ると、目的地のバイクショップが見えてきた。
かなり小さい町のバイク屋さんという感じだった。
実際の試乗に関しては、次回に...
つづく。
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