これが、今回のツーリングのだいたいのコースだ。
岡垣パーキングに集合して、3号線を西に移動、都市高速に乗って、そこから、くねくね県道を走り、昼食の海風というコース。
実は、当日の天気予報は数日前から余り良くなくて、どうなるかと思っていたが、なんとか曇りになった。
朝、7時頃。空を見上げると予報どうりに曇天だ。ただ、所々雲が薄くなってきていた。
改めて今日乗るYBR250を眺める。
トリップが効かないので、オドメータを記録しておく。走り始めは、7,219km。
今日の出で立ちだ。白いメッシュジャケットにビニルのインナー、Gパンにプロテクターだ。
まだまだ慣れないが、違和感なく走れた。だが、車に追い越しかけられることが何度かあった。自分ではそんなにゆっくりしているつもりは無く、普通に走っていると思っていたが、遅かったのかもしれない。まあ、まだまだ乗り始めたばかりで慣れないのかもしれない。
途中で、真っ黒のネイキッドバイクに遭遇した。短い4本マフラー、エンジンは4気筒。小さなメーター。恐らく、マフラーは純正ではないのだろう。しかし、こバイクは何なのかわからなかった。
そして、集合場所に到着。集合時間ぎりぎりだった。私が最後だったようだ。ナビの予想到着時間は、10分は早く着くことになっていた。特に渋滞していたわけではなかったので、思った以上にペースが遅かったらしい。
今回初めて見たのはこのドゥカティ ディアベルカーボンだ。ツーリングクラブのバイクは意外に古い目のバイクを大切に乗っている人が多く、こんな最新の外車は珍しい。思わず見入ってしまった。
ツーリングで砂利で転倒したZZR1200は、綺麗に修理されていた。乗っていた本人も元気に復帰していた。良かった。
さて、コースが短いのでのんびりと出発。空は、天気予報とは裏腹に晴れてきた。日差しが強い。
ところが、ここでトラブルが発生。動画を撮っているカメラが止まってしまうのだ。おかしいなぁと弄っていたら、なんとシガーライターが通電していなかった。そのために、内蔵バッテリーを使い切ってしまっていたのだ。
ナビは、3時間ほど持つのでまだ何とか動いていたが、いざというときのために、電源を切ってバッテリーを保存することにした。
しかし、慌ててシガーアダプタを取りつけたのでどこかでちゃんと配線されていなかったのだろう。帰ってから調べなくては。
3号線から、福岡都市高速に入った。初めての高速だが、エンジンはブーンと少々うるさいが、走りそのものはなんとか走れていた。
折角都市高速に乗ったので、空港方面にぐるっと回った。
そして、福重ICで降りた。
そこから、少しの間高速の高架下を走った後に、左折した。ナビも動いておらず、ビデオも撮っていないのでどこを走ったか良くわからない。
そして、コンビニで休憩。考えて見ると、このコースは、今年最初の2月のツーリングと同じようだ。
朝方は、少し肌寒かったのでインナーを着てきたが、もう暑くて着てられなかったので脱いだ。
ここは、ディアブロの片持ちタイヤをどうやって脱着するのかが話題となっていた。しかし太いタイヤだ。240だそうな。
思い返してみると、今年の2月のツーリングでは、この方は新車のZX10Rで参加していた。乗車姿勢がきついので、乗り換えたとのこと。ちょっと驚いた。
シガーソケットから給電しない現象を調べたがバッテリーにちゃんと配線されており、おそらくはヒュー部かもしれない。
だが、幸いにも15,000mAhのUSBバッテリーを持ってきていたので、これでナビとカメラに給電出来るようになった。
念のため、昼食の「海風」に電話したが、誰も出ないとのこと。開店時間が11時らしくまだ早いので、出ないのだろう。
そこから、実はここらからどう走ったのかよくわからない。とにかく49号線を走っていた。
とにかく、ついていくだけだった。
直線が多いコースだと、特にコーナーの出口からの加速にで、大型バイクにはすこし距離を開けられてしまう。だが、それでも、ギヤを落としてエンジンを7,000回転くらいに維持すると一緒に走れる感じになってきた。だいぶYBR250の走り方に慣れてきた。
この状態が長く続くと、6,000回転以上で強くなる振動がきつく感じてくる。
また、タイヤはSRV250などと事なって縦溝はあまり無いパターンなのだが、タイヤが細いためか、この様な縦溝の付いた道路では、ハンドルが取られる。
また、こういうきつめのコーナーでは車体が軽い事もあり、ひらりひらりと曲がれるので、前のバイクに追いつくことが出来る。
しかし、その後のコーナー出口と直線ではだいぶ距離を開けられてしまう。絶対的なパワーのなさを感じる。
そして、202号線に入った。
西九州道の入り口で、唐津方面に左折する。
ちょっと細い道を走った後、目的地の海風が見えてきた。
朝早かったことも有り、11時過ぎだが、だいぶ腹が減ってきていた。
バイクを止めて建物に近づくのだが、最初に建物に行ったメンバーが明らかに様子がおかしい。天を仰いでいる。
建物に近づいてみると、驚愕の事実が....
なんと、休業中だった。
11時過ぎと早いとは言え、駐車場に1台も車が止まっておらず、おかしいなとは思ったが、休業していたとは。
張り紙も色あせしており、そんなに近日の休業でもなさそうだ。
つづく。