このシルバーウィークに太宰府に行ってきた。そこでかなりのコスパに驚いたので紹介したい。
家族で行ったので、当然モビリオでの移動となった。高速を通ったのだが、
シルバーウィークなので、車が多く、一般道以下まで速度が落ちる事も多々あった。
太宰府ICから降りると、車は殆どいなくなったが、今からICに行く道路は大渋滞。実際、太宰府ICからの下りはいつも渋滞するのだ。
ICの降り口から3号線に入ると、また渋滞となった。
そして、太宰府駅に向かう細い道は、さらに渋滞して、時折動く程度。ここでは、対向車線も同様だ。
そして、太宰府駅を通り過ぎて、約1km程登っていくと 「ホテルグランティア大宰府」に着いた。
ホテルの前に立体駐車場があるので、下の段に止めることにした。日差しは強くないもののエアコン無しではとても走れないくらい蒸し暑い。少しでも、屋根の下の方が涼しいだろう。
ホテルのロビー入り口前に、こんなオブシェがあった。大きな球体が水流に乗ってくるくる回っていた。最初は電動で回っているのかと思ったが、その球体は巨石から切り出したものらしかった。一体物なのだ。
良くこんな重い物が、水に浮いて、くるくる回るものだ。子供達は大喜びだった。
中に入ると、まず、下駄箱があり、履き物をそれに入れて鍵をかけておく。キーが付いていない下駄箱は使用中ということだ。
ロビーは狭い。右奥に受付が有り、さらに奥に「みかさの湯」がある。そして、見えないが左に食事処「はなの夢 厨(くりや)」がある。
今回、家内が見つけたのは、このランチセット。3種類のメニューが有り、風呂が付いている。これで1,300円なのだ。ちなみに風呂は650円でタオルセットが200円の計850円だ。単純計算すれば、食事代は450円と言うことになる。たいしたものでないだろうことは、容易に想像が付く。
料金は、チケット販売機で最初に精算する。
食事は季節毎に変わる。今の時期は、この3つだ。家族4人で別々のものを頼んでみた。
奥にある受付にチケットと下駄箱のキーを持って行くと、引き替えにタオルセットをくれる。つまり、外に出るには、精算して、下駄箱のキーを受け取る必要がある。
タオルセットの中身は、浴衣とタオルとバスタオルとなっていた。
そして、風呂場のロッカーの鍵が着いたバンドを渡される。これを腕に付けておれば、たとえ追加料金が必要なときにも、この番号で受け付けてくれ、帰りに精算する仕組みだ。
丁度着いたのが昼頃だったので、先に食事をすることにした。
これが、Aセットのサンマ焼き定食。
旨そうじゃ無いか。実際になかなか脂がのって、旨かった。
Bランチの鶏南蛮。
Cランチのスパゲティ。
そして、デザートセットがあり、飲み物とケーキが付いて250円だったので頼んだ。
チーズケーキ。
ももの杏仁豆腐。
そして、ガトーショコラ。
ちなみに、コーヒーのみを頼むと260円なので、デザートセットがお得だが、同じ飲み物が出てくるのかはわからない。
食事が終わって、すしこ休んでから、風呂に入った。のれんをかき分けて奥に入ると、左に男女それぞれの入り口がある。
脱衣所のロッカーに番号が振られていて、もらった鍵で開けて使う。
風呂の写真は撮れなかったが、内風呂はまあまあの広さ。ゆったり入れる。そして、外には、四角い風呂と、洞窟風呂があったので入ってみた。特段すばらしい温泉と言うわけでは無いが、逆に不満も無い。温度は、やや低め。なので長く入っていてものぼせにくいだろう。
実は、洞窟風呂の左側からさらに奥があり、本当の露天風呂があったらしいが気がつかなかった。また、来ることがあったら確認してみたい。
風呂を出て2階に上がる。そこにリクライゼーションルームがある。壁には、600冊有ると公式サイトには書かれているが、恐らくその数倍の本があったように思う。
そして、リクライニングシートにゆったり寝そべったりして本を読んだり、TVを見たりできる。畳の座敷もあるので、そこに横になることも出来る。
ここで、少し休んだ。
ここまでなら、まあ、リーズナブルだねで済むが、さらにすごいのは、1kmほどと近いが、太宰府駅まで無料シャトルバスを1時間に数本運行しているのだ。受け付けで精算した後、外に出ると、バスが待っているので乗り込む。
そして、太宰府駅に着く。来るとき同様に、太宰府駅前は大渋滞だ。でも、ホテルのバスでエアコンの効いたゆったりシートでいけるのだから楽だ。少なくとも、運転しなくて済み、駐車場を探す必要も無いのは本当にありがたい。
大鳥居までの坂道は、かなりの人出だった。以前来たときに、シャッターが目だつくらい寂れていたのに、どうしたのだろうか。大盛況だ。途中には建設中の所もあったりした。
そして、お賽銭を投げるために本殿に向かうと、お参りの人の長い行列が出来ていた。なんとか、列に並んでお参りした。
ここに家族で来るといつも、おみくじを引く。
ここですごいのは、息子が4年前に来たときも、1番大吉だったのだが、また、1番大吉だった。どれだけ幸運なやつなのだろうか。にしては、そんなに幸運とも言いがたいが。
それでも、来年受験なのでやって来たのだから、御の字だ。もちろん、お守りも購入した。ただ、これに安心して、勉強の手を抜くことが無いと良いが。
お参りを終えて下に降りて太宰府駅に行くと、また、シャトルバスに来るのでそれに乗って、ホテルに戻って、車で帰路についた。
帰りに、高速に乗ったら、行きの時とは比べものにならない大渋滞だった。止まってしまって動かないのだ。
それでも、下道を走って帰ったのよりは、少しだけ早く帰ることが出来たので、まあ、良かった。事故も無かったし。
いつも、太宰府に行くと駐車場を見つけるのも大変で困っていたが、このホテルグランピア太宰府で1,300円の昼食を頼むと、天然温泉に入れた上に、バスで駅まで送迎してくれて、相当に便利だ。すばらしいコストパフォーマンスだ。
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