価格がこなれているという意味では、PanasonicのHX-A100-Kも候補に挙がったが、バイクに取り付けて使う事を考えると形状が合わないと判断した。
GC-XA2が長時間撮れるというのは、標準サイズのSDカードが使えると言うこと。最近では、小型化の影響からかmicroSD対応のものもあるが、やはり容量単価は標準サイズのSDカードの方がいい。そのうちに、デジカメもすべてmicroSDに変わっていくのかもしれないが、私にとってはあの小さなカードはとにかく使いづらいことこの上ない。どうか、標準サイズのSDカードのままで有ることを祈るだけだ。
それで、どれくらいの時間1枚のカードで撮れるかというと、GC-XA2は128GBまでのSDXCカードに対応しており、走行画質の1080P 60フレーム/秒でなんと11時間以上撮れる。フレームレートを落として30フレーム/秒ならば、22時間ということだ。これは、かなりすばらしい。録画しながらの給電も一応対応している。面倒なのは、Contour ROAMと同じで、録画を開始していから給電を開始しなければならない仕様だと言うことだ。
どうして、素直に給電状態で録画するという事をできないのか。わざわざ充電中にカメラの機能を止めねばならない理由が思いつかない。たとえ、充電しているときにカメラが稼働していたら充電が遅くなるというなら、USB端子に給電されたときの動作を設定で選べるようにしておけばいいだけのことだ。
とにかく、これだけ長時間とれれば問題無い。しかも、今までのカメラと異なりバッテリーが交換可能なので、充電しておいたバッテリーと入れ替えれば、手持ちでも長時間使える。
ただ、1個のバッテリーでの動作時間がスペックによれば80分程度と短すぎる。Contour ROAMの3時間程度もつと、とても使い勝手があるのだが。
パッケージだ。ちょっと日本のカメラのパッケージとは思えない。
全周ぐるっと見てみよう。
うらに説明書きがある。
中身はこれだけ。マウンターは、ナビなどのダッシュボード設置のような粘着剤付きのカメラネジの付いたものが1つだけ。miniUSBケーブル。バッテリー。充電器は無しだ。
カメラ本体。液晶はかなり小さい。
反対側の側面に三脚ネジ穴が付いていて、横向きに付ける事ができる。
ピンボケしてしまっているが... レンズ側。
上面。電源スイッチと録画ボタン。その両サイドにゴムのボタンが4つ。
背面。
開けると、バッテリー、メモリーカード、HDMI、miniUSB端子がある。
バッテリーとSDカードを半分入れたところ。
全部いれたところ。
電源ボタンを長押しで電源が入る。
液晶はかなり小さい。それでも、メニューなどはなんとか見える。
しかし、カメラ自体はチープな感じはしない。ただ、ゴムのボタンはぐにゃぐにゃしていてあまり気持ちよくない。
サイズはかなり小さい。この大きさで普通のカメラのように液晶の反対面にレンズがあれば最高だっただろう。液晶が見える向きにもウントしようとしたら、左側にしか設置できないという制限が有ることになる。
これで色々撮影してみたいものだ。