2011年8月17日水曜日 ThinkPad R61e ファン交換
このたび、また、交換したファンが壊れて起動時に、「FAN ERROR」とどて起動しなくなる現象が発生した。それで、自分でも上記記事を参考に再びFANの交換を行った。しかし、以前とは状況が異なっていたので、再度記すことにした。
まずは、IBMの部品センターに電話したのだが、ThinkPadのサポートはすでに終了しており、IBMではやっていなかった。現在ではThinkPadのメーカーであるLenovoがサポートを行っていた。問い合わせ先は以下だ。
Lenovo スマートセンター
0120-000-817
9:00 ~ 18:00
詳細はこちら
http://support.lenovo.com/ja_JP/detail.page?&LegacyDocID=SRVC-SMTLNV
こちらに部品番号 42W2779 機種番号 7650A37 で問い合わせると、以前のIBM同様に部品の注文ができる。オペレーター対応を選択すること。そして、IBMの時同様に、FAXにて見積もりが送られてくる。FAXが無ければ封書での投函となり時間がかかることになる。
送られてきたのがこれだ。
だが、見積もりを見て驚いてしまった。以前は4,200円だった単価がなんと、6,937円(税込み)とほぼ7千円だ。送料も、IBM時代は1,000円だったのが、1,575円と約60%も値上がりしていた。
これは、高くないだろうか。確かに古い機種だが、まだまだ現役で使える。しかし、古い機種のパーツをいつもでも供給するのは大きなコストがかかるのだろう。
なので試しにヤフオクを探してみた。
するとどうだろう、この部品番号42W2779で検索すると多数ヒットする。古い機種の部品をいつまでも供給するのは大変だと思ったが、全然そんなことは無かった。しかも、ほとんどが外国からの送付となっていた。考えてみれば、Lenovoは中国企業だった。
そして、この数からすると、未だこの機種は、現役で沢山使われているのだろう。そして、このFANの故障はとてもポピュラーなのではないかと推測できる。
そこで、手頃なものを落札した。
中国からの送付とあってやや時間がかかったが、国内では佐川急便での配達だった。
以前同様に、マニュアルを見ながら、作業を行った。
今回は、娘にさせてみた。
このマニュアルのおかげで、少しの手助けで分解して、不具合のあるFANを取り出すことに成功した。
取り出したFAN。
かなり、埃が付いている。これでは、壊れても仕方ない。構造的に埃が溜まりやすく、FANに負荷がかかりやいのだろう。
新旧比較だ。今回の部品は、ちゃんとしたパッケージに入っており、おそらくLenovoの純正品だと思われた。見た感じでは、構造も同じだ。
ただ、グリスが以前のは点々と付いていたのがベタ塗りに変わっていた。
しかも、別にグリスが付属していた。これは使わなかったのだが、もったいないので予備として保存しておくことにした。
交換が完了して、正常に動作するのを確認できた、ただ、以前のものより、ややFANの音が大きい気がしたが、気のせいかも知れない。
後で調べたら、Amazoneではさらに低価格で入手できるようだ。
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