今度は、Bandit 1250Sだ。充電器は、結局1時間以上放置して取り外し、エンジンをかけてみたが、全く問題無く一発でかかった。やはりバッテリーは放電していなかったようだ。1ヶ月や1ヶ月半程度では問題無いと言うことだろう。すこし安心した。バッテリーは元気なようだ。
そして、Bandit 1250Sでもう一つ心配なことは、リアブレーキがほとんど効かないと言うことだ。リアだけでブレーキしても、完全停止までだいぶかかってしまう。いままでフロントが十分に効くのでなんとかなっていた。しかし、ちゃんと見てみる必要がある。
タイヤとサイレンサーの間から、リアディスクブレーキのキャリバーを見てみると、なんだかパッドが薄いようだし、ピストンがひどく汚れていてうまく動いていない気がする。
キャリバーを外すには、赤印のボルトを外す。サイズが14mmと12mmと異なっている。その前に、作業に邪魔なので、サイレンサーを外す。(写真は撮り忘れたので完成後のものだ)
ボルトを緩めたところで、パッドを引き出してみると、すり減って真ん中のスリットがほとんどなくなっている。これは、パッドを交換しなくては。と言っても手持ちがないので、買いに行く必要がある。
とりあえず、パッドを外すことにした。
パッドは、3つ目のシャフトに串刺しになっているのでこのシャフトを外す必要がある。
ところが、外してみると短いネジだった。
中を見ると、ヘクサボルトが見える。白いのはなんだろうか。粉のような感じだ。もしかするとアルミの錆びだろうか。
ヘクサレンチで緩める。これは。最初に赤丸のボルトを取る前に緩めておくべきだった。次回からはそうしよう。兎に角、初めての作業だし、サービスマニュアルも無いのだ。
なんとか、パッドを外せた。両方とも、ぎりぎりだった。
キャリバーがものすごく汚れていたので、クリーナーを吹いてウエスで拭いた。
サポートも同様に綺麗にしたが、あまり綺麗になっていない。時間が無いので、じっくりとは出来なかった。
せっかくサイレンサーを外したので、磨いておく。特に、排気管のアルミ部分が汚れていて気になっていた。
アルミの錆び取りをかけて磨いた。
とくに内側が汚い。
なんとか、見れる程度になった。どうせすぐに汚れるだろうから、これくらいにしておいた。
そして、サイレンサー本体も裏表をワックスがけした。
こんな感じだ。そして、拭いた。
SBS 657HF
部品店に行って、パッドを買ってきた。Bandit 1250Sのリア用はこれしかなかった。まあ安かったのでいいのだが。その時に、空は暗くなり、今にも降りそうな雰囲気だった。急がなければ。
ピストンも、一杯飛び出させて磨いた。本当は外して磨きたかったのだが、どうしても外れなかった。
今度は、押し込むのが固くて大変だった。こんな手法もインターネットで見たので試してみたが、全く手に負えなかった。
結局、大きなマイナスドライバーと古いパッドで、ぐいぐいとテコの応用で押し込むのが確実だった。
ピストンを押し込む前に、パッドグリスを塗っておいたのが原因か。もっと、粘性の低いさらさらしたオイルが良かったのだろう。
これが、新品のパッド。石みたいだ。
やすりで、エッジを取った。
これで、鳴いたりすることもないだろう。
古いパッドから、裏の金具と断衝剤の板を新パッドの裏に取り付けて、当たるところにグリスを塗った。
そして、組み上げた。ブレーキを踏みこんで一応動作するか確認した。しかし、一旦ブレーキを踏むと、離してもリアホイールの回転が重くなる。ドライバーでパッドを押して開かせると、リアタイヤはくるくると軽く回るようになる。ちょっと、引きずるのではないかと心配になった。もう一度、分解して確認しようかと思ったが、空模様が気になって仕方ない。
パッドと一緒に、シリコンガスケットを買ってきた。
ところが、さらに空が暗くなり雷の音がする。これは、一雨きそうだ。慌てて作業をする。
ガスケットを塗って、
急いで組み立てた。せっかくワックスをかけたサイレンサーも、汚れた手で触ったので汚れてしまった。磨いている暇は無い。
最後に写真だけ撮った。
SRV250も外していたタンクとシートをとりあえず本体に乗せて、
と、一気に雨が降ってきた。まだ風が無いので大丈夫たが、風が吹くとカーポートの中まで雨が吹き込んでくる。
なんとか、カバーをして今日の作業は終わりとした。
Bandit 1250sのブレーキは動作確認をしておきたかったところだが。仕方ない。だが、何となくちゃんと組み上がっていない気がする。キャリパーとパッドがなじんでおらず、なんとなくガタついた感じがした。
結局、雨はそれ以後かなりの土砂降りとなった。天気予報では、100mmを超える豪雨となるところもあると言っていたが、そんな感じだった。
後から、色々とインターネットなどでリアブレーキのメンテナンスに付いて調べると、確認しておきたい事が出てきた。このまま使うとまずいかもしれない。
夕刻、ポストを見ると注文していたLED球が届いていた。
サイドにもLEDが配置されており、なかなか良さそうだ。
LEDには、このような電球型のものと、SMD(Serface Mount Device)と呼ばれるチップ型がある。
私は、どちらかと言うと、電球型が好きなのだが、高輝度タイプはほとんどSMDタイプだ。電球型は、その点密集度が高めやすいので、数で勝負だ。電球型の方が周りに広く光が回るという特性がある。
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