我が家のPS3は、以前より、システムアップデートを行うとダウンロードの最後でエラーが出て失敗するという現象が出て使えない状態になっていた。PCでダウンロードしたアップデータでも同様で、インターネットで調べたことをやってみたが、ことごとく失敗した。
PS3のアップデートが導入できない
それでも、プレーヤーとしては使えていたのだが、とうとうアップデートしてくださいと言うようになり、ネットも、DLNAでの接続も出来なくなってきた。
もしかすると原因は、ハードディスクに有るのかもしれないとも思ってきた。でも、保存してあるデータに特に問題はなさそうな雰囲気だった。だが、いくつかビデオファイルのうち再生出来ないものが出てきたので、これは間違いなくハードディスクだろうということで、別のものと交換してみることにした。
PS3のハードディスクの交換手順は、いろいろなところで記載されているが、せっかく写真も撮ったので記載してみることにする。
1.PS3本単に接続されているケーブルをすべて外す。電源も含む。
2.本体を立てた状態の下が上になるようにひっくり返す。
3.この下側(横置きの場合は、正面から見て左側)に、以下のようにHDDとかかれたカバーが見える。
4.このカバーの端に隙間があるので、そこにマイナスドライバーを差し込んでカバー外す。
5.HDDがケースに入った状態で見える。青いネジがあるのでそれを外す。
6.取っ手というか針金というかバネというかがあるのでそれを起こして赤い矢印方向にずらす。
7.するとHDDがケースごと外れるので引っ張り出す。
8.これがケースだ。「コ」の字に見えるのが、バネというか取っ手だ。この面に上下に2個ネジがある。
9.裏側にも同様に2のネジがある。
10.この4つのネジを外す。とても堅い事があるので、慎重にゆっくりとネジを緩める。
11.ハードディスク本体をスライドさせて取り出す。
12.これが今回取り替えるHITACHIの120GBハードディスク(SerialATA)だ。
13.外したときと同様にケースにスライドさせて入れる。
14.4つのネジを慎重に取り付ける。
15.ネジ完了。
16.これをPS3本体に格納する。
17.外した時と逆に、左にスライドさせるが、意外になかなかはまらない。慌てずにゆっくりやれば出来るだろう。
18.このようにはまったら、
19.青いネジを取り付ける。ハマっていないとねじ穴が見えない。
20.カバーを取り付けて完了だ。
起動すると、ハードディスクをフォーマットしますとでるので、フォーマットを行う。
特にトラブルもなく起動した。
ハードディスクがまっさらになったが、ログインアカウントや設定は、覚えているらしい。そのままだった。ログインすると、システムアップデートが有りますと、いつものように表示されるので、アップデートを実行する。いつもだと、ダウンロードの最後でエラーが出るのだが、今回は一瞬真っ黒けになって、以下の画面になりどうやら正常にアップデートされているようだ。
このように、アップデートが始まり、正常に終了した。
残念ながらHDDの中身は空っぽなので、一杯いれてあったゲームのデモも無くなってしまった。ハイビジョンの映画の予告編も無くなった。でも、正常に動作するようになったので、やっとこれで使えるようになった。PlayStationStoreで、無料体験版などをいれて見たが、問題無くダウンロードでき、ゲームも出来た。
やはり、ハードディスクに問題があったらしい。考えてみれば、このPS3は、初代60GBで、もう5年も前の製品だ。モータの付いているハードディスクが一番最初に壊れて当然だろう。次は、Blu-rayドライブが壊れるのだろうか。さすがにBlu-rayドライブの交換は難しいので、その時あきらめる時だろう。
でも、これで、PanasonicのBlu-rayレコーダーの中身を再生出来るようになった。
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