2011年5月20日金曜日

F1 2011 第5戦 スペインGP フリー走行

今日から、F1第5戦スペインGPが始まった。今日は、フリー走行1と2が行われた。スペインGPは、バルセロナのカタロニア・サーキットで行われるが、冬のテストでもここが使われて、小林可夢偉のザウバーはここではそこそこの速さを見せたので、期待が持てる。
さて、フリー走行2回目の結果だが、以下のようになった。
フリー走行1,2では本当の実力は解らないというが、それでも、小林可夢偉が9番手にいるのは、前回のフリー走行を見ても、良い位置だ。だが、4番手までの、レッドブルと、マクラーレンと、それ以下では大きな性能差があるように見える。5番手に付けたフェラーリのアロンソでさえ、先頭のウェバーから1秒遅れだ。逆に、アロンソから後ろ1秒に、11番手までが入っている。

これまでの4戦では、レッドブルのセバスチャン・ベッテルがすべてポールポジションを取っている。しかし、昨年ここを制したのは、チームメイトのウェバーで、彼はポール・ツー・ウィンだった。今年も、フリー走行2回目では、ウェバーが1番手で、ベッテルは3番手となっている。ベッテルは、ここをすこし苦手にしているのかもしれない。もちろん、明日の予選になってみたいと、本当のところは解らない。

8番手までは、レッドブル、マクラーレンの2強と、その下に位置するフェラーリとメルセデスGPでしめられていて、その直後に小林可夢偉がいるというのは、なかなか良い感じだ。

明日のフリー走行3回目と、日本時間の夜行われる予選が楽しみだ。ただ、以前も書いたが、今年は、予選1回目のトップタイムの107%よりおそいタイムしかでなかったドライバーは、決勝に出られない。今回のフリー走行で言えば、6秒以上遅いHRT(ヒスパニア・レーシング・チーム)の2台は、該当する。彼らは、1戦目で決勝に出られず、その後の2戦から4戦までは、決勝に出場していたが、ここでも生き残れるのだろうか。

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