2010年10月10日日曜日

F1 日本GP 小林可夢偉 7位!

今日行われたF1 日本GP決勝で日本のホープ小林可夢偉は、7位に入賞した。

今回の日本GPは、昨日ひどい雨で、予選が中止となり、今日の午前に予選が行われた。数年前にも台風で予選が行われず、決勝当日に予選が順延となったことがあったが、今回も同様なことになってしまった。そして予選では、小林可夢偉は、Q1は、順調にクリアしたものの、Q2では、失敗してしまって14位と低迷した。本人は、10位以内に入ってQ3進出を狙っていた。全戦から参加したチームメイトのハイドフェルドは11位と、負けてしまった。

そして、同日行われた決勝では、チームメイトのハイドフェルドがソフトタイヤでスタートしたのに、小林可夢偉は、ハードタイヤでスタートとチームは戦術を変えてきた。

ソフトタイヤは、グリップが優れるものの、長く持たない特性があり、53周で行われる決勝の20周以内に次々とタイヤ交換していった。小林可夢偉は、終盤になってやっとタイヤ交換し12位となった。
しかし、ここからのオーバーテイクショーが凄かった。

先ずは、11位のハイメ・アルグエルスアリをオーバーテイク。
次の10位のエイドリアン・スーティルがエンジンブローになり、
難なくクリア、これで、ポイント圏内に入った。しかし、そこで終わらなかった。
9位のバリチェロをさらにオーバーテイク。
そして、8位だったチームメイトのハイドフェルドさえもオーバーテイクしてしまった。
右側が小林可夢偉だ。そして、6位を走っていたニコ・ロズベルグがリタイヤしてしまったために、1位繰り上がって、7位でフニッシュした。

今回のレースで、これほどオーバーテイクしたドライバーは、小林可夢偉だけだった。
前戦から参加したチームメイトのハイドフェルドは、かなり上位に評価されている中堅ドライバー。これを戦略が違うとはいえ、オーバーテイクして負かすというのは、凄い事だ。だからと言うわけではないが、ハイドフェルドは来年は、チームを離れる事になっている。小林可夢偉は来年も現在のザウバーチームで参戦が決定している。

とても面白い、どきどきするレースだった。ちなみに、今回の勝者はレッドブルのセバスチャン・ベッテルだった。そして、ポイントリーダーの同じくレッドブルのマーク・ウェーバーは2位でポイントリーダーのままだった。

あと、3戦だが、小林可夢偉がどこまでポイントを伸ばすか楽しみだ。


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