この映画に、「アバター」の主役をやった サム・ワーシントンが、マーカス・ライト役で出ていてぉっと思った。彼の役は、2004年の死刑囚で、献体した事になっていて、舞台である2018年に人間とロボットのハイブリッドとして復活する事になっている。死刑囚といえば、それなりに凶悪な人間だと思うが、2018年の彼は、どう見てもヒーローそのもの。
そういったこともあり、ストーリーは、軽く、壮大さはあまりないと感じた。しかし、その軽いストーリーは、第一作から続くものなのでそういうものだろう。しかし、そのストーリーの軽さは、第一作の時には映像と釣り合っていたが、第二作以降は映像のクオリティが上がっているのに、ストーリーのクオリティは、そのままというアンバランスな状態となった。当然、本作もそのまま。いや、もしかしたら今までで一番軽いかも知れない。
その映像も、最近話題となっている500ドルで作ったというシートフィルムを見るとどうなんだろうと思ってしまう。これがそれだ。
Ataque de Pánico! (Panic Attack!) 2009
まあ、逆に言えば、これくらいのクオリティのものが500ドルでできてしまうとなれば、この「ターミネーター4」のCGもたいしたことはないと感じてしまう。ハリウッドは、映画制作費用が高騰しているので、このような映像が巷に溢れてくると、制作費に多大な影響を及ぼすことになるかも知れない。
そうそう、この映画には、若かりし日のシュワルツェネッガーがCGで出ている。本人は出演しておらず、肖像権のみ与えたとのことだ。第一作を思い出してしまった。
0 件のコメント:
コメントを投稿