2017年7月11日火曜日

SUZUKI GSX-S1000F BMWツーリングに参加

すぎやんから、BMW販売店のオーナーツーリング誘われた。BMWオーナーツーリングはぶつ飛びツーリングだとの噂だったので、一度参加してみたいと思っていた。自分がBMWオーナーでも無いので、気が引けたが、参加OKとの事だったので参加してみることにした。

コースに関してはあまり知らずに参加した。

これが、事前に見せてもらったコース図。すぎやんと途中から合流することにした。

当日の朝、すぎやんが迎えに来てくれた。

なんと、バニアケース付き。しかも、オリジナルのデザイン塗装を施したものだ。まるで、純正かと思える出来。

後ろから。やはり、かなり幅が広くなる。ただ、ケース自体は純正なので、ぴったりだ。

合流場所には、早く着きすぎたので、のんびり待っていると、BMWのバイク軍団がやってきた。

事前説明がちゃんとあり。

なんと参加者28名。こんな多人数は初めてだ。その為2つグループに分けて走ることになった。

走り出すと、やはり噂どうりのぶっ飛び具合で楽しい。

どこに行くのかと思ったら、なにやら見た事のある景色。英彦山に向かっていた。あのぐねぐね道を走るのだろうか。

途中で止まった。

ダム工事を見学。建設関係の参加者がいるのか?

そして、最初の休憩。

改めて見ると、すごい。私以外はすべてBMWだ。全体的に水平対向2気筒のRシリーズが多い。何台かは、Kシリーズや、Sシリーズ、Fシリーズがあった。

それから、ぐねぐね道を上がっていく。先頭がGS系のいわゆるアドベンチャー系なのだが、とても速くてびっくり。悪路も平気でぶっ飛んでいく。

オンロードタイプの私のGSX-S1000などは、ちょっと苦手だ。

道の駅くすで休憩。ぶっ飛んだ走りだが、きっちり休憩を取るのがなかなか考えている。感心した。

この道の駅も初めてだった。

ここで、昼食場所に関して注意があった。
ちょっと登った上にあり、道が急坂でかなり荒いので、ロードスポーツ系は、下に止めて歩いて上がった方がいいかもという事だった。

そして、あっという間に、昼食場所に。先に走っていった人がどんどん登っていくので付いていったが、確かに荒れた道ででこぼこしており、ちょっと焦った。

なんとか、付いていくことができた。ちゃんと、S1000RRも上がってきていた。あんなセパハンのバイクでよくぞ上がってきたものだ。逆にGS系のバイクはとても楽しいらしい。

まずは、自分でコップを取って、水をくむ。

まるでサイダーの様だ。炭酸水だ。

こんなに大勢で食事をしたのは初めてだ。我々だけで満席状態だった。

ます運ばれてきたのは、炊き込みご飯と山菜。奥にあるのはそうめんを入れる器で、下から炭酸水が吹き出てきている。

次に、川魚の塩焼き。骨も柔らかくしっぽ以外はすべて食べられた。うまい。

最後にそうめん。これも、暑い日だったので、冷たくておいしかった。

これは、山菜。撮ったのはHuawei P10だ。なかなか綺麗に撮れる。ややハレーションを起こしているが。

店の名前は黒嶽荘。我々が食べたのはヘルシー定食1,600円だった。川魚はエノハというようだ。私には量は十分過ぎて全部は食べられなかった。

テレホンカードが現役で売っている?

おそらく売っていないだろう。売っていたとしても、使えないだろうし。聞いてみれば良かった。

食事が終わってからは、またまた高原をぶっ飛んだ。

コースも素晴らしく、いいペース。楽しい事この上ない。

ペースが落ちないのは、途中の車はどんどんと抜いていくからだ。皆、慣れたものだ。

そして、列が大きく分断されるとちゃんと止まって待つ。女性も参加していたが、そんなことは感じないほどに皆いい走りをする。

三愛レストハウスに到着。

ここまで200km近く走っていたが、燃料が足りない人は給油してくださいとのとこだった。だが、後は大観望に行くだけなので、もつだろうと入れなかった。しかし、それが後で面白いことになった。

そして、最後の目的地に向かう。

大観望に到着。日曜とあって、バイクも車もすごく多い。

梅雨の合間のいい天気だった。この写真も、P10で撮ったものだ。

ここで、ソフトを食することにした。せっかく来たので、ちょっと高めの手作りジャージソフトにした。

すぎやんは、メロンのミックス。彼は、こっちの方が多いぞと言う。たしかにそんな感じもした。ちょっと悔しい。でも、味はなかなかのものだった。食べてみて思ったが、量は丁度良かった。

ここで解散となった。今回は、すぎやんの弟さんも参加しており、弟さんはR1200GSだった。

三人で帰ることになった。ファームロードをぶっ飛んだ。

途中の展望台に止まると、セメントで固めた台が作ってあった。まるで。バイクのためのようだった。ここで、ナビで自宅までの距離を見てみると120kmだった。

GSX-S1000Fには、後どれくらい走れるかを表示する機能もあるので、試してみると150kmだった。しかし、それはおかしい。すでに250km近く走っているのだ。

表示通りだとすると、トータル400kmも走れることになる。燃費表示にしても、22km程度なので、そんなに走れるとは思えなかった。だだ、370kmだったら可能性は有ると思った。

走り出すと途端に残り走行可能距離が一気に減って100kmになった。詐欺だーと一人叫びながら走っていた。

暑い中、走り続けたが、下界に降りてくるとペースはがっくりと落ちる。燃費もだんだんと落ちてくる。走行可能距離もそれにつけて一気に減っていく。

これはやばい。信号待ちと見るや、ギヤをニュートラルに入れてKILLスイッチでエンジンを止めて惰性で走って信号停止するなどして燃費を稼いだ。

なんとか、自宅近くのいつものスタンドまでたどり着けた。

総走行距離は、352.4kmで、走行可能距離は、1kmになっていた。本当にぎりぎりだったことになる。

しかし、給油してみると、15.85リットルしかはいらなかった。17リッタータンクなので、まだ1リッター以上残っていた計算だ。つまり、あと20kmは余裕で走れたことになる。

ということは、走行可能表示が0kmになっても、あと20km程は走れると言うことだ。

最後の40km程はかなりのエコランをやったが、その必要も無かった。燃費は、エコランがきいたのか22.23km/lだった。

まあ、このバイクのいろいろなメーターの精度も分かったので、良かった。

次回からは、この機能も使える。

しかし、BMWのツーリングはなかなかぶつ飛んでいて楽しかった。またR1200GSなどのアドベンチャー系バイクの実力が分かった気がした。そして、GSX-S1000Fもなんとかそれについて行けることも分かった。それでも、あまりにくねくねした道よりは、やはりぶっ飛べる緩いカーブの道が好きだが。

BMWツーリングに参加するのは、これが最後だろう。やはり、BMWユーザでもない私が参加するのは疎外感もあり、気が進まない。その部分が唯一の残念なところだった。それでも、体験できて楽しかったのも本当だ。