2017年4月14日金曜日

Freedconn T - Rex 15 オプション品の接続テスト

さっそく、T-Rexとオプション品をペアリングしてみることにした。複数の機器を接続して果たして同時に使えるのかは興味津々だ。せっかく購入したのだから、ちゃんと動いてほしいが。

今回届いた商品とトランシーバー2台、MP3プレーヤーとBluetoothトランスミッター、そしてT-Rexを用意。トランシーバー用トランスミッターをL2、リモートコントローラーをL3と記述する。

もちろん、テスト前にすべての機器の充電を済ませておいた。

まずは、L2。この充電端子兼用のmicroUSB端子に、

ケーブルを接続する。

そして、KENWOODトランシーバーと接続する。

T-Rexには、ブラケットを取りつける。

そして、マイクとスピーカーを繋いだ。

ペアリング方法に関しては、T-Rexの取扱説明書に日本語での記述があるので楽だ。だが、個々の機器とのペアリング方法だけで、システムとしての使用方法に関する説明はなかった。

AliexpressのFreedConnの商品説明には、システムとしてのペアリングに関する説明が英文ながらあった。ただ、この英文がいまいちわかりにくい。

とりあえず、MP3プレーヤーと接続して、今回購入したスピーカーとブラケットが正常に機能するか確認した。問題なかった。一安心。

一旦MP3フレーヤー用トランスミッターの電源を切っておく。

次に、L2とペアリングだ。

方法は、T-Rexが電源が切れている状態から、ON/OFFボタンを押し続けてペアリングモードにする(赤/青の点滅状態)。

次に、L2も電源が切れている状態から、ボタンを長押しして、こちらもペアリングモード(赤/青の点滅状態)にする。そのまま少し待つと、セルラーフォンと接続したとスピーカーからアナウンスが流れて(もちろん英語で)、接続が完了する。両装置とも青の点滅になる。L2は、T-Rexからすると携帯電話だと思われているようだ。

ここで、再びMP3フレーヤーと接続した。スピーカーからは、プレーヤーの音楽が流れている。この状態で、テスト相手のアルインコトランシーバーのPTTボタンを押して通話すると、音楽が止まって、トランシーバーの音が聞こえてきた。つまり、通常はBluetoothトランスミッターとの通信が聞こえていても、トランシーバーが着信すると自動的に切り替わるのだ。これならば使える。ただし、切り替わる形なので少しのタイムラグがある。だが、ほとんど気にならないほどだった。音声は、まずまずの聞き取りやすさだった。クリアで明瞭な音質とは言えないが、トランシーバーの音質並みには聞こえた。


そして、L3とT-Rexを接続する。接続方法は、T-Rexが電源が入った状態から、ON/OFFボタンを素早く3回押す。すると、LEDインジケーターが赤く点灯する。その状態で、L3の下の真ん中のマルチフファンクションボタンと、上にあるアンテナマークのボタンを同時に押すと、L3のインジケーターが、緑に3回点滅すると接続が完了する。Bluetooth接続とは異なる方式で接続されるのだろう。操作方法が今までと異なる。接続が完了すると、上下ボタンでボリュームなどの調整が可能になった。タイムラグがなく、有線で接続されているのかと思うほどだ。

この状態で、PTTボタンを押してみたが、トランシーバーは通話状態にならなかった。

どうやら、L3とL2をペアリングしなければ、PTTボタンは機能しないようだ。

その方法は、商品説明にあった英文の資料のみなのだが、とにかくわかりにくい。

英文ではこのように書かれている。

「In L2 on,Rapid continuous press L2 under three key to open(the L2 light is in the red light normallyon state,hold L3 multi-functoin button and then hold the PTT key. L3 indicator light flashs three times,L2 red light is put out,as L2 and L3 connection is successful.」

直訳すると「開くための3っのキー」がよくわからなかった。

結局、T-rexと同じ接続方法だと気が付いた。つまり、L2は電源が入った状態から、ボタンを素早く3回押す。すると、インジケーターLEDが赤色点灯になる。次に、L3の上下ボタンの間にあるマルチファンクションボタンとPTTボタンを同時に押す。すると、L3のインジケーターが緑で3回点滅する。これで接続完了だ。

この状態で、リモートコントローラーL3のPTTボタンを押すと、L2が反応して接続されているトランシーバーが通話状態になった。この時の反応も、非常に早く、申し分ない。

これで、すべての機器が接続された。

試しに、すべての機器の電源を切って、改めて接続できるか確認した。ちゃんとペアリング操作なしで接続できた。いじゃないか。

現状クラッチ側のハンドルに有線ケーブルのPTTボタンが取り付けてあったが、これを外して、

リモートコントローラーL3を取りつけた。取り付け/取り外しは非常に簡単だった。ツーリンに行く前に、毎回充電しなければならないので、取り外しが容易でないと困る。

これも、無線なので、配線が必要なくとてもすっきりした。

このシステムを4月のツーリングで試した。報告はツーレポの後で。