2017年1月24日火曜日

HONDA PCX リアからの異音

HONDA PCXは走行自体には問題ないものの、リアからの異音が気になっている。

このまま走り続けてもいいものなのか、突然壊れて走行不能にでもなったら、困ってしまう。

実際どの程度の異音なのか、CASIO FR10で撮ってみた。

CASIO FR10での動画がどれくらいのものか、参考にもなるだろう。



どうだろうか。ややおとなしく感じるかもしれないが、実際にはもう少し大きな音に感じる。

昨年9月に購入したので、4ヶ月以上もたっているので、中古車ということもあり、当然だが、保証もない。しかし、いろいろ調べると、リアのクラッチの軸についているベアリングがすぐにだめになるという不具合がPCXにはあるようだ。

ベアリング自体は、ホームセンターでも売っているところがあるという汎用なものだという。価格も千円もしない低価格なもののようだ。

自分で交換するのは、ベアリングを取り外す専用工具プーラーが必要だ。

これだけで、8千円程はするらしい。

だめもとで、購入したバイクショップに連絡してみると、見てみますので持ってきてくださいという。

それで、PCXに乗って行くことにした。


気温は14度とこの時期としては温かかった。

ついでに、近所のホームセンターによって、ベアリングが売っているか確認してみることにした。


一軒目は、ボールベアリング自体は売っているが、どうもサイズが合うのがなかった。

二軒目にも寄ってみたが同様だった。

純正がすぐにだめになるようなので、もっと良いものがあればと思ったが、通販などで入手するしかないようだ。もちろん純正ならば、購入したバイクショップに頼めば購入できるだろう。

しかたなく、まあ、とりあえず見てもらおうと、ちょっと遠めのバイクショップに向かった。


バイクショップに到着した。

連絡してから行ったものの、時間は指定しなかったからだろうが、肝心の店長がいなかった。


で、相手してくれたのはこの若い青年。愛想は良いが、頼りなさそう。

で、見てくれたのだが、これなら大丈夫だという。新車でもこのくらいの音がするものはあるというのだ。ベアリングが悪くなると、こんな程度の音ではなく、ガラガラとかなりひどい音がするという。

「じゃ、このまま乗っても大丈夫なんだな」と確認すると「大丈夫だと思います。」という返事。

まあ、それならば、安心した。ただ、少なからず音がしているので、いつかはベアリングを交換しないといけないだろう。その時にどれくらいかかるか聞くと、1万円近くかかるかもという。それは高いだろう。

もし、部品を外して、ベアリングだけ打ち直してもらったらいくらぐらいかと聞いたら、それならば、パーツ代程度で済むと思うと言う。

パーツを調べると、ボールベアリングとニードルベアリング、クリップの3つを交換するようだが、純正パーツの価格は1,500円程度だった。それくらいなら安いものだ。

ただ、駆動系を分解するとなると、どうなのかと調べてみたら、以前中華スクーターで買った工具がそのまま使えそうだと分かった。

クラッチが回るのを抑える工具と、39mmのスパナだ。そうこれは、WACOX H1でなんども分解したときの工具だ。

分解の経験もあるので、なんとかなりそうだ。

とりあえず、PCXのリアからの異音に関しては、さらにひどい音になるまで気にしないことにした。

また、ついでにシートの裏に貼ってあったオイル交換シールについて聞いてみた。

すると、実は別のPCXからシートだけ持ってきて交換していますとのことだった。つまり、記載されていた走行距離は別のPCXのものだというのだ。別に否定するような根拠もないので、了解するしかないだろう。