まずは、M.2 SSDだ。
スペックどおりの1,539MB/sという値が出ている。残念ながら書き込は569MB/sとSATS SSD並みしか出ていない。それでも、4Kランダムでも、かなりの速度だ。
次が、2.5インチSSDだ。インターフェイスがSATAなので、554MB/sとなっている。やや、書き込みが最近の物に比べると遅い。このSSDは、かなり古いものなので、仕方ないだろう。まあ、テンポラリーとして使う予定なのでこれで済ますことにした。
これ以降が本物のハードディスクだ。これは、今回購入した3TBのHDD。M.2 SSDの1/10程度のリード速度しか出ていない。特に4Kbyteのランダムアクセスでは悲惨なものだ。
最後が、旧PCのブートディスクだったものだ。容量は1TBでHGST製だが、これも古いものなので、3TBのHDDよりも遅い。これでは、起動に1分程度かかるのもしかたない。しかも、かなり騒音がする。
やはり、M.2 SSDは素晴らしい。速いPCを組んでもストレージが遅いと何の意味もないことが明白だ。
CPUの状態をチェックしてみた。アイドリング状態では、1.2GHz程度で動作している。発熱も少ないだろう。たしかに、非常に静かだ。
定格3.3GHzだが、BISOで4GHzの設定があらかじめ入っていたので、試しに上げてみた。
アイドリングは変わらないが、ちょっと負荷をかけると4GHzまでクロックが上がった。しかし、何の変化もない。本当にクロックが上がったのだろうか。よくわからない。
それで、テストで720x400ドットの動画を1.5倍速に変換する処理をやらせてみた。ファイルの長さは再生時間45分程度のものだ。これが約30分程度になる。
3.3GHzでこれをやってみると5分半程度だった。4GHzだと、4分半まで速まった。丁度クロックアップ分どおりだった。ちなみに、旧PCでは、10分程度かかっていた。
やはり、かなり速い。
試しに旧PCで使用していた起動ハードディスクと今回のM.2 SSDで起動時間を比較してみた。
ところが、ここで問題発生!
2.5インチSSDに対して色々とアクセステストなどを実施していたら、突然フリーズしてしまって、仕方なくシャットダウンしてみたら、アクセス不能になっていた。古いSSDだったので、そろそろ寿命でもおかしくはなかった。それで、事前に交換して、不要になったものだったのだが、まだアクセスはできていたので使っていたものだ。
M.2 SSDに比べると低速とは言うものの、HDDに比べたら3倍程も高速だ、これに慣れると、もうHDDを使おうという気ならない。とりあえず、動画やファイルの編集テンポラリだったので、保存してあったファイルは無くなっても問題ないのが不幸中の幸いだった。
やはり、テンポラリ用SSDを何とかしたいものだ。もうこうなったら、毒を食らわば皿までだ。
続報を待て!
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