2016年12月21日水曜日

バイク用品・パーツ使ってみてどうだったか

今年最後のツーリングではいろいろなものを付けていたので、それらの使い勝手をまとめて書いておこう。

まずは、KMINEのブーツだ。




最初に履いてみてこれは堅そうだと思ったのだが、ツーリング前に普段履きしてみたところ、そんなにひどくなかった。それで慣らしを行ったので、少し硬さが取れたものと思っていた。だが、実際にツーリングに履いて出発した途端に、これはやばいと思った。とにかくシフトしにくいのだ。シフトダウンはいいのだが、シフトアップが全然だめだった。足首が固いというよりも、厚いためにレバーの感触が良くつかめなかったのだ。

さらなる原因がこれだった。


汎用 チェンジペダルカバー イエロー MM05-0119-Y

ブーツの先がこのカバーに引っかかって、いい位置に入らないのだ。

そして、なんとか足先がレバーの下に入っても、1速から2速に引き上げはなんとかできても、次のシフトアップの時に、足先を下に戻すと、靴先がゴムカバーに引っかかってレバーも一緒に下がってしまうのだ。

そのために、なかなか2速から上にシフトアップするのが最初できずに、エンジンをうんうん言わせて走ることになってしまった。

だが、だんだんと慣れてきた。慣れてくるとブーツの硬さはほとんど気にならなくなった。足首の動きをスポイルすることもなく、シフト、ブレーキともに、なんとかできた。やはり、激安中華ブーツとは違う。

しかも、寒さはあまり感じず、防寒性能もいうことなし。さらに、少し蒸れやすいかと思ったが、歩いたりすると足が運動するので発汗して蒸れやすいのかもしれないが、ライディングではほとんど動かないため、蒸れを感じることはほとんどなかった。

意外に履き心地は良かった。

1万円以下で購入できて、なかなかいいブーツに感じた。〇だ。

だが、シフトレバーのカバーは全く駄目だ。



足の次は手ということで、グローブだ。


ラフアンドロード(ROUGH&ROAD) バイクグローブ プロテクションツアラーウインターグローブ レッド XL RR8638


防寒ということで、厚目ではあるが、こちらは操作にはほとんど支障なかった。私の指が短いために、指先が余り、それがレバーに当たることはあったが、それは私の個人的な問題だ。

総じて柔らかく、とても使い勝手は良かった。手首も少し覆ってくれるので、風が入りにくかった。着て行ったKOMINEのJK-580の袖口が長く厚くて、これをグローブの中に入れることはできなかったが、それは仕方ない。

防寒に関しては、逆に厚さが程々なために、長く走っているとだんだんと指先が冷たくなってきた。ただ、あまり厚くないためにグリップヒーターの熱が伝わりやすくも感じた。

総じて、このグローブは〇だった。お勧めできる。まあ、ブーツもグローブも1万円弱という私の今までは考えられない高価なものなので、当然の結果かもしれない。それでも、さらに高価なものも普通にあるので、リーズナブルな製品ではある。


最後に、LEDヘッドライトだ。


【e-auto fun正規品】 DC12-24V LEDフォグランプ H7最新型ソールCSP Y19チップ6枚搭載 8W/800LM 320°照射 ホワイト(6500K) 2本セットLMH78WW


昼間走っているときには、当然だが全くハロゲンとの差異は感じないが、信号停止で前に車がいたリすると、白くて明るいヘッドライトが見えるので、その点はいい感じだ。

ただ、トンネルなどに入ると、明るくないのが感じられる。他のバイクのヘッドライトや後ろのバイクや車のヘッドライトの光の方が強く前を照らしているのを確認できる。

実は、最後のツーリングでは、帰りに暗くなったので、実際に明るさを確認することができた。

こちらが、LEDヘッドライトのローだ。明るく見えるかもしれないが、カメラが増感しているためで、写真ほどは明るくはない。だが、街灯があれば、暗くて前が全く見えないということもなかった。

ペースにもよるし、街灯もない真っ暗な田舎道だとわからないが、とりあえず、全くダメということはない感じがした。もともと、純正ハロゲンでも明るくないので、それよりもさらに暗い感じはするが、見えないという程でもないと感じた。

次にヘッドライトをハイにした状態。GSX S1000Fは、ハイの時には左のロー側が消えずに、右のハイ側が追加で点灯する仕組みなので、ローのLEDとハイのハロゲンの両方が点灯している状態だ。

やはり、ハロゲンはかなり黄色というか橙色に感じる。これも、ものすごく明るいというわけではないが、まあなんとか、街灯の無いところでも見れるだろうという位は明るさがある。

とりあえず、ロー側はこのままLEDで行くことにした。

本当の明るさを求めるのならHIDに変更すべきなのだろう。

とりあえず、ファッションとして白いヘッドライトに替えられたので良しとしよう。しかも、消費電力は55Wから8Wに激減しているので、アイドリングストップしても全く気にならない。8Wといえば、ストップランプでも21Wくらいあるのだから、かなりの低消費電力だ。GSX S1000FのストップランプはLEDだが。

乗らないときには1か月も放置することもあるので、8Wというのはややバッテリーが弱まっているときでも始動可能になる確率は高くなるだろう。セルボタンを押すとヘッドライトは消える仕組みにはなっているが、イグニッションキーをONにした状態ではヘッドライトは点灯したままになるので、この時に弱ったバッテリーに負荷を与えてしまう。それが軽減されるということだ。

ということで、LEDヘッドライトに関しては、現状維持ということにした。低消費電力と、白いランプというファッションで交換するのなら良いだろう。明るさを求めるのならこの製品はだめだ。