2016年12月7日水曜日

SUZUKI GSX S1000F 紅葉の大寧寺ツー

R1200RS乗りのすぎやんと、大寧寺に紅葉を見に行った。大寧寺は、長門市の湯本温泉にある寺だ。

出発は8時。11月だったが気温は15度と高かった。天気予報は、午後から雨模様が出ていて、中止しようかとも思ったくらいだ。朝になったら雨は降っていなかった。

雨を予想して、カッパ代わりのアウターの上下に、古いNEOTECという服装にした。


すぎやんは、まだ小さくてかわいい息子さんを後ろに乗せてやってきた。一人でも、よく乗せて走っているようだ。

さっそく出発。まずは、関門トンネルを通って下関に入る。

しかし、空はどんよりしていて天気が心配になった。

コースは、前回PCXでのツーリングほぼ同じルートで、2号線で東に走り、途中から左折して秋吉台に向かった。これまた前回のツーリングと同じで、少し路面はウエットだった。

内陸部に入ると、気温は下がって12度となった。、

秋吉台にやってきた。おそらく早朝に雨が降ったのだろう。ところどころ濡れた路面だった。

しかし、よく見ると遠くに薄く青空が見える。

ここでは、かなり気温は下がってきて10度になった。アウターを着てきてよかった。

そして、PCX同様に、大正洞・エコミュージアムのパーキングで休憩。

ここで、温かい飲み物を買って飲んだ。


前回は、軽自動車が沢山来ていたが、今回はスポーツカーだ。BMWのZ3だろうか。

さらに、スーパーカーのカウンタックとホルシェもいた。すごい。最近大観峰でも、このような高級スポーツカーを見る機会が多いが、いま日本は景気がいいのだろうか。実感がわかない。

そして、北の方向を見るとさらに青空が広がっている。

湯本温泉に向かって走り出すと、青空が広がってきた。

そして、湯本温泉の奥にある大寧寺に到着。駐車場は一杯だった。

おお、紅葉している。

だが、もうピークは過ぎているようだ。葉が絨毯のように落ちていた。

日も照ってきて、朝の曇り空が嘘のようだ。

二人も喜んでいるようだ。

ものすごく綺麗というほどでもないが、そこそこきれいな紅葉だ。

一番奥にあるのが本殿のようだ。

皆お賽銭を投げて、紐をひっいてからお祈りしていた。

線香とローソクがあった。10円と安い。

ちょっと風があったので、線香にした。

駐車場への帰りに、少し左に曲がっている道があった。

そこに一番綺麗な紅葉があり、観光客が写真を撮っていた。我々も御多分に漏れず、写真の撮りあいこをした。

枯れて茶色になったものも多かったのにこの木だけは本当にきれいに色付いていた。

温泉は、リーズナブルな、六角堂にした。かなり古そうな旅館だ。

橋を渡って中に入ると、暗くて、休みなのかと思ったが、女性が出てきて、日帰り湯はできますかと聞くと、普段はやっていないが今日はいいですよという。料金は、500円。すぐ隣の公営浴場は200円だが、その他の温泉は1,000円以上と高かった。

風呂は、なんと6階にあった。ここまで湯を上げるのも大変だろう。しかも、誰もいなかったので、完全に3人だけの貸し切り状態となった。

本来は、風呂場の窓から紅葉が見えるらしいが、今年は不作だと言っていた。

風呂を堪能して、川に降りてみた。浮沈橋が有って、対岸に渡れる。

小さな足湯があった。風呂に入ったばかりなので入らなかった。

そこを出発して、316号線を北上していたら、「坂持」という交差点で右折だよとすぎやんの先導でBMWツーリング教えてもらったという、農道にぐるりと回って入り、西に走った。ナビの言う通りに、191号線に出ていたらかなり時間がかかっただろう。


ここで、トラクションコントロールをOFFにして、アクセルを開けしてみた。しかし、フロントが浮くこともないし、今までと違いを見いだせなかった。何かあるといけないので、トラクションコントロールは、3に戻した。


そして、今回も角島に来た。天気も晴れてきて、本当にきれいだ。ただ、風は強くて、白い波が海岸に打ち寄せていた。

角島に渡って、「しおかぜの里角島」にやってきた。時計を見るともう2時近かった。

再びこのイカ焼き食堂に寄った。

2回続けてカレーだったので、今回は魚フライ定食にした。

私には十分な量だ。魚のフライもやわらかくておいしい。

「しおかぜの里」とはよく言ったものだ、ここに来るといつも風が強い。磯の匂いがする。

駐車場に戻ると、朝の天気とは打って変わって強い日差しだ。

気温も16度まで上がっていた。

帰りは、191号線を南下した後、435号線に左折して、県道34号線に入るルートだ。途中で道路わきの土手を壊している現場があった。土砂が道に流れてしまったのだろうか。

そして、道の駅「きくがわ」によった。

ここで、ブルーベリーソフトを食した。ちょっと酸味が強くて、苦手の味だったが、気温が上がってきていたのでなんとか完食できた。

ここから、下関市街まで再び農道なので、ここでも、少しギヤを低めにして、今度はかなり本気でアクセルをひねってみた。直線加速では、トラクションコントロールの介入は見られなかったが、コーナーの出口でアクセルをひねったら、見事にトラクションコントロールランプがパカパカと点灯するのが見えた。初めての点灯にかなり嬉しかった。

試乗記などで、トラクションコントロール3設定だと頻繁に介入してくるという事が書かれているが、私の運転では、かなり常識外れの加速でもしない限り、介入してこないことが分かった。実際、後輪と前輪の回転数の違いが発生しないと、介入しないのだろうから、介入されるというとは、タイヤがパワーに負けて空回りしているということで、そんなに頻繁に起こってはおかしい。

とにかく、トラクションコントロールがちゃんと機能しているという事が分かったので、一安心だ。しかし、逆に言うと、コーナーの出口でアクセルを開けすぎると、後輪が空回りして、転倒の危険があるという事だ。そのような危険の為にも、今後もトラクションコントロールは3設定で行くことにした。


九州に戻ると、日がだいぶ傾いていた。結局日が暮れるまで1日走ってしまった。

トータル1,736kmとなった。この日で、丁度納車から1か月だ。よく走ったものだ。

本日の走行距離は、253kmで、12.16リッター給油した。燃費は、20.8だった。今回のメータのアベレージ燃費はかなり正確だった。だんだんと学習しているのだろうか。

それにしても、途中でかなりアクセルを開いて走ったにもかかわらず、この燃費は素晴らしい。
いままでのツーリングて、20km/lを切ったことは一度もないので、航続距離300kmは大丈夫だろう。