2016年10月5日水曜日

HUAWEI P9 lite

IIJmioの端末販売でarrows M03の次に気になったのが、HUAWEI P9 liteだ。残念ながら、防水ではなく、VRに必須のモーションセンサーもつかない。しかし、指紋認証付きで、8コアCPUとスペックは高い。価格も、arrows M03よりもかなり安いのだ。

ちなみにIIJmioで端末保証をつけて月々1,500円程にしかならない。

という事で、これも注文してみた。


届いたパッケージ。シンプルだ。でも、最近の中華スマホ的ではある。まあ、まさしく中華スマホなのだが、HUAWEIはその中でも以前から日本のキャリアにも採用されているので、有名メーカーになる。それだけ品質も高いと思っていいだろう。

蓋を開けると本体が現れる。

取り出してみた。なかなか薄く、軽い。

近づいてみると中華スマホの例にもれず、液晶保護シートは貼り付け済みだった。これは日本のメーカーも真似してほしいものだ。

裏側。SIMやmicroSDの取り付けがトレータイプであることが分かる、説明が印刷されている。これも、中華スマホの例に従っている。

下には、3つの箱が入っていた。


ACアダプタ。もちろん日本仕様だ。

小さくて見落としそうだが、右の方にPSEマークもついていた。

ヘッドフォンとmicroUSBケーブル。

なんとリアカバーも付いていた。

説明書はちゃんと日本語。なんとなく安心する。やはり、日本で発売されているものはいい。

説明も変な日本語ということは全くなかった。


リアの説明シートをはがした。指紋センサーが付いている。

今回は、上海問屋のマグネット式microUSBケーブルも購入した。


1,000円程とちょっと高いが。

先端が小さくて、microUSBソケットにしっかりとはまる精度がある。

こちらが、下側。マグネットUSBケーブルの端子を取りつける前にふつうのmicroUSBケーブルを刺してみたが、端子はかなりしっかりしていた。穴がiPhone的だ。

マグネット端子を取りつけた。

充電してみた。

いい具合にきっちりだった。

さて、実はこのP9 LiteもnanoSIMだったのだ。そこで、これもSIMカッターでmicroSIMをnanoSIMにカットした。

このSIMは、接点がnanoSIMと同じサイズになっていた。SIMによって接点形状が異なるようだ。


起動してみた。起動ロゴがなかなかかっこいい。

ケースは、花柄の手帳タイプ。実は、これは家内が使うのだ。いかに私がスマホ好きだからと言って、次々とこんなに自分用のものを買ったりしない。と思が、分からないが。

起動したらいきなりファームのアップデートが始まった。

で、使い心地だが、正直に言うと、Ulefone PowerやOUKITEL K6000を買うのなら、P9 Liteを買いなさいといいたい。確かに価格はいわゆる中華スマホの方が安いが、品質はかなりこのP9 Liteが上だ。

まず、操作感だが、いままでのどのスマホよりもぬるぬるだ。素晴らしい。とても機敏な操作感で、ストレスが無い。aeeows M03の最大のネックがこの処理能力で、時々とてものろくてイライラすることがある。P9 Liteは別次元の動作速度だ。

次に、指紋認証だが、こちらもかなりの精度で一発認識でレジューム状態から復帰する。

画面もフルHDで、非常に精細で細かな文字もキックりだ。しかも明るい。arrows M03の2,580mAhに対して3,000mAhとバッテリーサイズが少し大きいからか、画面の輝度が高い。arrows M03はすぐに画面が暗くなって目がしょぼしょぼしてしまうのだ。

そして、バッリテーの持ちもかなり良い。とくに待機状態(レジューム)状態でのバッテリーの減りがほとんどないのは特筆すべきだ。といっても、arrows M03も同様だが。

唯一残念なのは防水ではないことだ。防水なら言う事が無かった。

かなりお勧めのスマホだ。日本のスマホメーカーがだんだんと事業を縮小しているのが分かる。国産は品質を含めたコストパフォーマンスで中華スマホにもう太刀打ちできないようだ。

実際arrow M03は、つい最近電源が入らなくなる現象が発生した。富士通のサポート情報にしたがって、電源ボタンの長押しなどをしてみてたが画面は真っ暗なままだった。一応端末保証サービスに入っているで、IIJmioに電話すれば航空便で明日代替を届けますと言っているのだが、起動しないと保存してあるデーターを失ってしまうことになるし、セットアップのし直しで面倒極まりない。

電源が入らないといっても、インジケーターLEDランプは10秒ごとに青白い色で点滅している。充電が足りないかとIUSBケーブルを刺しても全く充電状態(赤いLEDランプが点灯)にならない。

何とかならぬかと、富士通のサポートに電話したら、保障がききますというのだが、何とか対処方法はないかといったら、少し待たせた後で、「電源ボタンとボリュームの+ボタンを同時に押し続けてください。それで電源が切れれば、通常どうりに電源ボタンで起動できるようになるかもしれません。」と、言う。それで電源ボタンとボリュームの+ボタンを同時に長く押していると、10秒おきに点灯していたLEDが付かなくなった。

どうやら電源が切れたらしい。

電源ボタンを押したら、起動開始して、事なきを得た。

後で調べたことだが、この「電源ボタンとボリュームの+ボタンを同時長押し」は、Androidスマートフォンの強制電源OFF操作になっているようで、arrows M03に限らず大抵のスマートフォンでできるようだ。覚えておくといいだろう。