2016年8月11日木曜日

BMW R1100RS ギヤオイル交換とリアマスター取り換え

どうも調子の悪いR1100RS。

ファイナルギヤのドレインからオイル漏れ。前回のギヤオイル交換でパッキンワッシャを交換しなかった報い。

ドレインボルトを外さないとどうしようもない。まだ入れ替えてからあまり走っていないが、オイルを抜くことになってしまった。オイル量が少ないので、ジュースのパックに落とした。

外したドレイン。いやに鉄粉が付いている。

これが、つぶれてしまっているパッキンワッシャ。

内径を見ると14mmだった。


抜いたオイルは、意外に真っ黒。


アストロプロダクツから、14mmのパッキンワッシャを買ってきた。本当はアルミのほうが良かったが、銅しか無いとのこと。仕方ない、ステンや鉄よりはましだろう。

ついでに、買ってきた頭につけるヘッドライト。LEDタイプで、電源は単四電池3本。これがとても役に立った。

作業は、仕事か終わってから行っているのだ。外は真っ暗。でも、手元はとても明るい。これが無かったら、作業は無理だっただろう。

銅製のワッシャーを取り付ける。

一応、パーツクリーナーで綺麗にしておく。ねじ部分に細かい砂やなどが付いていたらオイル漏れがひどくなるかもしれない。

ギヤオイルは前回と同じものにした。別の製品で、0.5リットルのものがあったが、価格は逆に高かった。1リットルも要らないが、しかたない。

ファイナルギヤのオイル量は、230cc。

このオイル缶は、穴をあけるタイプ。通常は保存がきかない。

それでも、もったいないので、テープで穴を塞いで仕舞っておくことにした。

ドレインボルトを取り付けた。アルミではなくて銅なので、あまりきつく締めると、ねじ切りそうな気がして慎重に締めた。

次に、リアブレーキマスタを交換する。これがヤフオクで購入したもの。送料込みで3,000円程だった。

リザーブタンクとの接続部分のゴムはひび割れていた。それでも、現状のものよりはヒビが少ない感じだ。

中。これも差異は見られない。本当に機能が復帰するか心配になる。

現状のものを外す。スチールパイプにねじ込んであって、マスタシリンダーそのものを回さないと外せなかったので、外すのは大変だった。

交換するマスタシリンダーには、先にフルードを満たしておいた。

そして、なんとか交換完了。

ブレーキを押してみると、ちゃんと効いている。よかった。

そして、バタバタとカウル類をなんとか取り付けした。後は、シートだけつければ完了だ。

翌日は、参加を諦めていたが、ツーリングクラブの8月のツーリングだ。

試乗がてら、集合場所に行ってみることにした。問題が無ければ、午前中のみ参加するかもしれない。

私がいつも使っている工具セット。もう、10年以上使っている気がする。

レンチも、曲がってしまっている。T型ドライバーも壊れている。

にも拘わらず、使い続けているのは、

この大型マイナスドライバーが非常に便利なのだ。

その他にも、11mmのスパナが付いていたりする。

工具セットを買い替えようと、色々とみているのだが、このような大型ドライバーや、11mmのスパナが付いているものは見つけられないのだ。

どうしてだろうか。

同じものを探してみたが、もう売っていなかった。古すぎるのだ。


などと考えていて、ふと下を見ると、オイルのシミができている。なんと、ファイナルギヤのドレインボルトから漏れていた。改善していないではないか!!

念のため、もう少し締めこんでみたら、1/4回転くらい簡単に回った。ちょっと、ビビリすぎて締め足りなかったようだ。ちょっと固くなるまでさらに、1/4回転程締めこんで、オイルの漏れを確認したら、漏れは停まっていた。明日の朝見て、漏れていなければ大丈夫だろう。

ガソリンがほぼ空だったので、NC700Sから抜いたレギュラーガソリンを入れた。そして、試しにエンジンをかけてみたら、非常に調子が悪く、アクセルをひねっていないとアイドリングしない。

アクセルを回してみると、ババッという感じで重い。

そのうち、バンッと大きな爆発音がしてびっくり。アフターファイヤーだ。エキパイに顔を近づけてみると、左は熱い空気が上がってきて思わず飛び上がったが、右の配管からは熱気が全く出ていない。

どうやら、片肺になっているようだ。

タンクを外した際に、何かを触ったのだろうか。またタンクを外すことになるのだろうか。

がっくりして、右側のスロットルボディを見てみてると少しガソリン臭い。よく考えたら、タンクを外した時に、ガソリンのホースを外そうとして、バンドを緩めていたことを思い出した。きつくてパイプは外れなかったのだが。

よく見ると、そこからガソリンが漏れていた。そこを絞めると、ガソリンの漏れはなくなった。

その他には、スロットルボディに接続されている配線や、プラグコードをひっばたりしてみたが、問題ない感じ。

試しに、エンジンをかけてみると、不調はどこに行ったのか、快調にアイドリングして、アクセルをあおると、軽くエンジンが吹きあがるようになった。

配線が問題ではなかったので、原因としては、ガソリンパイプのバンドの絞め忘れが原因としか思えないが、これで片肺になるほどの症状が出るのかはなはだ疑問ではある。

しかし、とにかく快調になったので良かった。

ちょっと、不安を感じないでもないが、翌朝の状態で本当にでかけるか決めよう。