2015年10月28日水曜日

BMW R1100RS 四国1泊ツーリング その2 晴天の四国カルスト

続きだ。

昼食の後、出発。

197号線を南下していく。私が前回通ったルートを行くと思っていたのだが、

橋を渡ったところで、看板があり、左折した。

私かこの道を知らないので、わからないと無線で言うと、一旦停止したが、話し合いの結果このまま行く事に。私も、違う道を走るのは好きなので良かったと思っていた。

最初は、なかなか良い道で、気持ちよく走れた。

しかし、急に道幅が狭くなり、

かなりの狭い道となった。

しかも、枯れ葉や、小石などが路面にあり、気をつけないとタイヤがズリッと滑ってしまう。ペースは一気に落ちた。かなり長いこと、こんな荒れた道を走り続けた。

なんとか、前回のルートに戻った。

そして、最も高いと思われる位置に到達。看板通り、ここを右折するはずが、かなりの勢いで、そのまま突っ走ってしまった。あれれ、と思ったが、私も何度も来た道というわけではないので、この広い道が続くのかもしれないと付いていった。

しかし、ナビの地図を見ても、目的地から外れるばかりで、その上道幅も狭くなってきた。しかも、くねくねした道だ。

四国カルストへの看板が出てきて、右折した。

前回通った道に到達した。ここまでくればもうすぐだ。しかし、ナビを見るとかなり大回りしてしまったようだ。

やっと、着いた。前回も3年前も、あまり天気は良くなかった。今回はまさしく快晴だ。


銘々バイクを止めて、

柵のところまで見に行く。

さっそく、ここで記念写真。

なんて素晴らしい景色だ。雲一つ無い。もう、草が茶色に染まって秋を感じさせる。

建物の裏に回ると、こんな看板があった。そうここが県境なのだ。最初高知側の下の絵が鶏に見えたが、よく見たらショウガだった。そうかショウガが名物なのか。高知と言えば、鰹と尾長鶏と闘犬くらいしか知らなかった。

もう一つ、県境で記念写真。電信柱が無粋だがしかたない。

前回来たときは開いていたソフトクリーム屋は、閉まっていた。天気が良くて、寒いという事はなかったのだが。高地なので早めに終わってしまうのだろうか。せっかくの店舗なんだから、逆に暖かいものでも出せばいいだろうに。

景色を堪能したので出発だ。

下っていくと、前回、通行止めだった林道は通れるようになっていた。

とても、気持ちよく走れる。前回の極細道を通らずに済んだのは幸いだ。時間短縮にもなった。

下って、平地に戻り、再び197号線に入る。

この道も、なかなか良い感じだ。

途中の風車の道で一休み。

もう、だいぶ日が傾いてきた。あまりのんびり出来ない。そういえば、風車があったか確認しなかった。そそくさと出発した。

高知に近づいたところで、給油した。

高知市街に入ると、かなりの渋滞。R1100RSのオイル温度計がぐんぐん上がっていく。空冷で、オイルクーラーにもファンがないのでのろのろ走行だと温度が上がるばかりだ。その為か、エンジンがどうも、ガラガラという音がしてきた。とくに左側の気筒からする。

トルク感も薄くなり、回転を上げても、ただ回っているだけでになってきた。

なんだかやばそうな雰囲気だ。

なんとか、オーバーヒート(オイル温度計の赤いライン)まで来ないうちに、ホテルに着けた。

そう、ここは今年のゴールデンウイークに泊まったところだ。安くて、大人数分の空きがあり、安かったのはここだけだったのだ。

R1100RSを駐車場に止めるのに待っていたら、だんだんとエンジンのノイズが増えてきた。かなりガラガラというメカ音が大きくなってきた。やはり、軽くオーバーヒートしたのかもしれない。ちょっと心配だ。

実は走行中にも、安物のオイルが焦げたような臭いがづずとしていた。オイルをずっと交換していない軽トラが少し煙を吐きながら走っていると臭うのと同じだった。それが自分のバイクからしていたとは思わなかった。

やはり、オイルをもっと高級なものにすべきなのだろうか。低価格なバイクには低価格なオイルが似合うと思うのだが。

どちらにしても、早めにオイル交換したほうがいいかもしれない。

夜の町に繰り出した。

今回はこの居酒屋に予約していた。

さっそく乾杯。お疲れさん!

料理も、沢山出てきて、食べきれないほどだった。


その上、飲み放題なのだ。

とは言っても時間制限があるので、深夜にならない前に解散となった。

それにしても、長い1日だった。

心配なのはR1100RSのエンジン音とパワー感の無さだ。明日は、長く高速を走るのだが、大丈夫だろうか。

ホテルに戻ってから屋上にある露天風呂に入って、今日一日の疲れを癒してから、部屋に戻って早めに休むつもりだった。でも、興奮しているのか、心配事が有るからか、なかなか寝付けず、昨夜に引き続いて、寝不足になりそうだ。

つづく。