2015年7月28日火曜日

HONDA NC700S DCT グリップエンド/ヘッドラット自動消灯/チェーン清掃

7月は一度もバイクツーリングしなかった。試乗程度のみだ。

ということで、NC700Sでやり残した作業を色々と行った。

まずは、くるくる回るグリップエンド。ネジを緩めても、グリップエンドごと空回りするばかりで外すことが出来なくなっていた。

そこで、グリップエンドを挟んで、なんとか回すことに成功した。

外れたグリップエンド。なんだかボンドらしきものが付いていて汚い。

グリップの中を見ると何か入っている。どうも、これが空回りしているようだ。

もう一度、グリップエンドを差し込んで、ネジ留めして、中のものと一緒に引き出した。

かなり重い、ウエイトだった。これがハンドルの中で回っていたのだ。金具が外れていてどのように付いていたのかわからない。適当に付けて、

ボンドを付けて、


差し込んでみたら、かなりきつくなって、空回りしなくなった。

これで、グリップエンドが空回りする不快感から解放される。


次は、ベッドライトのスイッチだ。このNC700Sは、ツーリング途中でエンジンがかからなくなる不具合が時折見られる。バッテリーの問題ではないとは思うが、セルが回らない状態でスイッチをONにしたままにしておくと、ヘッドライトが点灯したままのため、パッテリー容量が減って本当にセルが回らなくなる事になりかねない。DCTなので押しがけも出来ない。

それで、SRV250で付けていた、自動的にヘッドライトを消灯するケーブルを取り付けることにした。このケーブルを付けると、キーをONにしてもヘッドライトは付かず、ハイビームに切り替えると点灯するという仕組みで、その後でロービームにしても点灯したままになる。とても便利なケーブルだ。ただ、手動でヘッドライトを付けないと消灯したままになってしまう。ヘッドライトを付けるのを忘れたことが何度もあった。SRV250の様に古いバイクならいいが、NC700Sのように新しいバイクだと整備不良になりかねない。

できれば、エンジンがかかるまでは消灯して、エンジンがかかったら自動点灯するというものが有るといいのだが。

NC700Sのヘッドライトは、左右にヘクサネジで留めてあるだけなので、右側、

そして、左側と外す。

六角レンチは5mmだ。

ネジを外したら、ヘッドライトユニットを少し持ち上げるようにして前に倒すと外れる。

大きな丸いのが、ヘッドライトの防水カバーで、その中にバルブが付いている。

バルブのコネクタを外す。

しかし、ヘッドライトの後ろ側にはほとんどスペースがない。

HIDや、ましてやファンなどの付いたLEDヘッドライトに交換するのは、スペースの関係で難しい感じだ。

消灯スイッチのケーブルを取り付ける。この回路部分が入らない。

なんとか、下のスペースに逃がしてはめることが出来た。

ヘッドライトユニットは、ステム下にはめ込む形で下側を固定する。

そして、上の2つの六角ネジを取り付けるが、これがなかなかきつくて、ネジアナが合わず苦労した。

それでも、なんとか取り付けできた。

このスイッチ程度でこれだけタイトだと、やはりHIDとかLEDは難しいだろう。でも、世の中にはHIDやLEDヘッドライトを付けたという情報もある。どのようにして、隙間を見つけたのか知りたい。

まあ、今のところヘッドライトに関しては特に不満はないので、ハロゲンでいいのだが。

さて、話を戻して、取り付け完了したので、動作チェックを行う。これが、キーOFFの状態。

キースイッチをONにする。

すると、ポジションのウインカーのみが点灯してヘッドライトは消灯したまま。


ハイビームスイッチを押すと、

ヘッドライトが点灯した。

なお、パッシングはこのハイ/ロー切り替えスイッチを、

手前に、押すことで出来る。指を離せば元に戻る。

試すと、パッシングでも、ヘッドライトを点灯できたので、今後は、これで点灯する事にしよう。これならばローに切り替える手間が省ける。



次は、ステップの汚れだ。

これは、金属磨きで磨いてみることにした。


すると、面白いように汚れが取れた。

まあまあ綺麗になった。

汚いと言えば、

リアスプロケットも、チェーンも、真っ黒だ。

チェーンクリーナーで、清掃した。

どうも、チェーンも、スプロケットも、すこし錆びているのか、完全には汚れが落ちない。

チェーンには、ドライタイプのチェーンルブを付ける。

乾くまでは、ねばねばしているが、乾くと粘りけは少なくなるものの、さらさらという訳ではないので、これが汚れを吸い付けてしまうようだ。

ただ、ホイールには飛ばないので、それだけが良い点だ。






とりあえず、懸案となっていることは出来た。