2015年7月1日水曜日

YAMAHA YBR250 メーター不具合解消!!

メータのトリップや時計がリセットされてしまう件で、どうも、納得がいかないので、色々調べてみることに。

YBR250のマニュアルや整備関連の資料は販売されていないようで、調べても出てこない。しかし、以下のサイトに、スペイン語のサービスマニュアルをpdfでダウンロードできるリンクを記載していたので、さっそく使わせてもらった。無記名なのでどなたかはわからないがありがたい。

YBR250: リンク

だが、せめて英語なら何とかなるがスペイン語となると全くわからない。それでも、なんとか回路図を見つけることが出来た。

そして、そのなかから、これだろうというものを見つけた。
それが、これだ。(44)の白地の枠内が、恐らくメーターパネルだと思われる。そして、その左に記載されているのが、そのコネクタだろう。

だが、このパネルには液晶パネルに関する記述がない。しかし、SPEEDのところに色々と6つも配線が来ており、液晶パネルは時間でもってパルスの間隔を測って速度を算出したり、その結果の速度計から距離を割り出したりしているのであろうから、これに含まれるのだろう。と予想した。

つながっている配線の中で、常時電源が供給されていそうなのはRBしかない。


 それをたどっていくと、10番のヒューズにたどり着く。この間には、何も繋がっていない。

10番は、Backupのヒューズだとわかった。考えてみれば、当然の命名だ。

バイク本体からのコネクタ端子を1本1本当たって、電源が来ていないとなれば、このRBの線に繋がっていてるのはヒューズしかないのだから、このヒューズが切れているとしか思えない。もちろん、途中で断線しているかもしれないが。

とりあえず、シート下の白枠内のヒューズボックスを見てみた。

4つめが、BACK UPのヒューズだ。:現物は、白枠のものだ。さっそく取り外してみた。

しかし、切れているように見えない。

 テスターで抵抗値を測ってみると、導通がない。

導通があれば、プローブを直接接触させた状態と同じになるはずだ。つまり抵抗値0だ。

そうならないという事は、ヒューズに導通がないという事だから、予備のものと交換してみた。
(後で、このヒューズを拡大鏡でよく見てみたら、やはり切れていた。)


時計を合わせて、YBR250のメインキーをOFFにして、2分待つ。

そして、再度メインキーをONにすると、どうだろうか電源を切る前と同様に時計表示となり、時間もきっちり2分経っていた。いままでは、1分も電源を切っておくと初期化されていたのだ。

だが、まだ安心できない。もしも、メーターに問題があって、時間が経つとまたヒューズが切れるという事があるかもしれない。ヒューズが切れたと言うことは、何かしら問題があるはずだ。

ということで、次の日の朝、調べて見た。
 一晩電源が切れた状態で、バックアップ電源のみが供給されていた。それでは、キーをONする。

すると、昨日同様にまず、時計が出てきて、まさしく現在の時刻を表示していた。一晩経過しても、ヒューズが切れなかったので大丈夫だろう。

まだ、走行してチェックしていないので、ちょっと心配ではあるが。

とりあえず、やっとこれで、全ての問題が解決したようだ。しかし、ちゃんと整備すると言っていたバイク屋は、こんな事もわからなかったのだろうか。しかも、配線を戻せば元に戻るなどとあり得ない話まで。恐らく、戻してみたことなど無いのだろう。このギヤポジションインジケータも前オーナーの依頼で取り付けたらしいので、その時に配線を弄って常時給電されているために、シュートでもしたのかもしれない。
動作しなくなって、ヒューズを見ても切れたように見えなかったと。

だが、ちゃんと調べれば、私と同じ結論に至ったはずだ。

やはり、バイク屋の納車整備というのは、完全には信用できない。最近では、新車では購入したことがないので、バイク屋にお世話になることはあまり無いが、専門家といっても何かしら抜けはあるものだ。

結局は、自分でなんとかしないといけないのだろう。と、改めて、思った。

しかし、問題を解決できるとすっきりするものだ。喉に引っかかっていた骨が取れた様なさわやかな、爽快感を感じている。YBR250が楽しくなってきそうだ。走行しながら、燃料計とトリップを比較して、燃費もあらかたわかる様になる。

これは、一時NC700Sの出番が無くなりそうだ。昨年は、先にZZR250を買っていて、その後でNC700Sだったので、冬場はNC700Sばかり乗ることになった。とは言っても、近所を走るときには、無理してZZR250に乗っていたが。これからは、チョイノリはYBR250で問題ない。チョイノリが楽しくなりそうだ。