前回のCN-GP540Dの記事で、取り付けキットの形状が変わったと文句を書いたが、それは、元に戻ったというのが正しいようだ。
というのも、倉庫のがらくたを掘り返していたら、ゴリラの取り付けキットが出てきた。なんだか見たことがあるような気がした。
右が、CN-GP540Dのもの。同じでは無いか。
試しに、出てきた取り付けキットにCN-GP540Dを付けて見たら、ピッタリ。
この取り付けキットは、恐らく、私が初めて買ったゴリラであるNV-SD207DTのものだと思われる。
その記事はこちら。
SANYO ゴリラ NV-SD207DT
(2010年10月28日木曜日)
思わず、懐かしくて読み返してしまった。2010年当時は、Tsurugi 150に乗っていて不具合に翻弄されていた頃だ。あれから、バイクも色々変わったなぁ。
ということで、CN-GL410Dで変わった取り付けキットが、またSANYO時代の取り付けキットに戻ったようだ。
どちらによ、訂正させていただく。
実はこのCN-GP540Dで気に入らない点があった。それは、電源を接続してもナビの電源が入らない。逆に、電源を抜いてもOFFしないで、バッテリーで動作したままになる。CN-GL410Dは、電源を接続すると自動的に起動し、電源を抜くとナビの電源が自動的に切れるという仕様だった。
これは改悪だと思っていた。
ところが、このCN-GP540Dを取り付けキットに接続して電源を接続すると勝手に起動し、
電源を抜くと、自動的にナビの電源が切れたのだ。
とうも、取り付けキットに刺すと、電源に連動して自動的にON/OFFする仕様のようだ。
しかし、バイクで使う場合は、この取り付けキットは使用できない。なんとか、取り付けキットを使用しないで、電源連動にならないものだろうか。
その為には、どのような仕組みで取り付けキットが付けられているかを調べる必要がある。
この取り付けキット差し込みに何かセンサーが付いているのか? よく見ると溝に出っ張りがある。だが、それをドライバーで押してみてもまったく変化無し。これは、取り付けキットがガタガタにならないようにするための工夫のようだ。
取り付けキット側に何かあるのかと分解してみた。
この金属の板が何か関係してするかとナビに付けて見たが、変化無し。これは関係ないようだ。
分解したままの取り付けキットを片側だけ差し込んでみたが、不安定ながら電源連動動作した。ということは、このナビの溝に何かしらのセンサーが付いているとしか思えない。
電源連動にするためには、溝に何かをはさめば良いのかもしれない。
それで、防水マウントに付いてきたスペーサー(スポンジ)が差し込めそうだ。試してみることにした。
両方差し込んで、やってみると見事電源に連動するようになった。
それで、このスペーサーをカットして、
溝に挟んで試して見ることにした。
電源が切れている状態から、
電源を刺すと、起動した!
ナビの電源が入っている状態で、
電源を抜くと、見事電源が切れた。
これで、シガーソケットをバイクの電源に連動する所から取れば、バイクの電源のON/OFFに連動してナビも電源が入ったり、切れたりする様になる事がわかった。
柔らかいスポンジを取り付けるだけなので、簡単だし、取り外しも容易だ。
結局、具体的な仕組みの解析は出来なかったが、あの溝に何かセンサーがあることはわかった。なので、電源連動させるにはそのセンサーを遮るようなものを挟んであげれば良いという事だ。
これでまた不満点が解消した。
ZZR250のシガーソケットは、バッテリーに直接繋いでいたが、次期機種では、電源連動できるようにシガーソケットを配線することにしよう。