2015年3月25日水曜日

HONDA NC700S DCT ノイズ対策

NC700S DCTに取りつけているレーダーVZ-6000のノイズ対策を行ってみることにした。

基本的に、ナビの電源をシガーアダプタから取るとひどいノイズが出て気になって仕方ない。ところが、外付けバッテリーから電源を取ると全くノイズが無くなることから電源からノイズが入っているのは間違いない。

Amazonを見ていたらこんな製品を見つけた。価格も安いので購入しみることにした。



それがこれだ。

裏に配線図が載っている。簡単に書けば、プラス電源の途中にこのフィルターを挟む事でノイズを低減する仕組みだ。元々は、カーオーディオ用だ。

フィルターの拡大。かなりの大電流にも対応するようだ。

まずは、テストしてみることにした。配線するためには、簡単ながらバイクの分解などの手間がかかる。いきなりやって効果も無かったでは手間だけ無駄になる。

手持ちのパーツでとりあえず配線して、

実際に運用状態で、エンジンをかけて聞いてみた。まったくノイズが無くなる訳ではないが、だいぶ低減される。これならばまあ、我慢できる。特にボリュームを60%から70%に上げると殆どノイズは気にならなくなった。もちろんナビで音楽を再生したままにするという条件だ。

音楽再生無しだとノイズだけが聞こえるので少々小さくなっても、さすがにノイズだけでは気になって仕方ない。

効果が確認できたので取りつけることにした。

基本的には、シガーソケットの根元に取りつける事になる。

バッテリーやヒューズなどの電源関連は、ダミータンク内にあるのでバッテリーカバーを外す。

そして、配線するのだが、ここでよく考えると、シガーソケットの電源はバッテリーに直付けだった。このアダプタを挟むと言うことは、このアダプタに常時電源が供給されることになる。

それは、バッテリーが上がる原因になるかもしれない。

そこで、急遽ACC電源から電源を取ることに変更した。もともと、ETCなどの機器用に配線してあるので、そこから取ることにした。

配線自体は、いつものことなので難しいことではなかった。


ただ、このノイズフィルターは意外に厚さがある。バッテリーの上に少し隙間があるのでそこに押し込んでおこうと思ったのだが....

バッテリーカバーが工具を入れるへこみ分内側に出っ張っているため、ノイズフィルターに当たって閉まらない。

どうやっても閉まらないので、


結局、ラッゲージスペース内にぶら下げることになってしまった。

まあ、見える所でも無いので良いが。

ツーリング予定かあるのでそこで確認してみることにする。

また、フロントフォークのガードの取りつけに黒の結束バンドが入手出来なくて白いものを使っていたが、やはり目だちすぎる。



そこで、これを購入した。

ダイソーなどに比べるとかなり高価だが、屋外用で耐候性があるので安心だろう。

簡単に交換完了。今更だが、やはり黒の方が良い。



また、チェーンを見てみたらだいぶ汚れていた。

簡単に清掃して、チェーンルブを吹いておいた。

あまり綺麗になったように見えないが、もともと錆びていてあまり綺麗なチェーンではなかった。これが純正なのかはわからないが、走行距離が本当なら、恐らく一度も交換していないだろう。

現在1万キロ少々なので2万キロ程度までは持つだろうから、それくらいになったら交換で良いだろう。