2015年3月18日水曜日

HONDA NC700S DCT 下関を走り回る

ZZR250に乗った次の日に、友人に誘われて一緒に走りに行くことにした。

ただ、天気予報が微妙で、昼から雨の予報だった。大丈夫だろうかと心配したが、外国のよく当たる天気予報サイトでは昼から晴れになっているという。真反対の予報だ。

 気温は10度。肌寒い。

 天気は、曇りというよりも霧だ。湿度が高くてじめっとしている。

友人とは、近所のコンビニで待ち合わせ。

さっそく出発。空はどんよりのままだ。

 関門トンネルを通る。

そして、県道34号線にはいり、少し走ったところにあるコンビニで休憩。

友人のバイクはMT-09だ。最近スクリーンをMRAのフラップ付きに変えた。

ここで、100円コーヒーを買った。

コーヒーを飲みながら、コンビニ前の山を見てみるとやはり霞んでいる。

ここで、バイクを交換しようという事になった。私がMT-09に乗って、NC700Sに友人が乗る。私は以前MT-09に乗せてもらったことがある。NC700SのDCTに友人が乗るの初めてだ。DCTがどんなものか興味があったようだ。

 MT-09に乗り換えると、本当に軽くてZZR250に強力なエンジンを乗せたような感じだ。エンジンは、とても吹け上がりがよくて、低いうなるような排気音で、アクセル回してエンジン回転が上がるのがとても気持ち良い。

さらに、クラッチを軽くする改善を最近施していて、操作が非常に軽くなっていた。詳細は、友人すぎやんのブログを参照いただきたい。

MT-09のクラッチを軽くする方法(すぎやんのブログ)

一つ目の農道に入った。

ただ、この様な真っ直ぐな道では、シフトの必要も無く、DCTもマニュアルも変わりない。

それでも、NC700S DCTと比べてどちらが楽しいかといわれれば、文句なくMT-09の方が楽しい。

が、どちらが楽かといわれれば、それは間違いなくNC700S DCTだ。

以前も思ったが、両方持ちたいという気になる。


MT-09は操作も軽くて扱いやすい。足回りも、かっちりしていて、良い感じだ。シートもNC700Sよりも良いと思う。

ワインディングは、MT-09が良い。カーブにも、軽く傾けられて楽しくコーナーリングできる。

でも、それでもギヤ付きだ。街中のストップアンドゴー状態や、極低速での取り回しはやはり、NC700S DCTの方がいい。

調子よく乗っていたが、T字路でウインカーを出そうとまごついていたら、クラッチを切るのが遅くなってエンストしてしまった。恥ずかしい。いままでNC700S DCTに乗っていて、停止するときにはブレーキだけでいいという感覚だったので、クラッチというものの操作がおざなりになってしまった。

低速でのんびり走るときのシフトアップはあまり面白くない。ゴーと加速しながらのシフトアップは楽しいのだが。

崋山の登り口の横を通り、

2つ目の農道に左折する。

この道も良い道だ。写真は真っ直ぐだが、1つ目よりも適当にコーナーもあり、アップダウンもある。

薄暗い見通しの悪い朝だったのに、だんだんと天気が良くなってきて日も照りだして、青空が見えるようになってきた。空気も乾いてきて気持ち良い。

そして、農道の終わりにある、「みのりの丘」に入ってみる。

売店の様なものがあったので、止まることにした。

 ほかほかして良い天気になった。

ベンチがあったので、そこに二人座って、駄弁った。

走るのも好きだが、このように話すのも好きだ。友人はとても聞き上手だ。思わず、色々と話してしまう。

本当に暖かくて気持ちが良い。

のんびりしていたら、たいして走っていないのに、気がつくと昼近くになっていた。街中からは離れているので、食事を取るにもあまり店が無い。
建物を見てみると、食事も取れそうなので、ここで昼食にした。

そばが中心のようだ。

そのなかで「いのしかメンチカツセット」というのが気になった。「いのしか」とは猪と鹿のことだろうか。それとも、花札関連だろうか?これを注文してみた。実際には、事前に券売機で食券を購入する仕組みだ。

これが現物だ。持ってきたおばさんに聞くと、やはり猪と鹿の肉だという。

ミンチになっているので、正直なんの肉かは味だけでは全くわからない。ただ、なかなか美味しかった。

吸い物かと思ったら、そばが入っていた。

食事を取っているときに、窓から外を見ると、おばあさんが二人、バイクを見ながら話し込んでいる。

カメラが撮影したままだったので、何を話していたのか再生してみたが、マイクがあまり良くないのでよく聞き取れなかったが、「気持ちよいだろうね」という言葉は聞き取れた。

おばあさんなのにバイクに興味があったのだろうか。

その後、帰ってから再生してみたら、意外に色々な人がバイクの前を通り過ぎていた。女性は、まったく興味ない風。

若そうな男性は、MT-09をじっと見て歩いていった。

一人しか写っていないが、二人組の若い男性達は、MT-09の前に立ち止まってじっくり見ていた。

どうも、MT-09が若い男性は気になるようだった。まあそうだろうな。

食事を終えて、そのまま帰るのももったいないので、すこし遠回りして帰ることにした。一旦北に登ってから、右折して、それから下に降りていくコースを取ることにした。

温度計は、日が照っていることも有り、21度となっていて、朝方の10度に合わせて着込んできたので、もう暑い。春の陽気だ。考えてみれば、3月も中旬だ。

選んだーコースはかなりのくねくね道だった。

MT-09の友人が先に走っているのだが、NC700S DCTでは全く相手にならない。アクセルの付きが悪いので、なかなかくねくね道を素早くは走れない。Dモードのままで走っているからか?

 見えなくなっていた友人が待っていてくれた。そして先に行けと。

こんな狭いくねくね道だが国道なのだ。

そして、県道38号線に入る。ここもくねくねとした細い道だ。先に走ることになったが、ペースは遅いままだ。

どうもペースが上がらないので、Sモードにしてみた。そうしたら、見違えるようにアクセルの付きが良くなり、エンジンブレーキも効くようになるので、アクセルワークだけでくねくねとした道を走れるようになった。

いままでのDモードはなるべくハイギヤードで走ろうとするので、エンジン回転は低くなり、アクセルをひねっても敏感な反応は示さない。逆にアクセルを戻してもエンジンの回転数が低いからエンジンブレーキも殆ど利かない。そのために、ブレーキをいつもかけている感じになり、ますますペースが上がらないという状態だった。

Sモードにするとエンジン回転数が上がるので、アクセルの付きが良くなって開けるとすぐに加速してくれる。アクセルを戻しても、エンジンの回転が高めなのでエンジンブレーキが利き、ブレーキは余り必要で無くなった。


劇的にベースが速くなった。燃費が気になったが、やはり、Sモードのほうがこんな道は走りやすいと改めて思った。

しかし、こんな細い道なのに大きなトラックがいて、止まるほどのゆっくりとした速度で走っているのに出くわした。車幅が工事中のためぎりぎりだ。見ると、ガードレールの表面がピカピカになっていた。トラックが何台も擦っていったのだろう。

そして、やっとくねくね道から解放された。

しかし、追い越し禁止なので付いていくしかない。

途中で、友人が先に行き追い越し禁止区間ではないところで、一気に追い越した。それからは、少しいいペースで走れた。

そして、道の駅で休憩。

そして、行き同様に関門トンネルを通って九州に戻った。

途中でバイクのパーツショップに寄った。

春夏用のジャケットが沢山有った。価格は色々だが、2万弱から3万弱が多かった。たまには、現物を見に行くのも良い。

帰りにガソリンをいれた。燃費は。29km/l程度だった。

まあまあの燃費だ。

 帰宅して、バイクを見たらだいぶ汚れていた。

フロントフェンダーも汚い。特にホイールがひどかった。

それで、洗車した。天気も良いので、洗車すると気持ち良い。バイクもとても綺麗になった。

1時間ほど、乾燥させてからカバーを掛けた。来週また、走りに行く予定だ。

今回のプチツーリングは、走っているよりものんびりしているほうが長かったかもしれないが、それも良いものだ。

ゴールデンウイークのマスツーの話もした。今年も、仲間と四国に行く予定だ。計画のあらましは立てているが、詳細を今後詰めていかないといけないだろう。

一番の問題は、どのようにして四国に渡るかだ。