2015年4月30日木曜日

HONDA NC700S DCT 四国ツーリング前の点検・整備など

5月1日から四国ツーリングに仲間と行く事になっている。その前にバイクの整備・点検をしておくことにした。
まずはこれだ。車体カバーだ。



去年は、いつも付けているカバーを持って行ったのだが、だいぶ汚れてきているので、持ち出す気にならず、新しい物を購入した。しかし、だいぶ前に購入してまだちゃんと付けられるか確認していなかった。

特に、普段付けていないサイドパニアケースを付けた状態で確認しないと。


さっそく、パニアケースを取りつける。このケースは、車体にパイプの状の物が出ていてそこに差し込む形となっている。そのために、GIVIなどのステート違ってケースを付けないときに四角いステーが目だつことも無く私は大変優れた仕組みだと思っている。

そして、ロックはシートのサイドに回り込んでいるアシストグリップ部分に接合して行う。

取りつけ完了。簡単に取り付けでき、外せる。

カバーを掛けてみた。なんとかカバーできた。何しろ、XXXXLだ。それでも、リアタイヤは少しはみ出ている。

そして、このカバーを小さく畳んで付属の袋に押し込んで、どこに仕舞うか。

去年同様に、リアシートに括り付けることにした。

使っているのは、大きなフックの付いた荷紐だ。

これは、Monotaroで購入した。

MonotaRO バンジーコード

NC700Sには、あまり荷掛フックは付いていないようだが、

今回は、パニアケースの取りつけステー部の穴に引っかけた。

次に、気になっていたのが、Bandit 1250Sのパニアケース用のインナーバックだ。Bandit 1250Sのパニアは35Vで、35リットルのサイズだが、HONDA NC700S のケースは、29リットルしかない。

並べてみると明らかに大きい。

さらに、ケースを開けてみると前方がえぐられていて奥が浅い。

それでも、ぱんぱんになるまで荷物を入れなければなんとか入りそうだ。実際に荷物をいれて見ないとわからないが、まあ大丈夫だろう。サイドパニアケースには、衣類などの軟らかい物を主にいれる事にしょう。

そして、リアのトップケースはいつも付けているのだが、最近走行中にカタカタと音がして気になっていた。ので、ダイソーで買っていたこのスペーサーを使ってみることにした。

ベースとの間に挟んで、ケースを置いてロックすると、すこしきつかったが、ガタガタが無くなってしっかりと固定できるようになった。

ZZR250でちょっと困ったことになったタイヤの空気圧やタイヤ表面の点検を行う。空気圧はフロント200kPaで、リアが290kPaだ。

フロントの空気圧を調べてみると。

230kPaと少なかった。

ので、空気入れでしこしこといれて調節した。

ピッタリ、250kPaだ。

リアは逆に少し高かったので空気を抜いて、300kPa弱に設定した。2名乗車でも空気圧は同じだ。今回は荷物が多いが、変更の必要は無かった。

そして、チェーンもこの前清掃して注油しておいたが、もう錆びてきている。汚れもそこそこ有る。

で、チェーンクリーナーで綺麗にして、

白色のドライタイプのチェーンルブを吹いておいた。スプロケットやホイールが汚れたので、こちらも綺麗にした。

カーワックスで磨いたので新品のようだ。

また、ついでに、リアフェンダー乃、サスペンション回りも綺麗にした。

そこで、なぜかこんな黒い粉のようなものが沢山落ちてきた。

集めると、そこそこの量だ。

どうも、このリアサスの四角い枠から出てきたようだ。実際、リアサスの下回りはかなり黒い粉状のもので覆われて真っ黒だった。

これは一体何なのか、タイヤにしては量が大過ぎのような気がしないでもない。

友人が泥よけじゃ無いかと言う。

そう、自作のゴム板で作った泥よけだ。よくよく見ると、以前は、だいぶ長くて、タイヤに当たりそうだったのに、いまではタイヤよりも1cm位離れている。短くなっている。

これが、原因だったのだろう。しかも、タイヤと接触していのだから、当然タイヤも減っているのだろう。なんとなく、リアタイヤの減りが早い気がしていたが、これが原因だったか。

高速で回るタイヤに接触すれば、それが抵抗になる事は間違いない。最近特に燃費が良くなってきたのは、暖かくなってきた事も要因の一つではあろうが、この泥よけがすり減って短くなって、タイヤと当たらなくなったからかもしれない。

あとは、全体的に磨いて綺麗にして、準備はOKだ。


2015年4月29日水曜日

DAYTONA MOTO GPS RADAR LCD レーダー探知機 音声ケーブルの自作

先日のNC700S DCTでのツーリングの時に、時折ノンズが酷くなる現象があった。何が原因か明確では無いが、考えてみると使っているケーブルが良くないのでないかと思えてきた。

というのも、現在使っているケーブルはステレオタイプで端子は3極になっている。が、DAYTONA MOTO GPS RADAR LCD レーダー探知機(以下RADER LCD)の音声端子はモノラルなので、2極だ。で、端子をよく見てみると
グランド部分が長い。つまり、ステレオの端子で接続すると、片方はグランドに接続される。しかし、他の機器はステレオなので、片方の音声がグランドに引っ張られる事になる。そのために、もしかするとノイズになるのではないかと考えた。

それで、3極のうちグランドを除く1極を解放にした(グランドに落ちるはずの端子を何も接続しない)ケーブルを自作してみることにした。

近所の電子部品店でケーブルと端子を買ってきた。

ケーブルが長いので、長さを実測してカットした。

モノラルの端子。

半田付けした。

できあがったケーブル。片方が2極で、もう一方が3極だが、2本のみの接続になっている。

さっそく、実際につないでみた。RADAR LCDの電源をいれてみると、なぜかスピーカーから音が出て、イヤフォンから出ない。

端子を見てみると、なんと、太すぎて奥まで入らなかった。細いのはイヤフォンの端子。イヤフォンを直接接続するとちゃんと音が出る。

また、端子を買いに行く気力が失せたので、手持ちの3極の端子を使うことにした。

で、作ったケーブル。ぎりぎりの太さだった。

つないでみると、ちゃんと音が出た。

ノイズが出なくなったかは、ツーリングで試して見るよりほかない。確認は四国ツーリングと言うことになる。出発は、5/1なのでもうすぐだ。

2015年4月28日火曜日

ONDA V919 3G Air 大容量バッテリー

充電しながら外部機器が使うことが出来ないのは、バッテリーの持ちの悪いV919としては残念なことだ。それならば、大容量バッテリーはどうかと調べてみると、AliExpressにそれがあった。


3.7v 12000mAh With plug For Onda V919 air 3G Tablet PC Battery Size:3.8*125*140mm Perfect quality of large capacity alternatives

容量が、タイトルでは12,000mAhとなっているが、下の説明では11,000mAhとなっている。まあ、若干の差はあるにしても、かなりの大容量だ。

価格は、$35と安い。だが、バッテリーのセルはSONY製だとある。評判もそこそこのようだし。ということで注文した。

実は、4月のはじめに注文したのだが、無料送料のSweden Postでは、20日も到着するのに要した。とにかく中国から直に購入すると、国内とは異なり非常に配送に時間がかかる。気長に待つしか無い。もちろん、$40ほど出せば、数日で届くオプションもあるが、商品よりも高い送料というのは出しにくい。

これが届いたものだ。小さめの梱包だった。例により箱はふにゃふにゃだ。

中身は、バッテリーのみで説明書類は全く無しだ。何しろ、品物は「サンプル」だと書かれているくらいだ。通常バッテリーは輸入できないという規定が有るようなのでこんな書き方になっているのだろう。

この端子で接続するのだろう。

さて、物は届いたが、どのようにしてV919を分解するかはちょっと心配だったが、これが必要だろうと購入した。



私は、ギターは弾かないからAmazonで一番安いものを注文した。

届いた物だ。

中身はこれだ。もし、すでに持っているのならそれを使ったらいい。ただ、割れたりする可能性があるので、そのつもりで。

さて、分解の方法だが、まずはスロットカバーを開ける。

次に、SIMやmicroSDカードを取り外しておく。

さらに、小さなネジが4ヵ所付いているのですべて緩めて取り外す。

そして、精密ドライバーのマイナスドライバーで、microSDスロットの上の合わせ目をこじって隙間を開ける。

隙間が開いたら、ピックを挟んで、ボディの回りを押していくと、隙間がどんどんと広がってきて、

こんな感じでリアの金属製のカバーが外れる。

フタを開けたところだ。

下が、microUSB端子が有る部分だが、そこには左右にスピーカーの穴が開いているが、これを見ると右にしかスピーカーはないようだ。とにかく外観だけ真似るという中華製品のいい加減さが見てとれる。

また、配線の取り回しなどちょっとどうかなと感じる。こんないい加減な配線処理は、日本製品では恐らく無いだろう。機能すれば内部はどうでも良いという感じだ。

これで、3万円ほどもするというのはちょっと幻滅だ。

中身を見ていても始まらないので、作業を続ける。

黄色のセロハンテープ(のようなもの)を剥がしていく。

このときにも、ピックが役立つ。

そして、バッテリーを外すが、これが粘着剤で貼り付けられていて、かなり力がいる。出来れば、フレキシブルケーブル(以下はフレキ)は外しておいた方が良いかしれない。わたしは、そのまま無理にやった。

なんとか、外せた。取り外したバッテリーはぐにゃぐにゃになってしまった。

左が標準の7000mAhバッテリーで、右が12,000mAhの大容量バッテリーだ。大容量バッテリーの方が小さく見える。しかし、厚さは2倍ほどもある。重さも倍だ。


とりあえず、新バッテリーを取りつけてみた。しかし、無理矢理旧バッテリーを外したのでフレキの端子が外れてしまった。

絶縁の為の黒いテープを剥がして、黒いレバーを引き上げて端子を一旦外して、再度差し込んで黒いレバーを倒して止めなおした。

ここで、パッテリーを固定していなかった事に気づいたが、元の粘着剤が少し残っていて手で触ったら動かなかったので、そのままにすることにした。まあ、端子を取りつけたりしたので、また外したりするのが面倒だったのだ。

試しに、裏のカバーをしないうちに起動させて、動作を確認。一旦電源を切って、裏カバーを取りつけて、端子カバー内のネジ4つを締め、microSDとSIMカードを取りつけ、端子カバーを取り付けて、というようにして元に戻して使ってみた。

そして、充電した。すでに80%近く容量があったので、意外に速く充電が完了したようだったが、Androidを起動して見てみると、95%にかなっていない。

しかし、いくら充電しても、95%からは増えなかった。

そして、まずは完全放電させる為に、輝度を最大にして、使ってみたが、一気に50%まで減ってしまった。なんだか、あまり容量が増えたという感じはしなかった。

しかし、残り7%になってからが長かった。

もともと、7%になってから1時間半くらいは平気で持つのだが、このバッテリーでは4時間以上持った。

その後も、再度満充電してみたが、95%までしか充電されなかった。輝度を落として通常の使い方をしてみたが、やはり減りは早い。しかし、待機状態での持ちはかなり良くなった感じで、2日くらいは持ちそうだ。元のバッテリーだと半日位しか持たなかった。

その後、普通に使っていたが、残り7%になってからも余裕で使えるので、トータル5~6時間ほど使える。これだけ使えるとかなり持つ感じがする。

使っていて、かなり重量感が増している。バッテリーの重さが倍になったのは、思った以上に効いている。

とりあえずは、買って良かったのではないか。

ただし、ここで紹介したことを推奨するつもりもないし、当然ながら保証もしない。中華製品は、ばらつきも激しいし不良も多い。そのうえ、タブレットの分解が必要なので、もしも自分もやってみようと思うか方は、あくまでも自己責任で行うようにお願いしたい。