2014年11月18日火曜日

HONDA NC700S DCT 11月のツーリングクラブツーはまたもや英彦山

月に1度開催されるツーリングクラブのツーリングに参加した。今回は農道と山道を走り回るコースで、ルートは若干異なるが先週走った英彦山のコースの一部を走る。

 出発は、7時半頃。気温は8度と今年一番の寒さ。先週英彦山に行っているので出で立ちは、先週と同じメッシュジャケットにインナー。だが、先週と異なり曇っていて日が照らない分、寒く感じる。

集合場所には、我々だけでなく別に2チームほど来ており、バイクだらけ。我がチームは10台。

今回、私はサイドパニアを付けたフル装備で参加した。何も入れてはいないのだが、走行状況などを確認しておきたかったのだ。

 そして、今回初めて一緒に走るT-MAX。ライダーは以前V-MAXで一緒に走ったとがあるが、T-MAXは初めてだった。これでオートマが2台になりすこし心強い。

今回のコースでわからないところが有ったが、T-MAX乗りが地元と言うことで先頭をかってでてくれた。

 集合場所から京築アグリラインまでが裏道でよくわからなかった。そしていつものアグリラインだ。ところが今日は軽トラックが走っていて詰まってしまった。

実は、今日は厄日なのか、イヤに遅い車に前を塞がれる事態が何度も有った。

後ろから、元気なチームがやってきて、追い越していく。そして、軽トラックに詰まった。

でも、あっさりと追い越していった。あちらは数台のグループなので追い越しも簡単だ。だが、10台もいるとなかなかタイミンクが合わないと追い越しをかけるのは難しい。

少しいらいらしながら後を付いていくハメに。

やっと、追い越した。しかし、この軽トラの動きを見ればわかるが、わざとセンターライン側に寄ってきて追い越ししにくくしているのがわかる。

別にゆっくり走りたければ後ろにぞろぞろ引き連れなくても、追い越させて自分のペースで走れば良いと思うのだが。

追い越ししてからは前がガラガラ。一気にペースが上がる。

この様に、道を譲ってくれると本当にありがたい。ちゃんと礼をして追い越させてもらった。

農道から外れて、山に向かう県道32号線には、以前紹介した水車がある。そのところで一休み。ここにはトイレも自販機もある。だが、この先にキャンプ場の駐車場がありそこがさらに良いことわかった。

そして、ここからがくねくねとした登り坂が続く。T-MAXというスクーターがこんなに速いなんてびっくりだ。コーナーを曲がるのがとにかく速いのだ。ついていくのが大変だ。

後で調べたらこの型は、T-MAX500で最高出力は38馬力だった。だが、15インチと小さめの車輪のために全体的に低く、低重心なのだろう。くるくると良く曲がる。ジェンマと良く似た感じだろう。ただ、ジェンマは200kg以上の車重に20馬力程度しかなくてエンジンはトルクフルだが、のんびりとしていた。だが、これも低い車体のおかげでとても小回りの利くコーナーリングスクーターだった。

そしてきついUターンで、インに入りすぎた。

「あっ!」

と思ったら、ススキの茂みにばたばたと当たっていた。

そして、見ると。なんと撮っているビデオカメラが無くなっている。この画像もそのビデオカメラで撮られたものだ。自分が設置されたところを自分自身が撮っているという状況なのだ。

こんな感じで。三脚ネジ部分が割れて取れていた。

これが、カメラ側。割れてしまって使い物にならない。廃棄処分となってしまった。

 前を撮るカメラが無くなったので、ヘルメットに付けていたリア方向のカメラから撮ったもので後は記載する。この画像を見ても道が蛇のようにくねくねしているのがわかる。この後は、また右に曲がっているのだ。

落ち葉が堆積して、道路の端は極端に滑りやすくなっており、走れる幅が狭くなっている。

しかし、先週一人の時は、走行レンジは「D」でも十分かと思ったが、他のバイクと一緒に走ってペースを合わせようとすると、「D」ではアクセルのつきが悪くてだめだ。それで「S」レンジを試してみたが、エンジン回転数が高めに維持されるのでエンジンブレーキも効いて、全体的にアクセルの付きが良くなって走りやすくなった。

その代わりに燃費は悪くなりそうだ。宇佐神宮に行った時には、満タンから106kmで燃料計のメモリが一つ減ったが、今回は90kmで一メモリ減った。

ようやく、高住神社にやってきた。しかし、バイクを止める 場所が無い。10台もいるので大変だ。

そこで、もう少し先に広い駐車場があると、走り出したので着いていくことに。

到着したが...

そこも、駐車場は満車だった。

警備の方に許可を得て、奥の方に止めさせてもらうことにした。

ちょっと下が柔らかいが。ここまで、パニアケースを付けたフル装備で走ってみたが、特に変化は感じなかった。ケースがあまり大きくない事もあるし、下道なので感じなかったのだろう。高速道路などを走るとそれなりに影響があるのかもしれない。

ここで、紅葉を見たり、暖かい飲み物を飲んだりして休んだ。

そこから出発して、500号線を西に走る。

そして、道の駅小石原方向に211号線を下る。

途中、綺麗な紅葉を眺めて車の後についてまったりと走る。

そして、昼食は211号線沿いにある地鶏炭火焼き 多加蔵 (たかくら)に寄った。

注文したのは、特上地鶏定食。これは4人前。それぞれ1人前ずつ持ってきて欲しかったというのが本当だ。どんぶり勘定的で自分の食べる量がよくわからない。なんだか遠慮しながら食べることになってしまう。

地鶏といっても余り固くはなくて食べやすかった。地鶏が好きな人には、物足りないだろう。

それでも、味噌汁とご飯が付くのでそれで腹を満たすことはできた。

そこからは、今までのくねくね道で、満足していたことも有り、すこし大回りして帰ることに。というか、もう行くところがないので。先頭は私が仰せつかった。

来た道を戻って北上し、道の駅小石原を通り過ぎ、500号線を西に走る。

江川ダムの横のくねくね道を楽しく走るつもりがここでも車に阻まれてのんびり走行。

秋月城跡近くに来たが、観光客で車が多いかと思ったが全然そんな雰囲気もない。ちょっと寄ってみるかと右折。

路地に入っていくが、特に車は多くない。

と思ったが、反対方向からも車が来ており、渋滞して動かない状態。

仕方なく行くのを諦めて別の路地に抜けていった。

そして、322号線に入ろうとすると、大渋滞。これを右方向に行くのだが、それが渋滞している。

ちょっと止まって、様子見。すると、渋滞しているのは、この先の信号までとわかったので、この道をそのまま渡って直進して...

その次の信号まで裏道で迂回。

322号線もくねくねした山道で、楽しく走るつもりだった。

ところが、この青い車がのろのろと走って全く道を譲ってくれない。尋常ではないのろさ。初心者という訳でもなく、見ると男一人乗り。

道は、一部このように広くなっているところもあるので、譲ろうとすれば問題無い。しかし迷惑な車だ。結局30分以上も付き合わされることになってしまった。短気な車やバイクだったらちょっと揉め事になっていたかもしれない。

そして、ゆっくり走って逆に疲れて、コンビニで休憩。みな、顔がくしゃくしゃになっていた。食事の後だったこともあり、眠たくなってつらかったと。なんだあの車はと、口々に。当然だろう。

バイクだから譲るのが当たり前だなどとは思わないが、ゆっくり走行も程度問題だ。自分の技量にあったように走るのがよいと思うが、それが人の迷惑になるような走りはいかがなものか。バイクだからとかは関係なく、お先にどうぞという気持ちを持ってほしいものだ。

:結局、ここで解散となった。

今回のツーは、早めに解散となったが、コースはかなりくねくね道が多くて、おなかいっぱいという感じになった。まだ慣れないNC700Sだったのでなおさらそう思うのかというと、後で皆の感想を聞くと同様だった。長く走れば満足というものでもない。

今回初めてパニアケースで走ったが、その影響はあまり感じなかった。速度もたいして出ていなかった事もあるだろう。帰りの車に阻まれてのゆっくり走行は、少々きつかった。二輪はあまりゆっくりだと逆に不安定になるし。それ以外は、道々の紅葉を見物しながらでも余裕で走れるペースだった。もちろん、くねくねした山道はそれなりのペースで緊張したが。

今回のツーの走行距離は、213kmで、帰りに給油したら7.56リットル入った。登りのくねくね道をSモードで元気よく走ったし、燃料計の目盛り1つ減ったのが90km程と、だいぶ早かった事もあって燃費はだいぶ悪いだろうと思っていた。しかし、結果は28.17km/lと前回の英彦山とたいして変わらなかった。ちょっと驚いた。やはり、かなり燃費が良いようだ。

今回は車に阻まれて、あまりペースよく走れていなかったこともあり、信号の少ない農道をメインに、自分のペースで走ったらどんな燃費になるのかちょっと気になる。