それで、シガーソケットやETCなどをBandit 1250Sで付けていたものを移植することにした。すでに配線が加工済みなので、ヒューズソケットに取りつけるだけで済む。後は、どう配線を取り回すかだけだ。
まずは、バッテリーとヒューズの場所を見つける必要がある。
色々とわからないので、試してこれで一番簡単という情報を記載したい。まずは、ダミータンク内のメットインの前部にあるカバーを外す。外すには、カバーの上側両サイドにあるネジを外すと簡単にとれる。
バッテリーが見えたら、左下を見ると少しの隙間が見える。そこにハンドル回りに設置する配線を一つずつ通していく。ちょっと手間取るがなんとか通せる。
今回私が通したのは、シガーソケットの電源ケーブル、ETCのアンテナ、ナビ用の5Vプラグだ。
通すと、このように配線がメットイン内部に引き込める。手に持っているのはシガーソケット用の電源ケーブルだ。いつものように、これは直接バッテリーに接続する。
次に、バッテリーの左側にあるヒューズボックスのフタを外すのだが、なかなか固くて外れない。絶対に外れると信じて、上側から引きはがすよう引くとうまく取れるようだ。フタにはヒューズの種類が印刷されている。
ヒューズボックスのカバーの内側には予備ヒューズが付いている。親指側が下で、小指側が上の状態で付いていた。
Bandit 1250Sの配線用に加工してあるものをそのまま使用するので、15Aのヒューズと電源取り出しヒューズを取り替える。この電源取り出し配線ケーブルに、ETCとナビ電源が結線されている。
(上の写真でちょうどヒューズボックスの下から配線が出ているのがわかる)
結線の終わったケーブルとETCのアンテナケーブルをバッテリーの上にある空間に丸めて押し込む。
ETC本体は、メットインの底に書類入れが有るので、プッシュピンを外して開けて設置する。その前に当然ながらバイクのエンジンをかけてETCが動作するか確認しておく。
蓋を閉めるとすべて見えなくなる。綺麗に設置できた。でもよく見れば、書類入れフタの右上にETCに繋がっている配線がバッテリー室に行っているのがわかる。
先日取りつけたヘルメットフックの所から3つ配線が出ている。それをハンドルに向かって這わせて、タイラップで縛る。
配線は、ハンドルのところで丸めて、引っ張られてもピンと張らないだけの余裕を持たせる。
ETCアンテナは、シールドの左下に貼り付けた。半分外れかかっているように見えるのがそれだ。
そして、シガーソケットはハンドルに設置した。
宇佐神宮までの走行で、おしりがかなり痛くなった。インターネットで調べると、たいていのユーザが痛くなったという感想を書いている。そして、対策として、メッシュのシートカバーで改善したという記事を見つけた。安かったのでさっそく注文してみた。
これが届いたものだ。
製品は、まさしく荒いメッシュだ。夏は尻が蒸れなくて涼しいいだろう。しかし、これからの寒い季節に大丈夫かは試してみるよりない。
取り付けはこのベルクロ付きのバンドで行う。
リアシートを開けると、ライダー用シートの後ろ側左右にネジがあるので外す。
すると、こうしてシートを外すことができる。
これに、カバーを取りつける。
裏の状態。かなり浮いているが...
なんとか付くだろうか。
押し込んだらなんとか取り付けできた。
厚さは思ったほど無い。せいぜい数ミリか。実際に跨がってみたが、足つきなど変化は感じられなかった。
後は、実際に使ってみてどうかだ。