今日は月食の日だった。月が地球の陰に入るというものだ。
ちょうど、気がついたときに、ほぼ完全に隠れていてブラウン色の月が見えた。
さっそく、一眼レフカメラを持ち出して三脚で撮ったが、暗い上にEOS Kissのいい加減なファインダーでは、全くもってピントが合っているかわからない。色々調整したが、余り良い写真は撮れなかった。
こんなものしか撮れなかった。
友人がLINEでコンデジで撮った写真を見せてくれたが、そちらの方がよほどピントが合っていた。
私には一眼レフの能力を引く出す能力が無いのだろう。
ちなみに、使った機材はこれだ。
前からだとわかりにくいか。
カメラは、EOS Kiss X4。
レンズは、単焦点のEF 200mm F2.8Lに、2倍エキスパンダーを付けて400mmとしている。
撮影条件は、マニュアルフォーカスで、8秒の解放、F9の絞り。だが、三脚が安物で振動が収まらないし。家のある方向に月があったので、その明かりでますます月が見にくかった。
実はこのレンズは、親父のものだ。フィルムカメラ用に購入したが、カメラが壊れてお蔵入りしていたのを使っている。
単焦点だし200mmと長いので、天体か航空ショーでもないと出番は無い。親父のフィルムカメラだとファインダーが大きくて非常にピントが合っているのがわかりやすかった。あれが本当の一眼レフのファインダーなのだろう。そういう意味では、デジタルカメラのEOS Kissのファインダーはおもちゃだ。