2014年8月21日木曜日

KAWASAKI ZZR250 鍋ヶ滝ツーリング

先日の日曜日、ZZR250でツーリングに行ってきた。前日まで天気予報では、雨マークが取れず、まあ、曇りで時々小雨くらいならという感じで出発決定だった。目的地は鍋ヶ滝で、熊本県の小国にある。集合場所は、7:30に歓遊舎ひこさん。そして、温泉につかる予定。

出発は、6時半頃。気温は24.5度だった。この時計実に見にくい。帰ったら速攻でSRV250につけていたものと交換しよう。

 集合場所に向かう。なんだか空模様が怪しい。

だが、ZZR250の走りは宇佐神宮に行ったときとは違ってとても走りやすくなっていた。低速時の付きが良くなっていた。

7時半ちょっと前に付いた。いつもならもっと早く着くはずだが、途中で早朝からゆっくり走る車の列に阻まれてしまった。今日の同行者は、いつものすぎやん(CB1100)、katuさん(W650)、まさき(R1200GS)だ。そして今回から初参戦の私のZZR250ということになった。

ZZR250の皆の評価は、なかなかかっこいいというものだった。そして、本人が気に入ってるみたいだから言わなかったけど、SRV250はどうかと思っていた。と初めて皆の気持ちを聞いた。

まあ、本人も諸手を挙げて気に入っていたという訳じゃないが、それでも、無類の低速トルクマシンだ。本当にトップでアイドリングで走れる250はSRV250シリーズだけではないかと思う。同じエンジンを使ったビラーゴシリーズも同様かもしれないが。そしてクラシカルなデザインもまあまあだった。

でも1年乗ってきて思うのは、やはり元が悪すぎた。もう少しまともなものに乗りたくなったのだ。しかも、軽いことは絶対条件だ。

そして、出発すると、いきなりおいて行かれそうになる。こちらは、まだあまり乗り慣れていないバイクだ。しかし、手加減がない。といううよりも、ZZR250がやはり低速での加速力がないのが原因だろう。SRV250ではついて行けたのは、低速でのトルクのある出足があって、意外について行けたのだ。ZZR250では低回転ではついて行けない。容赦なく回転数を上げて走っていく事にした。

だんだんと慣れてきた。やはり、そこそこの速度が出てくるとSRV250とは比較にならないほど安定している。しかも意外に乗り心地はいい感じで、ごつごつした感じはない。

バッテリーの交換によってエンジンの粘りも出てきて乗りやすくなってきている。ほとんど、別物だ。

出発してまもなく、空模様はさらに悪くなってきて、小雨が降り出した。ただ、それ以上にひどくなることはなかった。

小雨が、霧状になり、止んで、だんだんと乾いてきてなんと、青空が見えてきた。

9時過ぎに、鍋ヶ滝に到着。すでに青空が見える。

駐車場の前には、土産物屋がある。

まさき氏は、スペシャルアイテムを披露。なんと、袖につけるエアーインテークだ。涼しいらしい。

熊本県ということで、松の葉でできたクマモンがおいてあった。人の背丈程もある大きなものだ。

土産物屋の左側から下に降りていく。

だんだんと、滝の音がしてくる。

すると、日が差してきれいな滝が現れる。左側の人間のサイズと比較するとそこそこの大きさであることがわかる。さらに、涼しい。

右側から、裏に入っていく。そう、この滝は裏見の滝なのだ。

滝を横から見る。

そして、裏に回ったところで記念写真。逆光で暗くなってしまった。

滝の裏はかなり広くなっている。奥から見るとこんな感じに見える。

そして、滝の左側に出てくる。なかなか壮大で、流量も多く、いい感じの滝だった。イオンが多いのかさわやかな感じがしたし、滝を流れる水はきれいに澄んでいて、触ると冷たい。

十分堪能して、上に戻った。

戻ってくると、杖がおいてあった。我々は元気なので要らないが、足腰の弱い人は使うといいだろう。

 売店で、ジェラードを販売していたので、食べてみることにした。

 ソフトクリームの方が、まあ好みだ。それでも、そこそこの味だった。

 丁度、近隣のマップがあった。そこで立ち止まって、次に行く温泉を見た。

こから、道の駅小国を通過して、右にある 「奴留湯温泉」に向かう。

田舎道を走ると、突然温泉がある。

この建物か温泉だ。

こんな田舎道沿いにあるのだ、あらかじめ計画していないと見つからないかもしれない。

料金は、200円で真ん中の料金箱に自分で入れる。左が男湯だ。

 掛け流しそのものだ。名前の通り、ぬるめというより少し冷たく感じた。今日は、真夏というほどの暑さではなかった。それに、まだ10時20分ころで一番気温の高くなる時間帯前だ。

床に、大きな丸い石が敷いてある。実は、この下から温泉が出てきているのだ。そして、溢れて流れ出ている。かなりの量だ。


ただ、壁に書かれている説明書きを見ると、36度とやや冷たく感じる。少し暖かいプールみたいだ。中に入っていると冷たさは感じなくなるが、出るとヒンヤリする。

ここでも、記念写真。なんと、50分近くも入っていた。なにしろ、暑くないので手がふやけるまで入っていられるのだ。それに、ここの主と思われるおじいさんがいろいろと説明してくれたので、それを聞いていたというのもある。

そこを出て、ファームロード入り口近くにある岡本豆腐店に行った。

非常に有名なのだが、私は初めてだった。

席に座ると、冷たいお茶が出てくる。竹の湯飲みだ。

ここの定番のとうふ定食を頼んだ。

一応、メニューの裏側だ。

びっくりするくらいすぐに出てきた。まあ、注文を受けてから料理しなければならないものはほとんど無いので、早いのだろう。

精進料理のようなものなので、肉類はなく、すべて野菜系だ。さらにご飯の量も少なめだが、特に揚げ豆腐が大きくて腹一杯になった。

満腹になって外に出ると、こんな看板が。

どうも、バイクはこの白線のところに止めるのだったらしい。でも、日が当たって暑い。馬もいやがるに違いない。

土産もある。

そこからは、ファームロードを軽快にぶっ飛ばして帰った。

日田を過ぎたあたりでは、丁度最高気温の出る時間帯で、日も照っていて35度になっていた。

道の駅小石原で休んだ。フェラーリが止まっていた。その横には、トライアンフとNC700X(750?)が止まっていた。バイクライダーは男女だったが、普通ならトライアンフが男で、NC700Xが女かと思うが、どうも違ったようだった。

ここで、暑いので、ソフトクリームを食べた。

ここからは、それぞれ、分かれていった。

最後に、すぎやんとの二台になった。バイクを交換しようということになり、すぎやんがZZR250にのった。

こうしてみると、二本だしマフラーやリアボックスの大きさもあって、本当に250には見えない。車体がシルバーでボックスが青ではアンバランスかと思ったが、意外にそうでもない。真後ろから見たら、リアボックスしか見えない。フロントから見たら、シルバーのカウルしか見えない。なので気にしないことにした。

すぎやん曰く、「エンジンよく回っていいです」とのこと。エンジン回らなかったら、どうしようもないバイクですから。

で、久しぶりに乗ったCB1100。本当に楽だ。でも、ZZR250に1日乗っていたので、ハンドルが異様に広く感じ、かつ、高く感じた。そして、どのギヤでも、アクセルを少しひねるだけでガーと加速してくれる。

しかし、それよりも何よりも、エンジン熱すぎだ。足全体に空冷で熱された空気がもろにかかる。まるでヒーターを股に挟んで走っている感じだ。夏場はやはり、リッターバイクに乗るもんじゃないとあらためて思った。

帰宅直前にガソリンを入れた。燃費は。先日の宇佐神宮よりさらに悪く、17.35km/lだった。今回は、遠慮無く高回転まで回して農道を走ったので、それがきいているのだろう。それ以外の町中は、宇佐の時より低速がまともに使えるようになっていたので、4,000回転でトップでも走ることができたのだが。

ただ、停止直前にいきなり回転が落ちて、アクセルに追従しなくなることがたびたび起こった。エンジンがストップすることはなかったが、そういうときには駐車のために小回する事が多く、トラクションが無くなって非常に焦ってしまう。この不具合は、バッテリーとは無関係に起こるようだ。

また、走行中でも5,000から7,000回転程度でギヤダウンしてもふけが悪いことが多々あった。9,000回転を超えると吹き上がっていくのだが。とにかく、気分屋のところがある。

そうしたところが、だんだんと改善していくのか、気になるところで、もっと乗りたくなってしまう。

今日は早く帰宅できた。今日からバイク屋「スエザキ」が営業しているはずなので、バッテリーの件をFAXしから、電話した。すぐにバッテリーを送ってくれることになった。とても親切で、状態についてもよく聞いてくれた。

実は、焦ってすでに中華バッテリーの一番安いものを注文していた。しかし、ショップがお盆で返事もなく、結局バイク屋が送ってくれるバッテリーの方が先に届くことになった。

まあ、今回の走りで、バイクがバッテリーを破壊するということはなさそうだとわかったが、バッテリーを注文したときにはわからないし、バイク屋がすぐにバッテリーを送ってくれるかもわからなかったので、仕方ないことだ。それでも、一番安いものにしておいて良かった。ちなみに、そのバッテリーの価格は1,760円だった。だが、評判はそこそこ良かった。もちろん、不良率が高いので、充電しても使えなかったという口コミも見られたが、1年半ほどもったというものもあった。