2014年8月19日火曜日

KAWASAKI ZZR250 エンジンがかからなくなった その1

ぱつんぱつんになったZZR250のカバーをもっと大きいサイズのリアボックス対応品を購入した。



 これが届いた現物だ。大きな鍵穴がついているのが特徴だ。低価格ながら意外に良い。

 さっそく、付けて見た。ちょっと大きい。

リアもちゃんと、タイヤが隠れるくらい大きい。大きいのはどうせバンドで縛るので問題ない。気に入った。

たまたま、倉庫をあさっていたら、ストップランプ用のダブル球型LEDが出てきたのでZZR250のストップランプを交換することにした。

ZZR250のストップランプは2つのネジで止まっているだけだ。

なのでこれを緩める。

こんな感じになっているので、電球を外して取り替えるだけだ。

それでは、ちょっとエンジンをかけてランプの具合を調べてみようと思った。

キーをさしてON。そして、スターターボッタンを押した......。 途端に、メーターのランプが全部消えてしまった。何の反応も無い。おかしい。一旦キーを抜いて、再度さして回すが、何の反応も無い。

もしかすると、ヒューズが飛んだのだろうか。

調べてみることにした。

ヒューズは、右のサイドカバー内にある。なのでサイドカバーを外さないといけないのだが、よく見るとキャリヤから何から全部外さないといけない事に気がついた。さっそく購入したサービスマニュアルが役に立ってしまった。

 まずは、前側のネジを外す。

キャリアを外す。しかも、左右全部はずさないといけないのだ。とほほ。

外れないなぁと思ったら、後ろにもネジがあった。

そして、タンデムバーまで外す。

やっと、サイドカバーが外れた。それにしても、たかがヒューズを調べるだけでこの面倒さはびっくりだ。いったいカワサキの設計者は何を考えていたのだろう。しかも、このバイクは初期型ではなく8代更新されたものだ。

ぶつぶつ言いながら、調査を続行した。

右の四角い箱がヒューズボックスだ。そして、左の丸いボディに赤いキャップがついているのが、メインのヒューズだ。

さっそく一つづつ外して調べるが、問題ない。

では、バッテリーかと電圧を調べてみると、10.8ボルトしかない、これでは、まともにセルが回るわけがない。

仕方ないと、充電器をつないでみるが、全く反応しない。電圧が低すぎて充電できないのだろうか。それとも、充電器も壊れたのか。

それで、もう一つの充電器を出してきた。ACアダプタタイプで、13.5Vで1Aの出力だ。

これてをつないでみると、緑のランプが点灯して充電開始した。

しかし、本当にバッテリーの問題だろうか。宇佐神宮へのツーリングで200キロ走ったときにアイドリング状態になると調子が悪くなるのは、バッテリーが弱っていてプラグの火花が弱かったのかもしれない。それなら、わかる気がする。しかし、走り出したときにはそんなことは感じなかったし、エンジンがかからないということもなかった。だとすると、充電されていないのかもしれない。バイク本体が壊れているということになると大変だ。

買ったばかりだというのに、気分がブルーになった。

バッテリーを充電しても電源がONにならなかったら、どうしようかとちょっと心配になる。

色々といやなことが頭をよぎる。バッテリーが完全にだめになっていたら、どうしようか。などと考えていたら、SRV250に元々ついていたバッテリーをまだ捨ててていなかったのを思い出した。

倉庫から引っ張りでしてきて、バッテリー充電器につなぐとちゃんと充電した。ということは、充電器は壊れていないということだ。それにしても、このバッテリーはまだ使えるということだろうか、とりあえず、予備として充電しておくことにした。

残るは、バイク本体が壊れているかもしれないという心配が残る。

とにかく、なんとかエンジンをかけて、電圧を測って13V以上出ていれば、発電機構はとりあえず動いているということだ。これが、出ていないと、充電されていないということで、最悪のシナリオということになる。

購入したバイクショップ「スエザキ」に電話したら、16日までお休みだとアナウンスが...。

まあ、世の中はお盆の真っ最中(当時のことだが)なので仕方ない。

はてさてどうなることやら。

とにかく、両方とも一晩充電することにした。