2014年1月17日金曜日

GARMIN NUVI 1480 Plus

以前、GARMIN 1360を購入したと書いたと思うが、あれはすぐに1480 Plusに買い換えてしまった。というのも、やはり、イヤフォン端子がないというのは致命的で、ナビ音声が聞こえないのはほとんど使い物にならない。


ということで、画面も少し大きいこの1480Plusになったのだ。しかし、1万円程度で新品を購入したのだが(もちろんヤフオクで)、ワンセグまで付いていて意外に高機能だった。

だが、これにも問題があった。というのは、電源だ
電源は、データ転送端子兼用でminiUSBとなっているのだが、普通のminiUSBケーブルで充電しようとすると、充電モードに入ってしまって充電しながら使えないのだ。なぜにこんな仕様にしたのか全く解せない。1360は普通のminiUSBで充電しながら使えたのにだ。

具体的には、普通のminiUSBケーブルで給電しようとするとこんな画面なる。

充電モードを選択すると、「充電中です」という画面になってナビとして使えない。


大容量記憶装置を選ぶと、PCとつながったような画面になってしまいやはり使えない。

付属のACアダプタや、シガー電源アダプタをつなぐと充電しながら使えるのだ。

調べた所によると、普通サイズのUSB端子は4pinなのだが、miniUSBは5pinとなっていてその余った1pinを解放ではなくて、グラウンド接地にするといいらしいのだが。そんな具合のいいminiUSB端子など無い。

仕方なく、付属のシガーアダプタを使っていたのだが、そうするとシガーソケットをこれが占有してしまう。それで、1つのシガーアダプタを2分岐するものを使ってしのいでいたのだが、走行中にこれが緩んだりしてどうも調子が良くなかった。

それで、またヤフオクでサードパーティ製のシガーアダプタを低価格で入手してそれを改造することにした。

これがそのアダプタだ。このケーブルを途中で切断して使おうと考えたのだが、いやにケーブルが太い。もしも、全線接続のケーブルだったりすると途中で切断すると接続具合が不明になって仕舞う。そこで分解してみることにした。

 先が外れそうだったので回してみたら..

簡単に外れて、ヒューズが入っていた。

そして、最後のリングも回すと取れた。

後は、単にはめてあるだけだったので簡単に二つに割ることができた。

見ると、ケーブルは赤黒の2線しかないことが分かった。これならば、簡単だ。

ケーブルをminiUSB端子に近いところで切断。被覆をむくと赤黒の線が出てきた。

これに、USBケーブルを着けようかと思ったが、なんだか面倒だし、Bandit 1250Sに付いているナビ用の電源を利用したかったので、その電源端子の雌型を取り付けることにした。

そして、Bandit 1250Sではナビ用の電源を使用し、SRV250ではこのUSBケーブルを使用することにした。


そして、完成。

さっそく、1480Plusに接続してみた。

ちゃんと、充電しながら使えた。

これで、Bandit 1250Sではナビ電源もそのまま使えて便利になる。

さて、今更だが、GoogleMapsからのルート転送は不完全にしか実現できていない。しかも、ゴリラに比べるとどうもナビゲーション品質がいまいちで、ゴリラなら間違わないのに1480Plusでは間違うことが起きている。これの最大の原因は、自分の走るルートのみが強調されすぎて、分岐が分岐に見えないところが有るからだと思われる。そういった癖がだんだん分かってきて慣れてきてはいるが使いにくいことに違いは無い。

それにもかかわらずこの1480Plusを使う最大の利点は、自分の走りたいルートをほとんど再現できることにつきる。ゴリラの最大の欠点は、ルートで中継点が5つほどしか設定できないことなのだ。その点1480Plusは、なんと100点も中継点を設定できるので、ほぼ間違いなく自分のルートを再現できるのだ。そのようにしてルートを細かく入力するので、このナビでその中継点がどのように表示されるかが分かっていることも大きな点だろう。

いままで、ナビ任せでナビがないと数度くらい走った道でも走れないという事が起こっていたが、使いにくさ故により周りをよく見るようになり、ナビに完全に頼るのではなく、参考にして走るという当然のことができるようになってきている。

ただ、地図データが最新ではないのが残念だ。GARMIN NUVIのナビには、ユーザが作った地図データも使えることも大きな利点だが、それも試してみたいものだ。