2014年1月31日金曜日

NTT DocoMo Galaxy Note II SC-02E 大容量バッテリー

最近、また、色々なアプリを使うようになってバッテリーの減りが激しくなってきている。バッテリー付きのケースを使って何とかやりくりしているが、面倒だ。いつものようにAmazonで調べていたら、低価格で6,800mAhという大容量バッテリーが有ったので買ってみた。


これが実際に届いた製品だ。

平面のサイズは同じだ。厚いのでリアカバーが付属するが、フリップカバーは付かないのが残念。

3.7VDC 6800mAhと記載がある。純正バッテリーは、3.7VDC 3100mAhだから、2倍以上の大容量だと言う事になる。

純正バッテリーとの厚さ比較。ちょうど倍くらいの厚さがある。端子が1つ少ないのが気になる。

これが、純正の状態。

こちらが、今回の大容量バッテリーとリアカバーをつけた状態だ。かなり太くなるが、実を言えばこれくらいの厚さがある方が持ちやすくて、手になじむ。

さっそく使ってみた。薄白くなっている範囲が純正状態だ。これはバッテリーの持ちを良くさせるために、色々と無理しているので通常の使用状態とは異なる。01/19付近で、バッテリーを大容量に交換して、充電を行った。そして、色々とバッテリー負荷の高いアプリを使ったり、WiFi、GPS、同期処理などONできるものはすべてONにして、バッテリーを早く消費させて、使い切った後で再び満充電させて、使いたい様に使ってみた。2日半で75%消費する状態で、正直に言うとあまり純正と変わらない。

そこで、再び純正に戻して、ほぼ同じ状態で使ってみたら、バッテリーの減りはほぼ同じだった。つまり、6800mAhというのは真っ赤な嘘だ。なにしろ、純正の3100mAhのバッテリーよりも安い価格なのだから、その価格なりの容量しか無かったという落ちになってしまった。そのうえ、バッテリーの厚さは倍なのだから、どうしたものか。

結局、この'えせ'大容量バッテリーを、その通りの意味で購入するのはお勧めしない。もちろん交換バッテリーとして持ち歩くのはかまわないが、リアカバーまで待ち歩かなくてはならないのなら、今使っているバッテリー付きケースで良い。ただ、こちらも純正バッテリを50%充電する程度の容量しかないが。

ということで、このバッテリーは残念な結果になってしまった。

現在は、元のバッテリー付ケースでなんとかやりくりしている。
MUGEN POWER製の大容量バッテリーは、きっとスペックとおりの性能があるのだろう。しかし、1万円を超える価格が購入を躊躇(ためら)わせる。

私のモットー(motto)は、低価格でよいものを見つけることだ。高くて性能が高いのは当たり前だ。

私は、以前電子部品会社に勤めていた。有名な電気機器メーカー(松下、NEC、東芝、日立..etc)用の部品を開発、製造している会社だった。そしてそのような会社は少なくないので、当然ながら競争も激しく、高性能かつ低価格が強く求められた。いつもいつも強迫観念のように追いつめられる環境だった。社会人生活の最初がそうだったから、こんな指向なのかもしれない。

今回のような、安物買いの銭失いなことも多々あるのだが...。

2014年1月30日木曜日

バイク屋の事

タイヤを交換してもらったバイク屋FUSE WORKSは、とても変わった店舗になっている。

1階に整備場があり、バイクが所狭しと置いてある。そんなに広くはない。そして、なぜか整備場の隣の部屋は、板張りの広いフロアになっている。ダンスでもするような。
そして、事務所は2階になっていて、その奥には、アパレルショップ?(喫茶店?)になっている。なんとも変わった店だ。

変わっていると言えば、社長の娘さんだと思うのだが、なんと歌手なのだ。歌手というと古臭いので、シンガーと言った方がいいのか。ちゃんと、AmazonでCDを購入することができる。







これがそうだ。口コミを見るとなかなか評判がいい。ユニット名は「二千花」で、「宮本一粋」と「野村陽一郎」の二人組。なんと、Wikipediaにも載っていた。

二千花

この「宮本一粋」が社長の娘だと思われる。YouTubeにもPVが記載されている。



二千花 - リバーズエッジ

社長は、髭面だが、よく見ると意外に男前? この「宮本一粋」もなかなかの美人だ。

身近にこんなすごい人がいると(会ったことも話したこともないが..)思うと、なんだが嬉しくなるものだ。

2014年1月29日水曜日

残念な出来事

タイヤ交換の後、新品タイヤの試走に出かけたが、その際にナビを使った。先日作った電源ケーブルを使用した。

ところが、突然ナビがおかしくなった。
 画面の調整モードに入ってしまい、どうしたのかと、触ってみても全く反応が無い。おかしいと、ナビをRAMマウントのホルダーから外そうとしたら、いきなり電源が切れた。

何事かと、電源ケーブルを見てみたら...

なんと、壊れていた。金具が、ほろりと落ちて慌てて拾ったが、元に戻せないかと色々やってみたが、どうやら金具と端子の間にあるはずのプラスチックの板が無くなっていた。

なぜにこんな状態になったのか不明なのだが、結局復旧させることはできなかった。

まだ、2回程度しか使っていないのに。がっくりだ。

これは、低価格な非純正品のシガーアダプタで作ったのだが、やはり作りが柔だったのだろうか。

とても便利だったので、なんとかできないかやってみるつもりだが。結局、再度シガーアダプタを購入するハメになりそうだ。

本当に、がっかりだ。

2014年1月28日火曜日

SUZUKI Bandit 1250S とても晴れた良い天気の中タイヤの皮むきに行った

バイク屋の二人に挨拶して、タイヤの皮むきに出発した。ブログなどでタイヤ交換したばかりの状態で、歩道をまたいで道に出たところで滑って転けたなどという記事を見たのを思い出したので、慎重にそっと走り出した。

しかし、驚いた。走り出した途端に、今までのBandit 1250Sとは別物になっていた。低速でとても不安定で、路地のあれた路面だとハンドルを取られることが多かったのに、全く動じないのだ。とても乗り心地がよく、しっかり感を感じる。こんな気温の低い季節だ、タイヤが堅くなってぱんぱんと跳ねてもおかしくないはずなのに。どういうことだろうか。

街中を、ゆっくりと流す。頬が緩んでくる。なんて走りやすいんだ。いままで、アクセルをON/OFFすると、チェーンが弛んだり、伸びたりするのが分かるほどで、アクセルをOFFからONにすると、大抵ガシャンとショックがあったのに、全くない。リアホイールをばすしたので当然ながら、チェーンの張りが変わったのかもしないが、それがいい具合に調整されてたのだろう。専門家にやってもらうとこういう副次的な利点もあるのだろう。

なんだか、楽しくなってきた。最近、Bandit 1250Sがとても重く感じて、乗りはじめに、乗れてないと感じていたのは、タイヤがだめだったからなのかも知れない。

乗り心地の良さと安定感は、タイヤの特性だろうから、激安タイヤなのに侮れない。最近は、先日のヘルメットといい、このタイヤといい、性能もそこそこで、信じられない位安価なのに、まともな製品が増えてきた。どれも、中国製ではないところがいいのかも知れない。ヘルメットのタイは、HONDAのバイク工場や、IT系ではハードディスク工場があることで有名だ。政治情勢が不安定なのが、玉に瑕(たまにきず)だが、工業製品の品質はかなりいいようだ。台湾は、IT系ではASUS(エイスース)など世界的に有名なメーカーがすでに存在しており、タイヤもこれならば問題無い。NAMKANGは、ダンロップの工場だったと言う話だし。

さて、バイク屋のある八幡西から南下して、今日は天気もいいので、英彦山方面に行くことにした。「長谷の里」という鶏の足を焼いている有名な食堂があるのだ。そこで昼食を食べることにしたのだ。

 しかし、本当に天気が良い。気持ちいい。しっかりしたグリップを感じて、バイクがとても乗りやすくなって、たまらない。

 まず、最初に訪れたのは、バイク屋から40キロほど南下したところにある、道の駅「おおとう桜街道」だ。先日SRV250でやってきたところだ。気温が低いことも有り、トイレ休憩したくなったのだ。ここは特にトイレが綺麗だし。そして、暖かい飲み物も買って暖と水分補給だ。

この40キロは、慎重に走ってきた。まだ、少し赤いラインが見える。でも、ほとんど一皮むけただろう。

フロントも同様だ。

そして、そこからさらに南下して、道の駅「歓遊舎ひこさん」の横を通過。さらに南下して500号線にはいる。

やや、西に向きを変えたところに、目的地の「長谷の里」が道端に現れる。道案内板もあるので、方向を間違うことないはずだ。ただ、直前にも似たような建物があったが、看板は無かった。

邪魔にならないように、端にバイクを止めた。ちょうど時刻は、12時50分だった。昼時なのに、他に車はなかった。

有名な「とりのモモ焼き」は、残念ながら、土日、祭日限定だった。平日にはやっていないようだ。

中に入ると、暖かい。下を見るとストーブが焚かれていた。やはり、客は誰もいなかった。

寒くて体が冷えていたので、日の当たる窓側に陣取った。壁を見ると、メニューが貼ってある。いかにも手作りと言う感じだ。店には、おばさん二人のみだった。

まずは、かも汁うどんを頼んだ。

そのメニューの下に、「味つけしし肉」とかかれていたので、聞いてみると、しし肉を煮たものだという。これも頼むことにした。

先に、「味つけしし肉」がやってきた。肉は、なんだかマートンぽい。ネギが沢山かけてある。食べるとかなり味が濃い。肉は、脂身の少ない牛肉みたいだ。やや、歯ごたえがある。また、暖かいからなお感じるのかも知れないが、辛い。すこしひりひりする。ご飯が欲しくなった。うどんを頼んでいるので、すこしずつ食べたが。味自体は、私の好みだ。もう少し、薄味だとよかったが。だが、辛いのに、なぜだか箸が進んでしまう。

うどんが来た。まさしく汁という感じの豚汁風で、具は椎茸、里芋、ニンジン、ゴボウなどが入っていて、鴨肉が混じっている。こちらは、味の濃さは普通だった。

しかし、うどんはなかなかのものだった。腰があるのに麺の回りは柔らかいのだ。寒かったこともあるのだが、暖かいうどんは本当にごちそうだ。

完食してしまった。飲み物は温かいお茶だった。

冷たくなっていた手もほかほかしてきて、背中も日に照らされて温かくなってきた。

ふと、低い天井を見ると、なにやら発泡スチロールの箱と蓋が、挟んである。これはいったい何だろうか。

疑問に思ったので、精算の時に聞いてみようと席を立って、千円札を取り出した。すると、おじさんが車でやってきて、道を聞き出した。この店の近くから入る道があると聞いてきたが、知らないかというものだったが、おばさんは地元の人間では無いので分からないといっている。にもかかわらず、道はこんな風だと聞いたと、しゃべり続けている。

私が、精算してようとしているのに、お構い無いし。おばさんが、迷惑そうに手を出して、どうぞと千円札を受け取ってくれた。

うどんと、しし肉で、900円だった。安くないだろうか。珍しい、しし肉とかも汁などを食べられて、これならリーズナブルだ。とり足焼きがあればさらに最高だっただろうに。

また、今度日曜日にでも来たいものだ。

外に出ると、11度になっていた。室内は暖かかったが、外は日が照っているとは言え寒い。

ここまで、約70キロ。すでに、リアタイヤの赤い線は見えなくなっていた。

フロントタイヤ、同様だ。もう普通に走っても大丈夫だろう。

戻ると、先ほど間違えそうになった店が見えた。看板も出ていないので、店の名前が分からないが、ここでも焼き鳥をしているらしいが、店が開いている雰囲気が無かった。休みなのかも知れない。

そういえば、天井の発泡スチロールの件を聞くのを忘れていた。また、来ることが有ったら聞いてみよう。だれか、聞いてくれてお教えてくれるとさらにうれしいが。

それにしても、雲一つ無い。気持ちいい。

コーナーを走るのが楽しい、オンザレールとはこの事か。コーナーの手前でのブレーキングでも、真綿を締めるように、レバーを握るに合わせてぐっと速度が落ちていく。そして、簡単に思ったようにバイクが倒れて、コーナーを回っていく、快感だ。思わず、ギヤを低めにして、走っていた。


帰りは、片側一車線、かつ、追い越し禁止なのに、ゆっくり走る車に阻まれた。ここは、制限速度は50キロなのだが、40キロちょっとでずーっと走っている。車は、最新型のワーゲンだった。3ナンバーなので、2リッターを超えているのではないかと思えるが、こんなにゆっくり走っているのはなぜなのか。

なんとか帰り着いた。約200キロほど走っていた。前回、ヘルメットを試すために、少し走った。また、車検場からバイク屋までは車が多く、信号も多かった。そのためなのか、燃費は、14.11km/lとあまり良くなかった。プラグ交換などの整備をして燃費改善の期待が高かっただけに少しがっくりきた。次のツーリングでどうなるか見てみたい。Bandit 1250Sは、チョイノリするのには向かないバイクなのでいままでほとんど100キロ以上のツーリンクでしか使ったことが無かった。
今回は、確かにチョイノリが多かったし、街乗りも多かった。

リヤタイヤをよく見ると、「4313」と見える。どうやら、昨年の製造らしい。通常タイヤの製造番号は、上位2ケタが年初から何週目か、下2桁が西暦の下2桁を表すと言われている。この場合は、2013年の第43週ということになる。つまり、2013年の10月頃の製造だと思われる。かなり新しい。

対してフロントタイヤは、「1613」だった。つまり、2013年の3月頃の製造だ。これを見るとリアタイヤの方がよく売れているのかもしれない。その為に店舗の商品が新しいものに入れ替えられやすくなるはずだからだ。と言う事は、リアの方が摩耗が早いのか。これから、どのようになっていくか、ライフなどを見ていくことにしよう。

帰宅後、改めてタイヤをよく見てみた。リアタイヤは、完全に赤いラインは消えていた。

帰りに、車に引っかかるまでの山道では、とても走りやすかった。ややきつい、長いコーナーも全く安定して走れた。まるで運転技能が上がったかのようだった。

寒い季節でタイヤが固くなり易いのに、この性能ということは、ゴムの品質もかなり良いのだろう。

フロントタイヤも、ある程度サイドまで皮むきできているようだ。NANGANG  ROADIACという製品は、価格対品質(コストパフォーマンス)は、かなりのものだ。たとえライフが短くても、この価格と品質なら、リピートは十分に考えられる。いままで履いていたミシュラン PILOT POWER 2CTと比較して、劣るところは今のところ全く見られない。以前、Bandit 250にDUROの激安タイヤを履いたら、元々ついていたひび割れだらけの10年落ちタイヤよりも、性能が低くてやはり値段なりかと思ったものだったが、このタイヤは交換して明らかに走行性能が高くなったと感じる。

今のところは、大変満足だ。気に入った。

ちなみに、ノギスで溝の深さを測ってみた。フロント4mmでリアが6mmだった。前後て深さが異なるとは思わなかった。ちなみに、交換前のタイヤは、2mmと3mmだった。溝の深さだけを見ると、半分になっているようだが、タイヤはゴムなので正確に測れているかはわからない。あくまでも参考程度に。メーカーも異なることだし。


ホイールは、外した時にショップで磨いてくれたが、組み上げるときに汚れてしまったようだ。それに、山間部の土埃の多い道を走ったので、そこに土汚れが付いてしまった。急いで組み上げてくれたので、仕方ない事だ。

いつもホイールを磨くのに使っているカークリムで磨いた。

ボディも磨いた。

久しぶりに、ポリマー処理してみた。

吹きかけて、磨く。

ぴかぴかになった。

横に置いている、SRV250を見ると、昨夜からカバーを外して、屋根の無い所に止めていたからか、かなり汚れていた。

こちらも磨いた。

タンクの汚れは、写真ではよくわからなかったかもしれないが、バックミラーを見ると汚れ具合がよく分かる。

で、磨いた結果、だいぶ光る様になった。

2台とも綺麗になったので、カバーかけて、また、次走れるときまでお休みだ。

今回も、RYOGAのヘルメットをしていったのだが、向かい風の時にはややうるさい気がした。さらに、シールドを締めていてもあごが開いているので、そこから風が入り、少々寒かった。夏場は、逆に風の通りがいいかもしれない。今回はだいぶ長く使ったが、頭の後ろが痛くなることは無かった。

車検も無事終わり、タイヤも安いのに性能が高くて、とてもいい週末だった....かと言えば、ちょっとショックなこともあった。それはまた...。

2014年1月27日月曜日

SUZUKI Bandit 1250S 車検とタイヤ交換してきた

とうとう車検当日だ。
 Bandit 1250Sを暖機して出かける準備。ヨシムラのマフラーからは真っ白な湯気が出ている。

 そう言えば、プラグとエアークリーナーを換えてからなのか、気温が低いからか、おそらく後者かも知れないが、いままでエンジンをかけた直後からアイドリング回転数は1,100回転程度だったのだが、今は1,500回転程度に高くなって、暖まると1,100回転に落ち着く様になっている。

現在の走行距離は、40,628キロだ。購入してから6千キロほど走っていることになる。

気温は、2度。とても寒い。手がかじかむ。当然、グリップヒーターをONして出かけた。グリップヒーターがなれば、走り出した途端に手が凍り付く程だったろう。グリップヒーターのおかげで、手の内側がほかほかして、外側の冷たさを緩和してくれた。

 車検場に着いた。すでに車が何台も入場レーンに並んでいるのが見えた。

気温は、11度まで上がっていた。これは、天気が良くて、日が照るのでこの温度まで上がっているが、実際の気温はまだまだ低い。

北九州車検登録事務所が正式名称だ。

そこに入る前に、左奥にある建物で証紙を購入しなければならない。親切な女性たちが受け付けてくれる。

 事前に、用紙もここで20円で購入した。書き込んだ用紙を見せると、調べてくれて証紙も貼ってくれる。全部で、5,500円だった。

そして、車検登録事務所に入って5番のユーザ車検受け付けに書類を渡すと、チェックして印を押してくれる。これを持って実際の車検場に持って行くのだ。でかでかとユーザ車検である「本人」の印が押してある。

検査場に行く前に、A4のコピー用紙2枚を1/3程重ねたものを用意する。

それを、ヘッドライトのロー側、Bandit 1250Sの場合は上側を隠すのに使うのだ。後で分かったことだが、車検場にも銀色の布の様な目隠しが用意されているが、単なる布なので手で持っておく必要がある。だが、:検査を受けている本人は、バイクにまたがっているので、手で持っておくのは大変だ。

なのでこのような目隠しを用意しておくといい。紙は、セロテープで貼り付けた。

二輪検査場にやってきた。2年前を思い出す。

リアボックスは外して横に置いておいた。おそらく着けたままで問題無いと思うが、念のためだ。

検査員がやってきた。

初めてかと聞かれたので初めてですと答えた。初めてですと言えば、親切に色々と教えてくれるのでとても助かる。2年に1度じゃなかなか慣れるものでは無い。実際私も2年前に経験しているが、ほとんど忘れていて、初めてと変わりなかった。このボタンを押して、検査を始めた。

この真ん中の溝に、バイクを入れる。入れる事自体は、問題無いが、一番手前の溝の左側に金属の棒の様なものが見えるが、これがフットスイッチとなっていて、これを踏むと溝の下が沈んで、タイヤを両サイドで挟む形になる。Bandit 1250Sを乗せたて、このスイッチを踏むと、なぜか車体がゆがむように左右に振られて倒れそうになり、慌てた。

実は、以前からこのBandit 1250Sでは、低速でふらふらとして、路面がでこぼこしているとハンドルを取られるのだ。さらに、コーナーを回るときには、ハンドルに力を加えて押さえていないと、怖い。

よく、体を傾けると、バイクが勝手に曲がってくれるという事を聞くが、このBandit 1250Sに限って言えば、曲がろうとはするがすぐに起き上がろうとしてしまうので、ハンドルを曲げて押さえておく必要があるのだ。250キロもある重たい車体なので、大型バイクでは仕方の無いことなのかも知れないが、もしかすると、ステムが曲がっているのかも知れない。そのために、この検査機でタイヤを挟まれると、ふらつくのかも知れない。

それでも、なんとか車体が沈むおかげで、足が付きやすく、支え易い。なんとか、前輪のブレーキテストに合格した。次に前進して、後輪をローラーに乗せて、車速テストを行う。INAZUMA 400と異なり、Badnit 1250Sは後輪で車速を計っているのだ。40キロになったら、ペダルを離す。そして、引き続き後輪のブレーキテスト。いずれも合格して、前面の上にあるディスプレイパネルに、緑色で丸印が表じされた。

次に、ちょっと心配していた光軸検査だ。前回のINAZUMA 400の時にはこれに引っかかって、たいそう慌てた。が、今回は、事前に検査してもらったのでおそらく大丈夫だろう。機械が右から出てきて、ライトの真ん前にやってきて、止まった。そして、なにやら考え込むようにじっとしている。うーむどうしたんだろうと、ちょっと心配した。しかし、すぐに今度も緑の丸印が表示された。良かった。

次が、排ガス検査だ。検査員が、プローブをヨシムラマフラーに突っ込んだ。これで、騒音と、排ガスの一酸化濃度を調べているものと思う。両方とも、合格だった。

エンジンを切った後で、検査官が長いハンマーとメジャーを持ってきて、叩いたり、計ったりした。マフラーは交換しているかと聞かれたので、ヨシムラマフラーに付いていたJMCA マフラー認定カードを見せると、調べてみますとどこかに行ってしまった。

少しして戻ってきて、「触媒は外していますか」と聞くので、「いいえ、このマフラーは触媒の後に取り付けるタイプですから」というと、「そうですか」と。『おまえなぁ、排ガス検査に受かっているだろうが。触媒無かったら、とおらんやろ』と心の中で思った。

タイヤを見ていたが、前輪のタイヤはスリップサインが出ているところがある。一瞬手が止まったが、まあいいかという様に次の所を調べだした。

そして、最終的に合格となった。嬉しい。

検査合格の印を押してもらう。これを再び、車検登録事務所に持って行く。

3番の受付に出して、窓口の右にある機械のボタンを押すと、2枚の受付番号の印刷されたレシートの様なものが出てくる。銀行の受付番号発行機みたいなものだ。違うのは、こちらは2枚印刷した紙が出てくることだ。1枚は手元に残し、もう1枚は、書類につけて窓口に提出する。

少し待つ。待ち時間は、5分程度だろうか。意外に早い。

番号が呼ばれたら、今度は4番の窓口に行くと、新しい車検証とシールをくれる。

外に出て、Bandit 1250Sの古い26年2月のシールを剥いで、
28年2月のシールを貼り付ける。シールの上に貼る透明のカバーシールも付いているので、それを上から貼って完成。

これで、あと2年車検が有効になる。素直に嬉しい。特に、ヨシムラマフラーや、MRAのシールドなど着けたままで、合格したので今後はこの仕様のままで、OKと言う事になる。

かかった費用は、

書類代\20
自賠責保険\13,640
自動車重量税\3,800
自動車検査証紙\1,300
自動車検査登録証紙\400

合計\19,160

だった。以前よりも自賠責がいくらか安くなっていた。もちろん、自分でやった整備にかかった部品代などは含まれていない。


時計を見ると、まだ9時半前だった。タイヤを取り付けしてくれるバイク屋は9時半開店なので、それまで待って電話して、直行した。

そのバイク屋は、八幡西区に有り、車検登録事務所から25キロほどだ。おそらく40分くらいで十分着くはずだと思ったが甘かった。平日の朝方というこどて、どこも車が多く、1時間もかかってしまった。結局着いたのは10時半頃だった。

店先に置かれたバイク。これは、何だろうか。YAMAHA DragStarか? リアのサスペンションが無い。タンクの上に着いているはずのメータも無い。マフラーがいやにぴかびかして綺麗だった。

実は、このショップは知り合いがやっている所なのだ。自宅の近所にもバイク屋が何件か有るのだが、どこも持ち込みだと受け付けられないというのだ。バイクを購入したのなら、代金はかなり高くなるがやらないことも無いが、購入しても無いバイクだと保証できないのでやらないとの事だった。

このバイク屋さんは、持ち込みでもとても親切に、迅速にやってくれる。

バイクショップ名は、FUSE WORKSという。詳細は以下を参照。

FUSE WORKS

低価格なバイクを販売している。とにかく、安いバイクを探しているのなら寄ってみるといいかも。


さて、バイクのチェーンカバーを外してたり、フロントフォークのアクスルボルトを緩めたり、手早い作業だ。

これは、リアブレーキを取り外しているところ。

で、ちょっと他のバイクを見ていたら、いつの間にやら、リアのホイールが外されていた。

スイングアームの内側は、手が届かないので汚れ放題なのだが、親切にもここを綺麗に清掃してくれた。

タイヤは、チェンジャーがあるのであっという間に外して、取り替えられる。

これが、NANKANGのタイヤだ。リアのパターンは、カタカナの「ヒ」に似ている。たしかに格好いいパターンでは無いが、走っているときにはタイヤのパターンなど全く見えないし。止まっているときにも、まじまじと見られない限り気になるものでも無い。個人的には全く問題無い。性能さえ正常なら。
フロントのパターンは、カタカナの「ノ」にセンターに少しうねった溝となっている。

 リアホイール取り付け。

そして、次はフロントだ。よく見ると、SRV250と異なってアクスルシャフトが無い。ホイールのセンタに、キャリパーピストンの様な円柱形のものを差し込んでいるようだった。

取り付け完了した。「1時間程度かかるかも」との事だったが、実際には30分程度だったように思う。

おそらく、じっと見ていたので、早めにやってくれたのだろう。ちなみに、代金は持ち込みでのタイヤ交換としては破格だと思う。あえて、金額は明かさないが、問い合わせてみて欲しい。

作業してくれたバイク屋の社長は、Bandit 1250Sを押して、整備場から出すと、換える前から比べると押し歩きが軽くなったと言っていた。これは、タイヤが堅いと言う事なのか? 確かにいままで、押して歩くととても重いと感じていた。特にハンドルを切るとさらに重かった。

そして、30分くらいは慎重にゆっくり走るといいよと教えてくれた。一皮剥かないと、タイヤによってはかなり滑るからとの事だった。

寒い中、朝から作業してもらってありがたかった。それで、バイク屋の社長と一緒に作業してくれた息子さん(義理の?)の3人で、近所の自動販売機で買ってきた暖かい缶コーヒーを飲んだ。

さっそく、皮むきに走りに行くことにした。放射冷却で朝方は相当に冷えたが、とにかくいい天気だ。こんないい天気の日に走りに行かなかったら、もったいない。

つづく。