2013年10月16日水曜日

YAMAHA SRV250 10月ツーリングクラブツーは「ポポりん」が忘られず(2/2)

さて、つづきだ。

ランチの後、もと来た道を戻っていく。途中でガソリンを補給。スプロケットを交換した後に50キロほど走っていたので、それも入れて223キロだった。ツーリンクでは、ここまで170キロほどということになる。補給量は、6.83リットルで燃費は、32.65km/lだった。確実にスプロケット交換の良い影響が出ていて、いままでで最高の燃費となった。
 鷹島肥前大橋をわたる直前に、「鷹ら島」というドライブインのようなところがありちょっと寄って土産物などを購入。

生ものが多いので、バイク乗りには困ったところだが、私はこれを購入。とろ炊きというには、少々固めだったが、味はまあまあだった。

写真を撮るのに最適な芝生があり、記念写真をパチリ。真っ白なジャケットがなかなかはえるじゃないか。右後ろには橋が少しだけ見える。

ここで、全員の記念写真も撮った。

帰りは、行きと同じ道を戻る。つまり、217号線→204号線→50号線→西九州道(作りかけ)という感じだ。本当にいい道だ。今のうちなのでぜひ走行をお勧めする。

 西九州道(497号)を、浜玉で出る。

そして、323号線を右へ、南下する。

この道もなかなか走りやすかった。

そして、39号線に左折。

 さらに、次には299号線に左折。

 国道263号線とぶつかる。

その、左にある旬菜舎「さと山」というドライブインのようなところで一休み。

ここで、忘れもしないポポりんアイスなるものを発見。

写真を見るとアケビのような果実らしいが、初めて見た。バナナのように桃のようなとなんともつかみどころのない説明。これは試してみなくては。

これが、実物だ。確かに文章で説明するのは難しい。刺激的な味やにおいはせず、とてもまろやか。正直言って、かなりのうまさだ。こんなにバニラでないソフトクリームがうまいと思った事はない。また食べたいと思った。ぜひ、お試しあれ。

後で調べたところ、正式には「ポーポー」と言うらしく、アケビのような果実ではなく、大きな実の入ったラグビーボールのような形状の中身しっかりした果実で、果肉の色は濃いベージュだった。形や種の付き方は異なるが色や、大きさはパパイヤみたいな感じだろうか。

ここでも、数十分滞在して出発。

ドライブインを出て、国道263号線を南下する。そして途中から21号線に入る。


21号線もいかにも田舎道という感じたが、舗装がきっちりされていて走りやすかった。そして、長崎自動車道路をくぐるとすぐに、31号線とぶつかる。ここを左折して高速道路入り口に向かう。

東脊振ICから高速に入る。

本格的にSRV250で高速道路を走るのは初めてだ。特に高速合流が加速の問題で大丈夫か心配だったが、なんとか合流できた。もちろんアクセルは全開だ。

そして、高速道路を100km/hで巡航する。エンジン回転数はちょうど6,000回転だ。嫌な振動がある4,000回転を過ぎてエンジンがちょうど気持ちよく回転している状態なので、エンジン自体は調子よい感じだ。ただ、この日は向かい風状で、風圧をかなり感じる。

エンジンを回せば、おそらく7,000回転、8,000回転とまわるだろうと思ったが、風圧にライダー側が負けてしまう。結局、120キロを超えたくらいが今回の高速道路の最高速度になった。が、これでなんの問題もなかった。遅めの車を追い越しかけるのも、5速のままでアクセルをひねるだけでできた。もちろん、Bandit 1250Sの様な気持ちいいほどの加速を示すわけではない。それでも、後ろからあおられないくらいの速度を出せた。

エンジンが限界の回転数というわけでもなかったので、まだ余裕を感じた。「意外に走るじゃないかSRV250よ」と心の中で話しかけていた。ぼろぼろの状態から整備してこんなに走られると愛着がわくものだ。


さて、すぐに基山SAに到着。

今日は、ここで解散となった。皆に比べてそんなにペース良く走れるわけではないので、早めに別れを告げて走り出した。

渋滞というほどではないが、そこそこ車が多かったので、リッターバイクでも自分のペースで走るのは難しかったのではないか。少なくとも、遅めの車よりは速いペースで走れたし、同じ250ccであったジェンマと比較して劣っているところは全くなく、おそらくそれ以上の元気のいい走りりだった。

こんなに6,000回転以上をキープして走ったのも初めてであり、十分な性能だと感じだ。ただ、エンジンは申し分ないが、風防をつけているので、風にあおられるとハンドルがぶるぶる震えて不安ではあった。ハンドルを力いっぱい握りしめていると疲れるので、手の力を抜いてみたが、震えてはいても、ハンドルがどちらかにとられるということはなかった。以外に直進性がよかった。

総じて、今回のツーリングは、珍しいものも食べて、SRV250の意外な高性能ぶりも見られて楽しいものだった。第一、抜けるような青空で、気温もそう高くなく、こんなツーリング日和は1年中でもそう無いのではないか。

帰宅途中で、ガソリンを補給。鷹島でガソリンを入れてから177キロ走っていた。量は5.23リットル入り、燃費はさらによくて33.84km/lだった。トータルでも33.16km/lと今までで最高の燃費だった。特に燃費を気にして走ったつもりは全くないのにだ。

いいバイクだと思うのだが、心配なのはその寿命だろうか。スポークも錆びまくっているし、マフラーの消音器も内部がはずれてガラガラ鳴っている。プロトブレーキをきつくかけると、フロントフォークがよじれるようにカクカクと止まる。これは、おそらくディスクが真っ平らに減っていないからだろう。こうした部分を修理していたら、もっと良いバイクが買えたということになりそうだ。もう、十分なパフォーマンスを示しているので、そろそろこの辺で手をかけるのはよそうと思っている。

ただ、購入していてまだ付けていないものもあるので、それらは取り付けしたい。ただ、今はちょっと私のモチベーションが低くなっているので、徐々にやることにしよう。特にチェーンは、今のところ全く不具合もないし、すぐに交換しなければならない状態とは思えなくなった。チェーンを交換するとなると、現在のチェーンをカットしなくてはならず、戻せない。低価格なチェーンにして不具合が出るようではとちょっと腰が引けてしまった。

帰宅後、近所に行く用事があったのでまた、SRV250で走ってみた。スボラな運転をしていたら、5速のままでほとんどアイドリングくらいの1,200回転程度でも、なんとか走る。もちろん、裏路地のゆっくり走れるところでだが。その時のエンジンはぎりぎりで回っているドコドコという鼓動感があった。さらに、2,000回転も回っていると少しの坂でもエンストすることなく走り切れたりする。スプロケットを交換しても、低速トルクの粘り強さは全然変わっていない。もう少し、ハイギャードにできる感じがする。

トコトコ走るのにも便利だし、回せばそれなりになんとか走ってくれる。もしかすると250ccではかなり良いバイクなのではないかと思えてきた。

ちなみに、本投稿がブログ1,100本目の記事となった。区切りが良いので一応報告。