2013年6月15日土曜日

サーバに外付けHDDを付ける その1

自宅サーバーが不調になって、改めて自宅サーバに依存していたのだなぁと感じた一週間だった。

先日ドスパラにて購入した外付けHDDケース(ドスパラセレクト DP-9153)と、4TBハードディスクドライブをまだ調子が悪くない自宅サーバに設置することにしたのだが。
これが、購入した製品だ。なかなか大きな箱に入っている。
 そして、これが4TBのハードディスク。Seagateの製品だ。4TBでは最も低価格なものだ。サーバに使うので、そんなに高速なものは必要無い。逆に速い物は発熱も大きかったりするので避けた方が無難だ。
 実は、1台だけドスパラで購入したのだが、RAID5で使用したかったのと、ボーナス時期と言うこともあり我が家の大蔵省の認可も下りたので追加で4台購入してしまった。これで、実容量15TB程度の外付けハードディスクとして使用できることになる。

さっそく組み込んでみることにしよう。
 箱から出した外付けHDD。前面。

 裏面。大きなクーリングファンが付いている。これくらい付いていないと5台もハードディスクを付けると夏場はとても冷えない。下段には小型の電源が付いている。

前面のカバーを開けたところ。リムーバブルタイプになっている。

ドライブカートリッジは、左がわを押すとパカッとレバーが外れて、取り出せるようになっている。

これがカートリッジだ。ネジ止めタイプになっているので、
 ハードディスクを乗せた後で、付属のネジ四本でハードディスクを固定する。ネジは20本(4×5=20)付いている。つまり余裕は無いので亡くさないように。

ドライブを全部入れたら、裏にあるディプスイッチを設定する。

設定の状態がシールに印刷されているのでとても親切だ。初期状態では全部上になっている。つまり、CLEANにセットされているので、それをR5(RAID5)にセットするには、真ん中を下に下げれば良い。写真はすでにセットした状態だ。

電源を入れてみた。各ドライブのアクセスランプが緑に点灯して、問題ないことを表している。


だが、考えて見るとサーバには、eSATAの口は標準で付いておらず、eSATA×2の拡張カードを追加してつないでいた。しかし、起動用と前回購入したDP-9153ですでにふさがっていたのをすっかり忘れていた。

そこで、さらにインターフェイスカードを追加することにした。購入したのは、「エアリア Two-Tone Double Arm Suplex PCI Express x4 接続 USB3.0 2 ポート SATA3.0 2ポート 複合カード SD-PE4U3SA3-2E2IL」という長たらしい名前の製品だ。\5,153と高かった。

USB 3.0も付いたコンボタイプだ。標準では、拡張スロットのブラケットにUSB 3.0が2口出ている。

そして、Serial-ATAは基板部に2口出ている。そのままでは外付けHDDに付けられない。

 そこで、Serial-ATAをブラケットにeSATAとして出すケーブルを購入した。700円もしない安いものだ。
こんな感じで使用する。

久しぶりにサーバのケースを開けた。

拡張スロットを2つ開ける。

PCI Express x16スロットに取り付けた。基盤はx4サイズだ。

拡張ロットに、青いUSB 3.0と、黒いeSATAが二つ追加された。

旧外付けHDD(右側)と、並べて設置した。

当然ながら、今回購入した方を新しいインターフェイスカードに接続して起動させたら、RAID5のはずなのに内蔵してあるハードディスクの名前が表示されたり、もしくはドライブをスキャンしているところで止まってしまう現象が発生した。元から付いていたインターフェイスに差し替えると、ちゃんと認識するが、なぜか4TBのハードディスクが5台認識される。どうも、新しいインターフェイスは、複数のドライブが認識できないのではないかと思ったので、いままで使っていた外付けケースを取り付けると、ちゃんと新インターフェイスでも5台のハードディスクを認識した。新外付けHDDとの差異を考えると、新インターフェイスは4TBのハードディスクに対応していないのだろうか。

とりあえず、RAID5にならない件を調べたら、この外付けハードディスクケースは、ディップスイッチを設定しただけでは設定が反映されないことがわかった。

設定を反映させるには、上の写真のディプスイッチの右隣に空いている穴に小さなスイッチが有り、これを押した状態で電源をONする必要があったのだ。これを行って、再度新インターフェイスに取り付けると、RAID5の1つのドライブとして認識された。ということは、15TBが認識されて4TBのハードディスクが認識されないということはないだろうから、容量の問題ではなかったのかもしれない。まあ、今回使用する組み合わせでは正常に動作するので、追及するのはやめた。

ここで、OSを起動すると、インターフェイスは自動的に認識されたが、ドライバーは標準で入っていない様だった。付属の8cm CDをUSBメモリにコピーしてドライバーをインストールした。Serial-ATAはめでたく認識された。しかし、USB 3.0は認識されなかった。

そこで、インターネットからメーカーの「サイズ」のサイトに行ってサポートから最新のドライバーをダウンロードした。こちらは、インストーラー付きだったが、USB 3.0とSerial-ATAは別になっていた。認識されていなかったUSB 3.0のトライバーをインストールしてみると、問題無くUSB 3.0を認識した。すでにSerial-ATAは認識されていたが、折角最新のドライバーをダウンロードしたのでこれもインストールしておくことにした。でも、これが大きな間違いだった。

USB 3.0のドライバーをインストールした時には再起動しても問題無かったが、
Serial-ATAのドライバーをインストールした後に再起動すると、永遠に上の写真の状態になったままになり、起動プロセスが終了しなくなって起動できなくなってしまったのだ。色々と試したが、何をやってもうまくいかない。

幸いにも、起動ドライブは外付けHDDに入れていたので、これを外して、起動OSを修復することにした。

続く。



これを書いているのは土曜日。

先週の日曜が本当はツーリングクラブのツーリング日だったのだが、なぜかこの日だけ雨でツーリングは延期となった。

なので、明日がそのツーリングの日なのだ。朝5時に起きて出かける。明日は天気は大丈夫なようだ。