2013年3月21日木曜日

SUZUKI Bandit 1250S ヨシムラスリップオンマフラー

Bandit 1250Sのマフラーだが、ツーリングの際にも感じたことだが、リッターバイクらしからぬ静かな排気音だ。特に、走行中はほとんど排気音は聞こえず、アクセルをひねってもモーターが回転数が上がるような軽い音しか聞こえない。

ツーリング仲間も、「本当に静かだねぇ。どこ走っているかわからなかった」とのことだった。いままで、マフラーを交換したいと思ったことは無いのだが、Bandit 1250Sは、規制の影響か静かすぎる気がする。これでは、車や歩行者が気づいてくれなくて、逆に危険だという事で、マフラーを交換するという方もおられる(別のバイク所有者だが)。

と言うことで、マフラーを購入することにしたのだが、WACOX H1の時は、ものすごく爆音で、いい音というよりはうるさいことこの上なく、どうやって静かにするか苦労したのを思い出す。また、車検の時にまた戻すのも面倒だ。そこで、ちゃんと車検に通るものということで、ヨシムラのスリップオンにすることにした。また、ヨシムラでも断面が卵形をしたものが格好が良いので、探してみたが、なかなか高い、そこで、オークションを見ていたら、丁度パニアケースに取り付けているものを外して出品しているものが有り、しかも、パニア対応の金具が付属していたので、それを落札した。最初は安かったのだが、競合が現れて入札競争になってしまって、あまり安くは無かった。でも、新品よりは安いし、傷もほとんど無かった。


でも、届いたものを見ると、傷は無いが、まあ、中古然としていた。でも、車体も中古然としているのだから、丁度いいかもしれない。
車検対応のため、ちゃんとJMCAマークが付いている。

そして、車検の際などに掲示するカードも付いている。

 なんと、85dBとかなり静かだ。

だが、消音器部分を排気口から覗くと、向こうが見える。これで本当に85dBの消音効果があるのだろうか。ちょっとWACOX H1のマフラーを思い出してしまった。

これが、そのWACOX H1のステンレスマフラーだ。似たような感じに見えた。

取り付け部分は、やや汚かった。

ちゃんと、センタースタンド用の受けも付いている。

そして、これがパニアケース対応の取り付け金具だ。

これが、純正の取り付け部分だ。ここに取り付けることになる。

純正品は、エキパイとの接続部分は、2本のボルトで固定されている。

と言うことで、純正のマフラーを外した。

ヨシムラマフラーの取り付け状態。純正が奥側に付いていたのに対して、こちらは外側に取り付けた。そのために、ワッシャーを追加した。

そして、エキパイとの取り付けは、六角ボルト1本だ。

ちゃんとつけれるかちょっと心配だったバネだが、意外になんとかなった。バネは2本ある。

パニアケースを取り付けて、クリアランスを見る。これくらい隙間があれば大丈夫だろう。マフラーはシャーシ側に付いているので、サスペンションが沈んでもタイヤ側が動くだけなので、パニヤケースとのクリアランスは変わらない。スイングアームとも接触しない位置だ。

JMCAカードは、常時携帯しろと書かれていたので、車検証入れにいれた。

そして、センタースタンドを外してみたが、金属の受けなので、カンカンと大きな音がする。これはちょっとまずい。

純正のマフラーの受けを見ると、ゴムが付いていたので、これを外して..

取り付けてみたら、ばっちりだった。

で、恐る恐るエンジンを掛けてみたら、始動の時はあなり低音が響いてかっこいい。アイドリングは、純正とかわらず静かだった。しかし、エンジンを吹かすと。なかなかのいいサウンドがする。特に、ウォンと吹かしたときの低音はなかなかの迫力だ。気に入った。

ビデオで比較したものを撮ってみたので、記載する。デジカメのマイクなので、ヨシムラの低音が十分に録音されていなくて残念だ。



聞き比べてみてわかるとおり、音質が低音寄りになって、迫力が出ているが、音量はそんなに変わらないか少し大きい程度だ。心配は解消した。そして、やはり、価格なりの事はあると改めて思った。

これならば、うるさくなくて、しかも迫力の低音で、静かすぎと言うことも無い。むやみにエンジンを掛けて、アクセルをクリクリしたくなってしまう。純正では、こんな事はあまり感じなかった。これも、一度走って状況を確認してみなければならないな。楽しみだ。