真夏の暑い日々が続いているのだが、思った以上に集まった。右のスクータは、残念ながら参加できなかった見送りのメンバー。わたしは、暑いのと山道コースだったのでSRV250での参加だ。
今回初お目見えはこのバイクのみ。Kawasaki super sherpa (KL250)だ。単気筒ながら、DOHC 4バルブとなかなかの高性能で、26馬力を8,000回転で発生する。車重が、128kgとなっていて非常に軽い。かなりの走行性能だろう。
この、Goose 350は、最近休部しているメンバーのもの。今回も見送りだったが、結局一緒に走ることとなった。ライダーはとてもいい男の青年だ。実は、私がこのツーリングクラブで最初に走ったときに一緒に走った1台だ。今回一緒に走れて良かった。とても楽しかった。
8時過ぎに出発。
コースは、歓遊舎ひこさん集合で、K52で南下、R500、英彦山、R496、R212、道の駅やまくに休憩、K43、R210、慈恵の滝、K54、広域農道、日田駅前の寶屋本店で昼食、K571、R211、K51、R386、R322、K56、桂川のコンビニで解散というものだ。
まずは、K52で南下。
R500で、何度も来ている英彦山の高住神社前を通過。
この先で、K451との分岐点があるのだが、ちょっと遅れたメンバーが、前との間隔が空いてしまい、ルートを間違えて、ここでK451(左側)に走って行ってしまった。
なんとか追いかけてUターン(写真には遅れたメンバーは写っていない)。
そして、待っていたメンバーと合流。
そこから、R496を南下。なかなかくねくねとした走りやすい道で楽しかった。
そして、道の駅「やまくに」で休憩。
そして、そこから直角に曲がってさらに南下する。
この道もなかなか大回りするぐねぐね道で楽しかった。
そして、慈恵の滝に到着。
最初は初めてだと思っていたのだが、この滝を見て2009年に家族で来ていたのを思い出した。その年も、突発的に土砂降りの降るような不安定な年だったのを思い出した。その時にはガイドも何も無かったので、前から見ただけだった。他にもほとんど人がおらず、滝の後ろを通れるとは思わなかったのだ。
今回は、そのような滝だと聞いてきていたので、メンバーと滝の裏側を見に行った。このように滝の後ろに回れる滝を、裏見の滝と言うそうで、ここだけでは無く何カ所か有るらしい。
なかなか、滝の後ろ側からの眺めはすばらしい。
何人か、この小さな滝で頭を冷やした。これを見て私も試してみたが、なかなか涼しかった。
この滝は、2段になっているのがわかる。
そこから、一旦少し戻ってから、農道に入った。
しかし、だんだんと狭くなり、道も余り良くない。
とうとう、本当の林道の様になってきた。こんな道をロードスポーツタイプのリッターバイクで走るのはなかなか厳しかっただろうが、私やKL250、Goose350などの小型バイクは、とても楽しかった。でも、全体時にのろのろとした走りだった。何台かは、アンダーカウルを擦ったバイクもあった。
ところが、途中で分岐があり、止まってしまった。どうも道を間違えたらしい。先頭は、とても道をよく知っているメンバーで、こんな事はあまり無いのだが、さすがにあまり走らない所では、こんな事もあるのはしかたない。幹事が、分岐の一つを走っていって道を聞いてきた。
そして、何とか正常なルートに戻って、日田の街中に入ってきた。車も多く、信号が非常に多い。しかも、次々と赤になるのだ。日もだいぶ高くなって暑くなってきた。
温度計を見ると40度を超えている。暑いはずだ。
人数が多いので、二階の座敷に上がった。
まだ、昼前と言うこともあり他の客はいなかったのでのんびり出来た。
壁には、きこりめしという弁当らしきものがありちょっと気になった。
基本は、ちゃんぽんが美味しい店らしい。
メニューを見ると、ホルモン関連が多い(写真はS氏)。写真の通り、店は寳屋(たからや)本店で、日田駅の真ん前にある。
私はホルモンカレーを頼んだ。カレーは、いかにも大衆食堂という感じのもので、特段特色の無いものだが、上に乗っているホルモンはめちゃくちゃうまかった。出来れば、ホルモン丼があれば良かった。(有ったかもしれないが)
そして、こちらは、ホルモンチャンポン。具も多く、量はかなりのものだ。しかも、さらにおにぎりが2つ付く。腹一杯食べたい方はこちらがよいだろう。カレーは、量は普通だった。
食事が終わってみると、12時半頃だった。天気は完璧な晴れで、非常に暑い。特に日田市内は車も多く、信号も多い。
温度計を見ると、40度どころか50度に近い。
やっと帰って、給油した。ペースもたいしたことが無かったためか、燃費は今まで最高の31km/lと好調だった。
しかし、実はこのツーリングでショックなことがあった。
解散の後、バイクに戻ったときの写真だが、ヘルメットに付けていたはずのビデオカメラが無い。
帰ってみると、こんな状態で、取り付けサーフェイスマウントそのものが取れて無くなっていた。残っていたのは両面テープだけだった。
別のヘルメットに付けている同じサーフェイスマウト。カメラがもしも落下しないように、ストラップが付けられるのだが、そのサーフェイスマウントは強力両面テープで貼り付けてある。いままで外れるようなことは無かったが、この暑さで溶けてカメラの重さで剥がれて、サーフェイスマウントごと落下してしまったのだ。これでは、折角のストラップも意味が無い。
どこで落としたのか、撮った写真やビデオを調べ、自分の行動を思い返して色々と考えをめぐせていたら、落としたところが判明した。
実は、昼食の時に、ヘルメットからカメラを外すのを忘れてそのままバックミラーにヘルメットをかぶせたままで食事に行ったのだ。当然ながら駐車場は炎天下。黒いカメラやサーフェイスマウントが熱せられて高温になったのは想像に難くない。
そして、決定的だったのは、駐車場に入るときにカメラを操作して録画したこと(つまり、駐車場に入る直前にカメラが付いていたという事)、食事の後ヘルメットをかぶった時に少し邪魔になるカメラが全く気にならなかったこと、そしてバイクに跨がって発進したときに、なにやらタイヤで踏み越えた様なカクンとした振動を感じた事だ。でも、私が少し遅くなっていて、皆が道路に出て待っていてくれたので、それを振り返らずに、石でも踏んだ位に思って慌てて駐車場から出て行ったのだ。
今になって思えば、それが恐らく炎天下の熱で両面テープが解けてカメラが落下していたのを踏んで行ったのだ。何しろ、それ以後、走行中にカメラが落下すれば気がつかないはずが無く、実際全くそのような感じが無かったのだ。食事の後の走行では、暑くてカメラで何か撮ろうという気もおきなかった。
それに気づいたのは、深夜だったので、次の日にお店に電話したら、その場で駐車場を調べてくれたり、店員全員で調べてくれたらしいが、何も無かったとの事。かなりショックだ。お店の人はとても親切で、その夜にも再度電話をくれて、やはり見つからなかったと知らせてくれた。申し訳ないとまで言っていただいて、こちらの問題なので非常に恐縮した。ショックな事が起こったにしては、気分がそんなに落ち込まなかったのは、このお店の対応が親切でその心根を感じたからに相違ない。
そして、もう一つびっくりしたことがあった。
それが、これだ。ツーリング前にポリメイトで磨いたタイヤは、表面がつるつるになった上に、茶色く変色していた。こんなひどい状態になるとはびっくりだ。ポリメイトはタイヤに使うというのは完全な間違いなので絶対に真似しないように。
今回のツーリングは、色々とあったツーリングだった。
0 件のコメント:
コメントを投稿