だいぶ寒くなってきて、先日も雪がチラチラする季節になった。いつももう少し早めにスタッドレスタイヤに交換しておけばよかったと思うのだが、なかなかそうはいかないものだ。今年も、外でタイヤ交換するには寒すぎる気温4度での交換作業となった。
今年は秘密兵器を購入した。
それが、この電動ジャッキだ。簡単な構造で、普通のパンタグラフタイプのジャッキを電動で上げ下げするタイプだ。簡単な構造だけに、安かった。
中身は、こんな感じ。バッテリーから直接シガーソケットを作るケーブルも付いている。
電源ソケットはシガータイプで、アップ/ダウンのリモコンがケーブルの途中に付いている。押している間だけモーターが回るタイプで、耐荷重は2トンまでとなっている。
さっそく、今年の初めに保管しておいたスタッドレスタイヤを取り出す。
実を言えば、よく見てなかったのだが、この番号からすると2003年と9年前のタイヤとなっている。だいぶ古い。だが、タイヤそのものは意外に綺麗で、特に問題はない。ただ、4本の内1本は空気が完全に抜けてしまっていてパンクしていないか調べるのに手間取った。結果明確な漏れは見られなかった。他の3本も100kpa程度まで圧が下がっていた。すべてのタイヤに空気を規定値まで入れる必要があった。
リアタイヤを交換するために、リンクの前にジャッキを設置した。
シガーソケットを刺すと、コントローラーに付いているLEDが点灯して電源が入っている事が分かるようになっている。
ということで、さくっとインパクトレンチを使ってタイヤの交換が完了した。
やはり、電動ジャッキはとても楽だ。いままで、手回しでジャッキアップしていたのがウソのようだ。
そして、外した夏用タイヤを見てみると...
表はまともなのだが、裏はかなりひび割れがすごい。まだタイヤの溝は十分にあり、使える状態なのにこの状態では、ちょっと心配になる。
製造年月を見てみると、2009年と意外に新しかった。スタッドレスに比べてどうしてこんなにひどい状態なのだろうか。やはり、付けたままで雨ざらし放置していたのではないかと推測される。来年どうするかまた考えよう。
今回は、とりあえず、保管することにした。
日が傾いて夕日で赤くなっているが、全部のタイヤがスタッドレスになった。これで、少々の雪ならば、なんとか走れるだろう。今年も、大晦日に出かける予定だ。