2012年8月26日日曜日

SUZUKI INAZUMA 400 リアBOX取り付け

本格的なツーリングに出かけようと思うと、やはりリアBOXが必要だ。と言うわけで、取り付けることにした。
将来のことを考えてベースは、50リットル級も取り付け可能なGIVIのモノラック専用モノキーベース M2 サンダーキャットと、その専用キット(INAZUMA 400/750/1200用)を購入した。

取り付け説明書を見たが、これだけを見てわかるだろうか。

これは、パーツリストの図だ。これを見ると、どうも赤丸の荷物紐のフック用のバー部分の取り付けを利用するらしいことがわかった。これは、前後2つのボルトで取り付けられている。

実際のものを見ると、確かにそのようになっていた。シートカバーなどを全部外さないといけないかと思ったが、そんなことは無かったので助かった。

さっそく、このフックバーのボルトを緩めて取り外した。

これが、取り外したものだ。説明書によれば、右のボルトの下にあるスペーサーと、左側のボルトはそのまま使う。

外したフックバーの代わりに、説明書の金具2つを取り付けた。ただし、ここでは軽く留めるだけにする。ここで締め込んでしまうと、位置が合わなくてちゃんと組立たないのだ。

 そして、この支柱を取り付けた金具に固定する。

こんな感じた。ちゃんと、ウインカー部分が逃げてあるところが、専用パーツだけある。

 これを左右二本取り付けた。まるで、黒い角が生えたようだ。

この角(つの)の先端には穴が開いていて、そこにネジ穴の付いている円柱を刺し込む。

こんな感じだ。

そして、円形の金具を差し込む。

上から見ると、先に入れた円柱が見える。写真には無いが、この上に取り付けの角度調節が可能な支柱をかぶせる。単にかぶせるだけなので最初は大丈夫かと思ったが、全く問題無かった。
よく考えてある。

そして、モノケース用のベースを載せる。真ん中左右に開いたスリットに長いボルトを差し込む。

こんな感じだ。

そして、このボルトが先に入れてあった円柱のネジ穴に差し込まれるのでネジ込む。

取り付けはこんな感じだ。

そして、スリットのカバーを取り付ける。これで、一見どこにネジがあるのかわからなくなる。


今回は、GIVIのケースが高くて買えなかったので、AGという互換製品を載せることにした。将来は、デザインの良いGIVIを載せることも可能だ。色はシルバーにしたので、やや車体色に合わない明るいモノだが、違和感があるほどでも無い。

前方からの状態。取り付けが意外なほどに簡単だった割りには、しっかり取り付けられており、少々手で揺すっても全くびくともしない感じだ。

これで、リアボックスも脱着でき、ツーリングの時にも雨の事も考えなくて良い収納が得られた。もちろん、ヘルメットを入れておくこともできる。特に天気が悪いときには、ヘルメットをこれにいれれば、濡れない。

ただ、荷物フックが無くなったので、リアシートにバックを載せるのが難しくなった。この取り付けベースの支柱には、引っかけのフックが付いていない。是非とも、フックをつけて欲しかった。今のままでは、たとえフックが引っかけられても、ずるずるとずれてしまって役に立たないだろう。

さあ、ツーリングが楽しみだ。