2012年5月25日金曜日

ETC電池寿命


昨夜、電源をONにしたまま寝て、起きたらまだ動いていた。これと時計をPICSIOのインターバル撮影で撮ってどれほど持つかテストすることにした。

帰宅して見るとETCの電源は切れており、スイッチをON/OFFしても入らなかった。撮影動画を調べたところ、単4電池8本で10時間程度の持ちだった。思ったほど持たないので少しがっかりしてした。何日かは持つだろうと予想していたのだが。

普通に高速を走るのに、10時間も走ると言うことはまず無いだろうから、そういう意味では、十分持つと言うことができるだろうが。近所のディスカウントスーパーの激安アルカリ電池なので持ちは良くないだろうから、Panasonic製の高級電池ならもっと持つだろう。とはいえ、約10時間毎に電池を入れ替えるのも面倒ではある。

そこで考えたのだが、ETCの電源をONしてゲートをくぐり、くぐり終えたらETCの電源を切る。そして、また、高速を降りるときにETCの電源を入れてゲートをくぐると言うことができれば、ゲートをくぐるときだけONにすればいいので、電池の持ちは飛躍的に伸びるだろう。

高速に入ってからSAなどで車を降りる事はよくあることで、その際にエンジンを切ればETCの電源も切れるはずで、高速道路に入ったら出るまで電源を切ることができないわけではないと思える。しかし、それが可能だとすると、ETCカードを使った詐欺も可能ということになる。

今回のようなポータブルETCを作成して、長距離走る車が途中でこのETCを交換して、それぞれが入った近所のICで降りれば、格安になる。

だが、こんなことは許されない。具体的には、このような不正をチェックするためもあり(道路管理側では、経路確認のためとしているが)、料金所以外に高速道路の途中にETCカードの確認をするアンテナが設置されている。

しかし、ゲートをくぐるときに20km/h制限があるくらいだから、普通に走っている100km/hでのETCとアンテナの通信が確実に行われるというのも難しい気がする。

おそらく、経路を知るためが最大の目的なので、経路が分岐されるジャンクションなどにいくつもアンテナを並べて、とりあえず、受信できればいい位のモノなのだろう。

ということは、そういう所のみ電源をいれておけば問題無い気がする。実際何か不正をしようというのでも無いし。それに、ETCを使うのは、年に何回もあるわけでも無い。10時間というのはそういう意味では、電源を入れっぱなしで走っても問題無い持ち時間ではあるし、まあ、よいだろう。

電源も入るし、カードも認識するので問題ないとは思うが、一度はこのポータブルETCユニットを使って、高速道路を走るテストを行ってみなければならないだろう。

つづく。