2012年3月29日木曜日

日本通信 カメレオンSIM

日本通信がやっと、docomoのLTEに対応した。その名を、「カメレオンSIM」という。
というのも、回線契約ではなく、SIMのパッケージを販売する方式で、契約費用と、21日間(または、3GB)のフルスピード通信料が入って、5,800円とのこと。21日間が過ぎたら、好きなプランで使い続けらるようになっている。しかも、契約が切れるごとにプランを変更できる。ということから「カメレオン」らしい。まあ、いわばプリペイドSIMだ。が、その中身は、U300(通信速度300Kbps制限/30日)が2,480円、フルスピードプラン(30日 or 5GB)が5,400円。さらに、1GBフェアー(1GB or 120日)が8,800円となっている。フルスピードがいいが、通信量はたしたことないという人が、1GBフェアーを選ぶのだろうが、フルスピードが必要な人が、たった1GBで満足するものだろうか。

全体的に言って、IIJmioの方が私の場合は魅力的だ。というのも、通信量は月数百MB程度しかなく、遅くてもいいからいつでも使える方がよく、低価格でなければならないからだ。

私は、基本的に使っていないものに対していろいろ言うのは好きではないが、面白みに欠けるサービスに意見をいう事はできるだろう。

月々SIMを購入していく現在のパッケージもSIMの無駄が多かったが、その代わりに定価よりも安く購入できる場合があったのに対して、このサービスでは、値引きは無い。

今のところ、IIJmioのサービスに大きな不満はない。もちろん費用対効果での事だ。この価格でならば不満を言う方がどうかしている。特に私の自宅付近である田舎では、LTE(Xi)サービスはまだまだのうえ、電波状況も良くなく、普通のFOMAでもどうせ数百kbps程度の通信速度しかでないのだから、docomoとフル通信速度の契約など結んでも都会と同じサービスは受けられないのだ。地域格差は、確実にあるのだ。不思議なことに、IIJmioのサービスでは、もともと通信速度が遅いので、速度低下も気にならない。今度、都会に出て行って、LTE(Xi)での使い勝手を確認してみたいものだ。