2012年3月24日土曜日

F1 2012 第2戦 マレーシア 予選

F1第2戦マレーシアGPの予選だが、ここでもサプライズがあった。とうとうメセデスのシューマッハがなんと3番手になった。復帰後予選で3位以内のに入ったのは初めてだ。40歳を超える最年長ながら、若いチームメイトのロズベルグを大きく上回るポジションだ。今年は、いいかもしれない。特にシューマッハは、スタートがいいので、もしかするとスタート直後は、トップなどと言うこともあるかもしれない。もちろん、レースベースがいまいちなので、その後は落ちるかもしれないが。それでも、「お帰りシューマッハ」と言いたい。

さて、今回もPPおよびフロントローはマクラーレンのハミルトンとバトンだった。今年はマクラーレンがいいようだ。

レットブルは、去年の予選での速さは無くなったようだ。特にベッテルは、オプションでは無く、プライムタイヤでわざと走って、スタートタイヤをプライムにした。これは効く可能性がある。特にここ、マレーシアは暑く、予選で使ったオプションタイヤが全くもたない可能性が高い。それに比べて、ベッテルのプライムは、もつのでそこで一気にトップに立ってそのポジションを守るという戦略なのだろう。

また、やっとザウバーのペレスがQ3進出して10番手となった。しかし、アロンソは確かにすばらしいドライバーだ。あの車で、Q3進出して9位だ。だが、5番手のライコネンがギヤボックス交換ペナルティーで、5グリッド降格なので10番手なり、ペレス9,アロンソ8番手となる。特にペレスは、奇数グリッドでスタートに有利だ。

対してザウバーのエース小林可夢偉は、Q22回目で全くタイムが出ず、Q2最下位に落ちてしまった。どうも、Q1はまあまあなのに、Q2でここぞという1発に弱い感じだ。それでも、決勝では、ジャンプアップして、前回同様の幸運で上位入賞できるだろうか。それとも、血の気が多く、経験の少ない新人ドライバー達の多いグリップなので、スタートや1コーナーでの混乱に巻き込まれるのか。

ここも見所だ。