2012年3月10日土曜日

CS フジTV Next F1-GP ニュース 2012 #1見た

CSのフジTVでやっているF1 GP ニュースを見た。今回は、2012年度の最初の開催直前スペシャルだ。

川井氏の解説によると、やはりレッドブル強し。続くのは、マクラーレン、そしてロータス。なんと、その次は可夢偉のザウバーとの予想。ただ、去年に比べて、タイム差は相当に縮まるとのこと。ザウバーのいる中断グループでは、フォースインディア、トロロッソの4人のドライバーの内、3人が入れ替えられた。特にトロロッソは、二人とも入れ替えており、しかも殆ど新人なので経験不足はあるだろう。フォースインディアは、二人とも2年目程度だ。そういう意味では、ザウバーは、ドライバーが変わっておらず、継続性という意味でも、経験値という意味でも同じくらいの車なら、より上位でゴールできる可能性は高い。

そして、びっくりなのは、フェラーリだ。なんと6番目になっていた。これは、昨年のザウバーの位置に近い。Q3に進めるぎりぎりのところという判断だ。だとするとかなり厳しいと言わざる負えない。

この番組も、川井氏のしゃべくりがもう少し流暢だと分かりやすいのだが、番組的にもパネルの作りこみがほとんどなくて、金かけてない感じの番組だ。

そして、毎年直前スペシャルでは、複数人の解説陣を集めて、その年のチーム予想をするものなのだが、今年は川井氏一人ととても寂しい。フジTVもどうせやるならもう少し金かけてやったらいいのにと思う。これでは、悪循環だ。

だがしかし、とうとう来週金曜からF1の第1戦オーストラリアGPが始まる。今年は、車の出来もそうだが、ライコネンの復帰もあるし、ザウバーがどうなるかも楽しみで仕方ない。

そのうえ、再来週には、F1第2戦マレーシアGPと、佐藤琢磨のインディカーレースの第1戦セントピーターズパークも始まる。インディは、はじめの数戦は、ロードコースのレースだ。琢磨にはF1的であっている。こちらも車が新しくなり、エンジンも3種類に増えて、エンジン自体の競争もあるので、ホンダがどの程度なのか興味は尽きない。そういえば、F1で長老ドライバーだったバリチェロが昨年琢磨がいたKVレーシングで走ることになっている。彼の走りも気になる。琢磨は、F1から少しブランクがあってから、インディ参戦で1年目は苦労していた。バリチェロは、直前までF1にいたので、ブランクがないという点は優位だろう。しかし、琢磨のチームメイトだったカナーンは、バリチェロは上位を争うだろうと言っている。もしそうなったら、やはり琢磨は、バリチェロ以下ということになるだろう。そういった点でも、楽しみだ。