2012年1月14日土曜日

SUZUKI ジェンマ 米山峠と高速道路ムービー

太宰府に行く時には、いつも通っている米山峠と、ジェンマでは初めての高速道路走行の動画を記載する。


米山峠では、前にクルマがいて自分のペースで走れなかった。減速して、前のクルマとのギャップを作ってから自分のペースで走ってみたが、あっという間に前のクルマに追いついてしまった。いつの間にか乗用車から軽トラックに変わっていた。どこで入ったのだろう。5分程度しか減速していないし、途中から入れる道はなかったように思うのに。

自分のペースで走れた時には、とても気持ちよく加速も感じられていい感じだった。シティー向けのように思われているが、重心が低いスタイルからくる安定感は素晴らしい。特に、コーナーの出口では、エンジンパワーがそこそこあるので加速しながら立ち上がれるのがいい。ブレーキもよくきき、Tsurugi 150での不満点だったブレーキのがたつきも無く、真綿を締め付けるようなスムーズそのものタッチだ。コーナーに入るときにも安心して入れる。

さて、次の高速道路だが、80km/hでの走行でもTsurugi 150よりも風圧を感じた。そのためもあり、最初は、80km/h程度の低速で走っていた。風圧にも慣れてきたところで、追い越し車線を走る車についていって、速度を上げていった。100km/hに達すると風圧はかなりのものになった。特に着ていた服がダウンコートだったので、ばたばたとして腕をハンドルから引っ張られる感じがする。しかし、ジェンマ自体は、とても安定していてさらに速度を上げていっても全く不安定な感じは無かった。改めて、剛性感と重心位置の低さを感じた。車線変更も不安は感じなかった。たが、前に車がいる状況から、車線変更して前方が空くと一気に風圧を感じる。その点は、変化が激しく感じた。

トラックの横を走っても、風圧で人体はゆられるのだが、ジェンマは安定しているのでハンドルをしっかりつかんでいればふらつくことも無かった。こういう点は、Tsurugi 150とは比べものにならない。

今回の最高速度は、130キロを超えていた。その速度でも、平坦なところで有れば、航続可能な感じだ。ただし、人体が風圧に耐え続けなければならないが。デザインの関係から、旭風防のジェンマ専用シールドを付けたが、効果は無いことはないが、十分とは言いがたい。だが、もっと大きなシールドを付けてもどれほどの効果があるのかは付けて見なければわからないのが悩みの種だ。特にジェンマはシールドがハンドルに着くので、その影響も気になる。同じハンドルに風防を付けていたリード110では、前の車の乱気流の影響をもろに感じられてハンドルが不安定になることがあったのだ。

高速では、動画に写っていなかったが、大型のネイキッドバイクが追い抜いていった。私が、120キロ程度だしていたので、それをいとも簡単に抜いていったことから、かなり速度が出ていたに違いない。しかし、風防をつけているようには見えなかった。ハンドルも高めでライディングスタイルも立っていた。風の影響が無いとは思えないが、ぴっちりした革ジャンだったのがきいていたのかもしれない。少なくとも、ばたばたとはしない服装だった。高速を走るときには、なるべくばたつかないぴっちりした服装にするほうが良いと感じた。

最後に減速して80km/hで走ったら、風圧もあまり感じず、この状態ならば長い走行も可能に感じた。疲れたら、速度を落として走ることが有効だ。