2011年12月31日土曜日

SUZUKI ジェンマ250 その2

ジェンマのエンジン音は、そんなにうるさくない。私は、あまりうるさいのは好まないので、これはいい傾向だが、きわめて静かと言うほどでもない。静かな方ではあると思うが。

そして、ハンドルはとても軽い。これが、静止する直前でふらふらする原因だろう。いわば、パワステが軽すぎるという感じだ。軽すぎて不安定な感じを持ってしまう。

特に、走行中のコーナーなどでも簡単にハンドルが動くので、さらに不安定感を感じざるおえない。200kgを超える車重だし、Tsurugi 150よりもどっしりとした感じを想像していただけに、この軽さは、Tsurugi 150よりも軽いかもしれない。もちろん実際に軽いわけでは無いので、ちょっとの登り坂で、メインスタンドをかけると、かけるのは楽だが、メインスタンドを外すのはちょっと大変だ。重くてなかなか降りてくれない。

乗り心地は大変良いという事だった。でも、この点をものすごく良い点として言うほどでもないと感じだ。道路の荒れた所では、ごつごつとした突き上げを少なからず感じる。ただ、Tsurugi 150は特に下り坂では、かなりガタガタという感じの走りととなるが、ジェンマの方が剛性感があって、だいぶましだ。

エンジンは、発進のクラッチミートは4,500回転程度と高め。が、とても遅い感じはなく、出足は良い感じだ。トルクのある感じを受ける。アクセルを開けば開くだけ回転数が上がっていく。十分なパワーだ。特に、5,000回転を過ぎると、エンジンが回っているという感じがする。

150ccと250ccを同一には語れないが、Tsurugi 150はパワーが無いというかトルクが無いので、コーナー中にアクセルをオンオフしてもあまり影響が無かったが、ジェンマでは、不用意にコーナーでアクセルをオン・オフするとちょっとギクシャクして不安定になる。というのは、アクセルオンだと、車体が起きて、コーナーの外側に行ってしまい大回りとなる。対向車が来ると危ない。逆にオフするとインに入り込んできて、こけそうになる。まだ、ジェンマの操縦に慣れないという事もあるのかもしれない。

足位置は、ちょっと前方に座って、足を伸ばして乗る感じだ。メットインが大きく膨らんでいるため、そこにちょうどふくらはぎが当たる感じで、足がふらふらせずに良い。

風の影響は、フロントにシールドが無いため、やや大きい感じはする。だが、リード110では座ったようなライディングポジションだったため、風の影響をもろに受けて、60km/h程度も出すと、体が風圧で後ろに持って行かれそうな感じを覚えた。しかしもジェンマはそこまでの事は無かった。

35km程度走って自宅に戻ると、旭風防から出ているジェンマ用のシールドが届いていた。ロングを頼んだのだが、あまり大きくない、
 裏には、両面テープが貼り付けてあった。
 こんな感じで乗せて両面テープで留める。高速道路での風の影響を考えると両面テープのみで留めるというのはちょっと心配ではある。
しかし、ユーザのレビューでは、高速では効果があるとという。まだ取り付けないが、ハンドル周りの部品取り付けが一段落したら、試してみよう。

もっと、乗ったり、弄ったりしたいが、明日から、出掛けなければならない。1月3日までは、お預けだ。たまらんなぁ。